作家ごはん
福澤徹三
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刊行日 2021/11/16 | 掲載終了日 2021/11/15
ハッシュタグ:#作家ごはん #NetGalleyJP
内容紹介
お取り寄せ絶品料理で作家道。
―美味しくわかる! 小説のきほん―
書かない作家の晩酌につきあわされる新人編集者の悲喜こもごも。
作家×編集者=グルメ小説!?
新人編集者の和真は原稿依頼のため「書かずのチクリン」の異名を持つ作家、竹林賢一郎宅へ通う。しかし毎回ごまかして、和真を晩酌につきあわせる竹林。そこへ作家志望女子・ひなが押しかけ事態はややこしく……。竹林のお取り寄せ絶品料理を満喫しつつ、原稿の催促を続ける和真を見舞う、最大のピンチとは?
新米編集者が隠居同然の作家とたべるおとりよせ飯。
ドラマ化でも人気の『侠飯』著者による、エンタテインメント・グルメ小説!
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★★★★★
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★★
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784065260760 |
本体価格 | ¥640 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
一人暮らしで、なかなか執筆を受諾してくれない老作家に、新人編集者が自宅にお願いに行くと、美味しいお取り寄せとお酒をご馳走してくれる。これに、若い駆け出し新人女性作家も加わり、小説の書き方談義に花を咲かせる。取り寄せたことのある食べ物もありニヤけながら読む。次々紹介されるお取り寄せは深夜のテレビショッピング以上の誘惑。要注意です。
最後の原稿、すごくおもしろそう。読みたかったです。
美味しそうなお取り寄せグルメが次々と出てきて、あれもこれもお取り寄せしたくなりました。
書かない作家 竹林が一番最初に、新人編集者 和真に振る舞うお取り寄せグルメの中で、「京都山田 金ごま油」が出てきて、竹林センセイとは舌が合う!と思い話を読み進めました。
グルメだけじゃなく、小説、小説家についてもとても面白く語られ、あっという間に読了していました。
竹林センセイがおすすめしていた、小説も読んでみたくなります。
お腹が空いてお取り寄せしたくなるし、小説家についても知ることができて二度三度美味しい一冊です
新人の編集者である和真は原稿依頼のため「書かずのチクリン」の異名を持つ作家、竹林賢一郎宅へ行くが
毎回はぐらかされて晩酌につきあうことに・・・というお話
出版業界の悲喜こもごもが垣間見えるが何といっても美味しそうな食材料理が満載で読みながら
お腹が空いてします作品です
しかもお取り寄せ出来そうなものばかりでたまりません!
「書かずのチクリン」の異名を持つ作家・竹林、竹林の担当となった新人編集者・和真、駆け出し作家・ひなが、お取り寄せご飯を食べつつ作家や小説について話すおはなし。
文字からでもわかるお取り寄せご飯のおいしそうなこと。お腹が空いてくる新感覚の飯テロ本という感じでした。このまま飯テロ話で終わるのかと思いきや、小説の話や作家の話などもまざってきてどんどん読み応えが増していきます。
ここで終わるの!あと5ページ、編集長がぐぬぬ言うところまで読みたいのに、ここで終わる勇気!チクリンのドヤ顔幻影が見えました(笑
任飯シリーズは欠かさず読んでいますが、期待通りやはり本作も涎が出る出る!お取り寄せフォーカスなのは、コロナ禍でも読者が楽しめるようにって優しさもあるのかな。
福澤先生、Iターンのときから思ってたけど北九州のご出身なのかな…って思って検索したら、作者近影…柳刃兄ィ…(*⁰▿⁰*)
お取り寄せ用のメモ取りながらもう一回読みます!読ませていただきありがとうございました!
グルメ小説にして、作家道を指南する二度おいしい小説!
“書かずのチクリン”の異名を持つ竹林賢一郎に果敢にアタックする新人編集者・和真の奮闘ぶりに、作家志望のひなが絡み始めたあたりから、3人のトライアングルががっちり組まれる。
毎回毎回の宴のなんとも言えない旨そうなお取り寄せ絶品料理に内心悶えつつ、食べながら、和真、ひなの両者からの質問に作家としての立場から発せられる的確なアドバイスやヒントに首肯しつつ、わくわくしながら読みました。
竹林の、和真最大のピンチへのさりげない、けれども最高のフォローはみごと!
ひなの今後、和真の編集者としての成長、できれば竹林の小説も取り混ぜた続編あるいはシリーズをお願いしたいです!ガブちゃんにもまた会いたいですし!
『居酒屋ぼったくり』のような料理の蘊蓄が並ぶ作品を期待したのですが、魅力的なお取り寄せ品情報に加え出版界の業界まで描かれており期待以上に作品の世界に入り込みやすく面白く読ませていただきました。最近読んだ知念実希人さんの作品も著者のミステリーに対する世界観がストーリーの合間に滔々と展開されていましたが、最近こうした作品が読者うけするのでしょうか?僕はとても好感をもって読ませていただきました。是非続編も読みたくなる作品でした。読ませていただきありがとうございました。
おいしいご飯のことがメインに描かれているかと思いきや、本や出版業界のこと、文豪たちについても描かれていて、食べる・飲む・読むが大好きな私にピッタリすぎる内容だった。作中に出てくるお取り寄せグルメはどれもおいしそうで、空腹時に読むと危険な飯テロ本。なかなか書かないベテラン作家の竹林、新人編集者の和真、作家志望のひなのやり取りも楽しくて、ページを繰る手が止まらなかった。一章一章が短めな連作短編集なので、おいしいものは好きだけど読書は苦手だという人におすすめ。個人的にホラー系は苦手なのだが、読まず嫌いせずに、紹介されている本も読んでみたくなった。3人の今後も気になるので、続編が出るならぜひ読んでみたい。
本と美食の話をしに集いませんか?
おいしいものを食べて、文学を語る。どちらも好きな方にぜひお勧めしたいです。
書かずのチクリンと呼ばれし作家の実はものすごい哲学を一緒に学びませんか。
お財布の余裕がなくとも、料理の腕がなくとも、おいしいごはんは食べられます。コロナ禍で制限だらけのいま、お取り寄せで竹林先生のようにこころあたたまる食事が摂りたくなりました。
美味しそうなものばかり登場するので、出てくるたびに検索してしまいました!
もともとお取り寄せして食べたことあるもの、地元のものと知っているものが出てくると嬉しいですね。
読むべき文豪の作品リストは子どもに読むのを勧めてしまいました。
なんだか文章を書きたくなる作品です。
新米編集者のお仕事小説×お取り寄せグルメの一粒で二度美味しい一冊です。
出版業界の現状も興味深いですがプロの作家が説く実践的な小説の書き方指南本とこだわりのお取り寄せ食材のレシピ本としても一挙両得な本でした。
書かずの作家(竹林)と新人編集者(和真)そして小説家のタマゴ(ひな)が織りなす楽しさ満載のお話だ。
楽しさの一つ目はお取り寄せグルメの紹介。商品の単なる紹介だけじゃない。使用したレシピや食べ方・飲み方などアレンジも詳しく教えてくれる。
二つ目は読書案内だ。今作はひながホラー小説家志望ということで、その関係の小説が多い(次作以降が楽しみ)。すでに評価された古典で読む価値はある。しかも無料サイトで読めるものもあるのだ。
三つ目は和真が体験する出版界の事情と竹林のひなへの小説作法指南だ。小説作法は実践的で説得力がある。竹林が言う「小説の奥義」や「孤独と退屈のちがい」は思わず納得してしまった。
美味しい食事と酒の肴を挟んで語り合うことの楽しさを余すことなく教えてくれる。僕はつい取り寄せてしまった焼酎片手に再度読み直している。
#作家ごはん #NetGalleyJP
『作家ごはん』というタイトルからしてグルメ小説だろうと思ったら大間違い。もちろんお取寄せグルメ盛り沢山でおなかはぐーぐー鳴りっぱなし。新米編集者が主役のお仕事小説でもある。大好きな本が出来るまでだけではなく、作家という職業のお仕事小説でもある。作家がどのように物語を紡いでいくのかがとても興味深い。淡い恋愛も発生するし、お勧めの小説リストも嬉しい。とにかく楽しさ満点の1冊だった。