ミレニアル・スタートアップ
新しい価値観で動く社会と会社
裙本理人
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刊行日 2021/10/26 | 掲載終了日 2022/05/10
ハッシュタグ:#ミレニアルスタートアップ #NetGalleyJP
内容紹介
セルソース株式会社代表取締役社長
創業3年11ヶ月でマザーズ上場。 創業6年の2期目で時価総額1000億円超! (2021年7月現在)
注目の再生医療スタートアップが大切にしていること。
それは、それまでのベンチャーとは明らかに異なる、ミレニアル世代の価値観だった!
では、その価値観とは?
若い世代を率いる次世代リーターの条件とは?
本書は、ミレニアル世代の起業家が語る、新しい経営論です。コロナ前からすでにスタートしていたアフターコロナの起業の仕方、働き方、生き方がここにある。
『彼らは未来のGoogleになる』
<著者について>
裙本理人(つまもと・まさと) セルソース株式会社 代表取締役社長CEO。
1982年生まれ、兵庫県出身。2005年神戸大学発達科学部卒業。同年、住友商事株式会社に入社しロシア・北米地域の木材資源関連ビジネスを担当。2007年よりロシア サンクトペテルブルグ大学にロシア語学研修生として留学。その後、極東のプラスタンにて、ロシア最大級の木材加工工場立ち上げプロジェクトに従事。商社の最前線でさまざまな情報に触れる中で、これからの社会における医療の可能性と必要性に着目。その中でも臨床の段階に進み始めたばかりである再生医療の分野での挑戦を決意。
2014年、再生医療等安全性確保法が施行されるタイミングで住友商事を退職し、再生医療関連の事業をスタート。2015年、セルソース株式会社を共同で立ち上げ、代表取締役に就任。
2019年、創業3年11ヶ月で東証マザーズ市場に上場。真に社会から必要とされる事業創りに邁進している。趣味はトライアスロン。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784502403019 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
私や著者の世代を「ミレニアル世代」、さらにその下には「Z世代」、私たちから見て上の世代には「デジタルネイティブ世代」がいる。その世代ごとに大まかに見ていくと考え方・価値観は異なるのは当然である。というのは物心がついた頃から育った環境・社会状況などが大きく異なるためである。ではそのような中でミレニアル世代はどうなのか、その考え方と行動を示しているのが本書と言える。
ミレニアル世代ではありませんが
参考になることがたくさんありました。
「自分なりの幸せての定義を決める」
「応援と共感」
「ギブアンドギブ、貢献、シェア」
この3つが今後の自分にとって必要だと感じました。
特にいくつかあるワークのうち
「自分にとっての幸せと成功を定義しよう」は
これまで漠然とした「幸せになりたい」から
どうなったら自分は幸せなのか、成功したのかが
具体的になり、書き出すことで可視化できました。
3つの自由
・経済的自由
・空間的自由
・人間関係の自由
を手に入れるために、今日からできることを
始めていきます。
ミレニアル世代とは、1981~96年の間に生まれた世代のことを指す。
この期間には、情報通信機器やインターネットが急激に普及したそうで、ミレニアル世代はそんな環境の中で育ったデジタルネイティブでもあるらしい。
著者と私は、その世代の人間だ。
彼はさておき、私はデジタルネイティブではないかもと思いつつも、同世代の彼の価値観や仕事に対する理想には共感する点が多くあった。
しかし、それ故、新たに得ることは少なかったな、とページを閉じようとした、その瞬間気が付いた。
今の自分は日々の業務に追われて、理想の実現どころか、そもそもそれ自体を忘れているではないか!
人間は忘却の生き物だ。大切に思っていることでも、何もしなければあっという間に忘れてしまう。
何とも思っていないことならなおさらだ。
本書は、理想を実現するための「ミレニアル・シンキング」という思考方法を示してくれている。
何度でも読み返し、細胞レベルまで叩き込こむことにしよう。
ミレニアル世代って何歳くらいなんだろう。それくらい知識がほとんど無い状態だったが、筆者の裙本理人氏が私と同じ世代ということもあり、試しに読んでみようという軽い気持ちで読み始めた。
はじめは、起業するにあたっての指南書や自己啓発本に近い印象を持った。でも、友人の体験談を聞いているかのような親しみを感じさせる文章はとても魅力的で、あっという間に最後まで読み終えてしまった。彼の考え方はとてもフラットで、これまでギブアンドテイクが当たり前だと思って生きてきた私にとって、ギブアンドギブという考え方に少し驚いてしまったし、これまで見返りを求めてばかりの人生だったのかと、自分のことが少し馬鹿らしく可笑しく思えた。
本作はこれから新しく何かを始めようとする人だけでなく、現状に不満を抱いている人にこそ読んでもらいたい。他人に求めてばかりの概念から解放されて、きっと生きやすくなるはずだから。
世代ではない人にとっては、彼の主張はきっと、
受け入れがたいことなんだと思う。
「そうは言っても」、「できるんだったらやっている」し、
そもそも地頭が違うよねって言いたいし、実際そうだと思う。
思っただけの人はたくさんいるはずだ。
でも、まだ社会の構造が適応していなかったとか、
そんな風に思うことすら許されない風潮だったとかで、
心の奥の方に押し込めてしまい込んで、いつしか忘れていった気持ちたち。
だから読んだ時に抵抗があるんだ。ついぼやいてしまいたくなるんだ。
私の働いている会社にもこの4月に新入社員が大勢入社してきた。
教える立場にあるので、この本を読んでよりよい会社を
彼らと創っていきたいと強く思った。