倉橋惣三物語
上皇さまの教育係
倉橋燿子・倉橋麻生
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刊行日 2021/11/22 | 掲載終了日 2021/11/09
ハッシュタグ:#倉橋惣三物語 #NetGalleyJP
内容紹介
上皇陛下の幼少期に教育係を務めていた教育者・倉橋惣三。
子供の自発性を重視し、可能性を信じた惣三の、波乱万丈の生涯を描く
「近代幼児教育の父」「日本のフレーベル」とよばれる倉橋惣三は、大正期から昭和にかけて活躍した教育者。
昭和3年より合わせて6年間にわたり、昭和天皇皇后両陛下に御進講を行い、その後、皇太子殿下(現在の上皇陛下)の教育係として2年間、出仕した。学生時代から幼児教育に興味を持ち、やがて教育者となった惣三は、常に「子どもの友達」であろうとし、幼児教育の改革を次々行っていく一方で、息子との関係に悩む一人の親でもあった。
小説家・倉橋燿子氏と、娘の麻生氏が、遺された日記をはじめとする貴重な資料から、倉橋惣三の素顔とその理念に迫る。実話をもとにした感動の伝記小説。
※史実に基づき、一部創作を加えた伝記小説作品です
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おすすめコメント
・倉橋惣三氏は、運動が苦手で不器用、引っ込み思案な少年でした。そんな惣三氏が、なぜ「近代幼児教育の父」とよばれる教育者になったのか?
鍵をにぎるのは、「人との出会い」です。
・運動が苦手で不器用なのは、大人になっても変わりませんでした。
幼かった現上皇さまとの微笑ましいエピソードも描かれています。
・大人の思う型に子どもをはめこむのではなく、子どもの中に入っていく。
子どもに学ぶ。子どもの中に眠る可能性を信じる……。
こんな惣三氏の教育が、今こそ求められているのではないでしょうか?
子どもにかかわっている方に限らず、すべての方に読んでいただきたい一冊です。
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出版情報
ISBN | 9784065258293 |
本体価格 | ¥1,800 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
ドイツ幼児教育を研究し、お茶の水幼稚園の主事として、新しい指導法の導入や子供らしさを大事にした教育に情熱を注いだ倉橋惣三氏。明治時代中期から昭和中期にかけての伝記物語を彼の孫の妻と曾孫娘が綴る。筆者が児童書籍を多く手掛けていることもあり、平易な文体で、年齢問わず楽しめる。
倉橋惣三。寡聞にしてこの人のことを知らなかった。フレーベルという人についてもあまり知らなかった。たくさんの、彼の人生に深い影響を与えた人々との関わりや出来事、激動の時代背景とを軸に、わかりやすく描いた感動的な作品。
実直で、情熱的で、物事を深く考える人だったのだと思う。何より子供目線で全てを考え、そして時代が招いた圧力にも屈せず、自分の考えを信じて生き抜いた人。自らも一人の親として葛藤しつつ、日本の幼児教育を牽引した人物だということがわかった。キンダーブック、は彼が編集したものだった。まだその概念も仕組みも存在しなかった日本に、幼児教育を導入し、お茶の水幼稚園の主事となる。日本の幼児教育、幼稚園の在り方について研究し、戦った人。わかりやすく、特に人間関係に物語性を持たせ、心情を描いているので、誰にでも読みやすく、子供に関わる人全てにおすすめできる。