これでは数字が取れません
望月拓海
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刊行日 2021/09/15 | 掲載終了日 2021/09/14
ハッシュタグ:#これでは数字が取れません #NetGalleyJP
内容紹介
メフィスト賞作家・望月拓海が次に描くのはテレビ業界!
光、そして闇が溢れる「放送作家」の世界で少年たちは悪戦苦闘し夢を見る
「この国で一番稼ぐ放送作家になれる。オレたち二人なら――」
伝説の放送作家、韋駄源太。彼が率いる作家集団《韋駄天》の新人採用試験で、番組作りへの情熱は誰にも負けない元ヤン青年・大城了は、超あがり症の企画作りの天才美少年・乙木花史と出会った!
パワハラ、過重労働……夢だけじゃなく闇もあふれるテレビ業界を舞台に、熱くて笑えて、最後に泣ける、お仕事エンタメ開幕!!
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おすすめコメント
テレビ業界を舞台にした「青春」「お仕事もの」「エンタメ」小説です。
題名は元放送作家のミステリー作家・望月拓海さんが実体験した叫びです。
華やかな業界の裏側で、汗をかいて頑張っている人がいる。そこには喜劇も悲劇もある。主役は二人の男の子コンビ。
一人は喧嘩最強の元ヤン青年・大城了。
もう一人は、人前ではしゃべれないけど企画の天才な美少年・乙木花史。
互いの欠点を補いあう二人が、夢に全力で突っ走る。
これは「叫び」のお話です。
お楽しみください!
――担当編集より
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出版情報
ISBN | 9784065250006 |
本体価格 | ¥800 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
ウッソー!!マジか!?
ラスト10頁で天を仰ぎました。後から目次を見て…オオゥ…そうきたか。
展開が早いし面白いし、どんどんページを繰っていってたら「えっ!そんな仕掛けあった!?」って伏線を探して戻ること多々。
そしてこの終わり方…ねぇ、続編があるんですよね?幽霊より怖いよ、パンダくん。次作も必ず読みます!
読ませていただき、ありがとうございました!
放送作家は当てたらデカイけど、人脈、能力、コミュニケーションスキル、などなど超えなければならないハードルを達成しなければ、99%が夢敗れて去っていく世界。 後、なんと言っても運! こればかりは時勢に乗れるか、仕事降ってもらえるか、など時には下ネタ付き合いの男社会なのを痛感。 根性ある若者と一見弱そうな若者バディが、恐れを知らずに突き進んでいく様は読んでいて爽快だった。
文章のテンポが良くスラスラと読み進め、あっという間にもんじゃを食べるシーンになっていました。了くんも花史くんもどっちのキャラクターも好きになります。直江さんや韋駄さんもすごく魅力的でイメージがありありと浮かんで、映像化されたら面白そうだなと思いました。自分の仕事の才能と周りのそれを比べてしまう所や、関係する人達に助けられたり助けたり、悔しさや喜びなど働く人達が共感する所が沢山あると思います。
ちょうど芸人さんの解散報道がされている時期だったので、相方同士の遺恨ビンタのシーンは涙しました。泣けたり共感したりまた頑張ろうと思える小説でした。続きが気になります。
テレビを見ないので分かりませんが、業界の理不尽さは何となく理解できます。
理想に燃える若い人たちが潰されていくイメージ。
主役の二人のキャラが際立っていて、冒頭からぐいぐい引き込まれました。
中の人たちの実態はもっと厳しいとは思いますが、希望の光も見いだせます。
一つの番組で「数字を出す」ことにこだわり続ける韋駄の生き方にも納得できました。
著者の作品は初めて読みましたが、痛快ですね。一気に読了しました。他の方も書いていらっしゃいましたが、早く続編が読みたい、まだか、まだか、と催促したい気持ちです。主人公のふたりは足りない才能を補い合うというよりは、大城と花史だからこそなし得る凄みみたいなものを感じますね。読んでいて、ワクワクしました。読む機会をいただき、ありがとうございました。
楽しい、夢を与えるコンテンツだからと言っても綺麗事ばかりではない。
どのジャンルでも同じだと思うが、何かを生み出すというのは楽しいことや嬉しい事ばかりではなく、むしろ生みの苦しみや悩みが多い。おまけに大人の事情もある。
本作では大城の視点でテレビ業界の裏側が描かれる。日本一の放送作家を目指す出世物語というところだろうか。
大城の意気込みを感じさせるスピード感ある筆致にサクサクと読み進んだ。
元ヤンの主人公・大城は花史と真の相棒になれるのか?
様々な試練を乗り越え、見る人を幸せにする熱い番組は作れるのか?
花史の秘密は?
憧れの作家の素顔は?
謎を残したまま終わってしまったが、きっと次巻では大城がさらに成長を見せ、ガツンと熱い企画を通してくれるはず。
楽しみにしている。
ブラック企業の青春お仕事小説!と思ったら、そうだった。けどそうじゃなかった。放送作家ってこんな仕事なんだ、とか大変だな。とか色々あるけど、やっぱり熱く仕事をしている人たちがいて、がんばれ!と熱い思いで終わると思ったら。
え⁉︎これで終わる⁉︎とびっくり仰天しました。怖い…。そして続きが知りたい…。
テレビ番組の裏側とか全然知らなかったけれど、詳しく描かれていて、すごく面白かったです!
熱い想いを持った主人公と、何か影がある天才肌の同期の男の子。
良いコンビだし、どんどん成長していく姿もよかった。
まだ続きそうな終わり方で気になるなあ。
番組作りへの情熱は誰にも負けない元ヤン青年・大城了と、超あがり症の企画作りの天才美少年・乙木花史の運命の邂逅。相棒の才能に嫉妬したり、一人で何とかしようとして空回りしたりしながら、番組を作り上る上で大切なことを学びながら、熱い言葉で周囲の人々の心を揺さぶってゆく、そんな彼らの熱い奮闘ぶりをまた読んでみたくなりました。
放送作家を目指す元ヤンの主人公があがり症の企画の天才と作家コンビを組み、番組制作に奮闘するお仕事物。コワモテ役者、夢破れた先輩、横暴な大物放送作家らと関わり嫉妬やプライドや諦念に悩む。番組企画を通して変化してゆく人々の群像劇でもある。小説内の番組企画も面白い。
テレビの裏方ではあるもののとても大切な企画をしていく放送作家さん。
なかなかこの仕事について詳しくお目にかかることはないので新鮮な気分で読めました。
了と花史のコンビはとてもよかったです。それぞれのコンプレックスを補いながら二人で活躍していく様はとても痛快でした。
了と花史は、自分達が心からおもしろくて感動すると思える番組を作れば、クライアントも納得するはずと信じて突き進む。
でも才能の壁にぶつかったり、思うようにいかずに落ちこんだりすることもある。
そんな中であっても、力を貸してくれる人や、信頼して仕事を任せてくれる人がいて、それは了と花史の情熱や仕事ぶりがあったからこそできたつながり。
まだまだヒヨッコだけど、信じたものを貫くふたりの姿は応援したくなること間違いなし。
お仕事小説。今回の職業は放送作家。TVはあまり観ない私だが、かなり興味深い職業を知る事が出来た。熱い思いをたぎらせた沖縄出身の元ヤン野主人公と、過去のトラウマから人前で喋れないパンダ帽子の相方が日本一の放送作家になる為に奮闘する物語。個人的にはパンダ帽子の相方君がお気に入り。小説家友脚本家とも違う放送作家。主人公の熱い思いに触れて一気に読んでしまった。ラストが意味深だったので続編を期待したい。