もしも動物と話せたら?
ジェイソン・ビッテル ケルシー・バゼル
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刊行日 2021/09/15 | 掲載終了日 2021/09/15
ハッシュタグ:#もしも動物と話せたら #NetGalleyJP
内容紹介
ことばを話すのは人間だけだと思っていますか? じつは、人間にわからないだけで、動物どうしもコミュニケーションをとっています。食べものを手に入れるため、おたがいに助け合うため、好きだって気持ちを伝えるため。動物たちがどのようにコミュニケーションをとっているのかを、イラストとともにやさしく解説します。
ことばを話すのは人間だけだと思っていますか? じつは、人間にわからないだけで、動物どうしもコミュニケーションをとっています。食べものを手に入れるため、おたがいに助け合うため、好きだって気持ちを伝えるため。動物たちがどのようにコミュニケーションをとっているのかを、イラストとともにやさしく解説します。
出版社からの備考・コメント
ケルシー・バゼル 絵/
松藤留美子 訳/
今福道夫 監修/
64ページ
ジェイソン・ビッテル 文/
ケルシー・バゼル 絵/
松藤留美子 訳/
今福道夫 監修/
64ページ
出版情報
ISBN | 9784759821369 |
本体価格 | ¥2,000 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
これは、世界を大々的に広げてくれる、生き物理解のすばらしい指南書です。
各ページ、隅々まで情報満載で、じっくりと楽しく読めます。
絵もコミカルで、個性と生命感に溢れていて、説得力があります。「わたしたちだって、わたしたちの生き方があるのよ」と、描かれたそれぞれの動物や昆虫たちがガンガンと主張してくる、そんな力のある絵です。
中には、ちょっと苦手だった生きののもいたのですが、ごめんなさい、理解の欠如だったのですね。
” こわい ”や” 気持ち悪い ”は、ある程度生理的なものかもしれないけれど、不思議と姿や、行動の意味を知ると、前のようには拒絶感がなくなっているのです。
みんな、いきてるんだな。それぞれの姿に生まれて、そして、あたりまえに一生懸命いきてる・・・
「もしも動物とはなせたら?」のタイトルは、なるほどこういうことかと納得しました!
人が話す言葉も動物の匂いも行動もゼスチャーも、時に電気も、すべてが何かを伝えるための言葉なんですね!
逆にわたしたち人間は便利な「言葉」というコミュニケーションツールに頼りすぎているかもしれません。言葉は、結局相手を理解するための一つの道具。それ以外にも、話していないことを、五感でやっぱり感じてるものです。興味を持つこと。これが、コミュニケーションの最大の力かも。(わたしも、子育ての頃には赤ちゃんのこの顔は” うんちしてる顔 ”ってすぐわかりましたもの。他の人はわからなくてもね。)ありがとうございました。
なるほど「ことば」というものは、コミュニケーションのツールのひとつに過ぎないのですね。
ことばより、よほど豊かなたくさんのやり取りをしている動物たちの発信能力には、驚きの連続です。
そのことばをうまく使えばよりよく築ける関係があるのに、今のわたしたち人間は繋がることより、排除したり、攻撃したりすることに汲汲としているように、まま感じられます。世界の分断しかり、格差しかり。
動物たちのコミュニケーションは、いわば生き抜くための必死で切実な行動。
命というものはかくも前へ前へ、淀みなくつなぎ続けるために、伝えあったり、アピールしたり、脅かしあったり、なんとも愛おしいものだと感じました。
翻訳絵本。
しかしページをめくって絵本と呼んでいいものか迷う。美しい色彩で彩られた、知っている動物や見たこともない動物たちが、いかにわかりあうか、コミュニケーションをとるか、意思の疎通をはかるか、そんなことを、話す、という言葉でまとめている。
絵本を超えた情報量。
この凝ったつくりからして、「話す」という言葉をタイトルに折り込んだのもひとつのたくらみであると思えてくる。(原書でもtalk)
なぜなら、話す、といえばわれわれは、言葉を使って理解し合うという行為をまず想像するからだ。
それだけではないんだよ、人間だけが動物ではないんだよ、という声が聞こえてくる気すらした。すこしうがちすぎだろうか。
絵が多いので子供には読みやすいのではないかと思った、と一読した14歳は申しておりました。
ヒトとは異なるやり方でいきている、ヒト以外の生き物。
言葉を操って相互理解に四苦八苦実際つづけているわれわれを思うと、進化、てなんだろうと思わせられる。脳が発達し高度な文明を生み出したヒトは、国が違い、言語がちがうだけで、ここまでわかり合うことができないのに。これは進化と引き換えの本能の退化、で説明がつくのだろうか?