準備していた心を使い果たしたので、今日はこのへんで
ホン・ファン
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刊行日 2021/08/03 | 掲載終了日 2021/08/16
ハッシュタグ:#準備していた心を使い果たしたのて今日はこのへんて #NetGalleyJP
内容紹介
心が折れたり、ズタズタになった人へ
忘れないで、
僕らはけっこう
カッコいいよ。
韓国発! ゆっくり、じっくり、〝自分らしく〟生きるための手引書
【目次】
第1章 わかってるよ、自分が冴えないってことぐらい
第2章 夢なんてないですよ、遊んで暮らせればいいなぁ
第3章 今日は、味方がほしい
第4章 忘れないで、僕らはけっこうカッコいいよ
【本書より】
“ああ……なんでもっと早く逃げなかったんだ……”
「僕は20代までは、明日のことなど考えず一瞬一瞬に自分の持てるすべてを注いで燃焼させるような、超新星のような生き方に憧れた。しかしいまは、ゆっくりでも自分の時間をじっくり積み上げていくほうがずっとカッコいい生き方なのではないかと思うようになった。だから今後は、魂を枯渇させる状況はできるだけ避けようと思う。そうはいってもやむを得ないこともあるだろうけど、それでも死力を尽くして逃げてやる」
【著者紹介】
ホン・ファン
大学の哲学科中退後、漫画のストーリー作家としてデビュー。2009年から現在までIT企業でゲームのシナリオを執筆している。初対面の人との酒の席は怖いが、1対1でカフェで会うのは好き。ソウル近郊で4歳年上の妻と17歳になる老猫と暮らす。
出版情報
ISBN | 9784594088392 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
エモい。訳も上手い。好きな事をやっていればお金はついてくると教えた先生は罪深い。大人になって自意識を飼いならせるようになった著者から学べる若者は多いはず。しかしブラックな労働環境はなんとかならないのか。善良で礼儀正しく思いやりがあるからこそ、いい伴侶に会えて、孤独を癒せて良かった。死ななくて良かった。
【準備していた心を使い果たしたので、今日はこのへんで】
表紙みて読んでみたいなと思い、手にことに。
エッセイ?日記?のような感じで、
あまり得意ではなかったが、内容が共感できることが多くて、楽しく読めました!
一部紹介します。
「固定給がもたらす安心感」
フリーランスで仕事をしてきた著者にとって固定給が当たり前ではなかった。
だからこそ、その後、サラリーマンになって固定給になったことが感動したという話でした。
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「有名人になるということは、自分への好意と反感の総量が飛躍的に拡大すること」
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「本が嫌いな人間はいない」
読書中に絡んできて嫌味がいう人間がいた。そいつにその本の面白いところを見せたところ、友達にすすめるぐらい本人がハマっていた。
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「闇をみた人の優しさ」
闇を知る人間は、やさしい人が多い。
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「残業のメリット」
普段感じることのないふとした幸せを感じられる。
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「ビラをもらうか、もらわないか」
ビラをなぜもらうのか?もらわないのか二通りの人間がいて意見を交えるとどちらも相手の意見を尊重して実行していた。
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2回目ですが、割とエッセイ?日記?的な本は読まないのですが、なんか共感できることが多く、楽しく読めました!
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この本からは、著者のこころが繊細であることがひしひしと伝わってきました。韓国のひとも日本人の社畜と呼ばれるひと同様に、苦しみ悩んでいる。
日本でいうところの「燃え殻」さんを思い出しました。(彼も相当繊細な心の持ち主)
著者の、礼儀正しさや誠実さを大切にしているところに好感をいだきました。韓国にも悪質なクレーマーはいるんですね。接客業を経験してきたからこそ、店員さんには親切にする。本当に、その通りです。
一生懸命に働く生き方もあるけれど、魂を消耗しつくしてまで働かなくてもいい。(リカバリーが大変だから)
輝けなくたっていい、特別じゃなくてもいい。そんなメッセージを、この本から受け取りました。