獲る・守る・稼ぐ 週刊文春「危機突破」リーダー論

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刊行日 2021/07/28 | 掲載終了日 2021/07/28

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内容紹介

『週刊文春』編集長からさまざまなドラマを経て、現在は編集局長として活躍する新谷学氏。文春オンラインの活況など、島耕作になぞらえたくなるような、ワクワクするその仕事人生。新谷の変化・一番新しいネクストステップを知ることのできる一冊。

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おすすめコメント

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784334952600
本体価格 ¥1,600 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

文春砲の秘密がよくわかる、ジャーナリストの矜持を感じさせる内容だった。編集者を経て経営に携わる立場になったとき、守りの姿勢に立ってしまうことは普通といっていいように思う。以前言っていたことと違うじゃないかと上司に失望することはどんな組織にいても感ずることだ。でも[最後は俺が責任はとる」という上司の下で働けることはすごい。おそらく部下に要求するものも高いのだと思う。それでも期待に応えたいと働く部下が日々成長する土台を陰で作っていることにあらためて週刊文春の組織のすごさ、それを築き上げた新谷さんの覚悟を感じた。スクープされた人たちの人生を変えてしまう報道だけど,、善悪と言う基準だけで測れない週刊誌と言う媒体の怖さと限りないスクープを取る欲望に脱帽である。 
 週刊文春がさらに暴れん坊としてスクープを取り続けていくことに期待しながら、新谷さんを編集長としても迎えた月刊文集がどんな風に進化していくのか楽しみである。

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誰もが羨むことを鮮やかにやってのける人。
リーダー論、マネジメント、マーケティング論としてみてば、なぜこんなことができるのだろう、ということを、一つ一つ、座右の銘のように上げて説明を加えていく。なるほど、そうか、それは確かにそうだ、と思えるものばかりだろう。信頼関係、墓場まで持って行ける話などない(嘘はだめ)、職場の風通し。スクープの裏とり。怯まない。
同社から既刊の柳澤健氏の著書に新谷氏のことは散々出ててきていたのが記憶にまだ残っているが、同社がスクープしてきたたくさんの事例を実名を交えながら、どんな信念で動いているか、を示した本。
これだけ社会を動かすことができるには、中央にいる人間がまずぶれず、部下との信頼関係を築き、失敗から学ぶこと、やはりそれには強靭な精神力が必要なのだと感じる。

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スクープを追うとは言え下世話なものも多い週刊誌。
文春砲とも言われるスクープをバンバン打ち出す雑誌の編集局長のお話。
読み終えて若干色眼鏡越しに見ていたと反省。
組織の長としての心得は非常に参考になりました。(編集長以下現場メンバーへの任せ方などは素晴らしい)

稼ぐことができないと事業は継続できない。
政治家の国民を裏切る行為のスクープはありがたいが、芸能人の浮気とか不倫とかは個人的にはどうでもいい。
それをデジタルで記事売りすることでビジネスとして成立するのだ?と若干驚いたが、今までは本誌の購読料だけだったとすれば確実に上積みになるのは事実。雑誌の売上部数減少とクロスして全体売上を伸ばしているのであれば事業としては成功であろう。

昨今の政治家のしょーもないレベルの低い行動については非常に残念ではあるが、これらを牽制しより良い動きに変わるような影響力を持っていただけると幸いです。

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