沼で溺れてみたけれど
ひらりさ
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刊行日 2021/07/12 | 掲載終了日 2021/07/11
ハッシュタグ:#沼で溺れてみたけれど #NetGalleyJP
内容紹介
劇団雌猫・ひらりさ、初の単著
彼女たちはなにを失い、なにを得たか…?「普通じゃない幸せ」が見えてくるエッセイ集
キス1回に4000円の請求を受けた女、ひとりきりのパワハラ訴訟に乗り出した女、不倫相手のために5700万円のタワマンを買った女、夫ガチ恋だったのに激安シェアハウスで別居することになった女……普通に生きている彼女たちが溺れそうになった”沼”とは?
「浪費図鑑」編著者がこっそり聞いた「お金」と「欲望」の物語
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こちらの作品は発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿することはお控えください。
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作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 販売部>まで直接お問合せをお願い致します。
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784065228050 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
色々なことにハマっていく人達のお話。自分自身が何かに深くハマることがなく過ごしてきたので、沼で溺れている人達が不幸な面もありながら、結局幸せだと感じました。何事も経験しないとわからない、若いうちに色々経験しておくべきだったと感じさせられるお話でした。
「沼」で溺れた経験を持つ女性たちへのインタビューと著者の体験談が綴られた本です。「沼」と聞くと趣味に注ぎ込むイメージがありますが、この本では趣味や推しの話だけでなく、仕事や恋愛など生き方そのものの「沼」もあり、とても興味深かったです。
綺麗な表紙イラストのイメージどおり、女性同士でお茶を飲みながらお喋りをするような雰囲気を味わえます。それぞれのエピソードに共感したり驚いたりして、自分の経験も思い出しながら読み進めました。
どの女性も「沼」を振り返ってくよくよ後悔することがなく、その後の人生の糧にしているのが逞しく、清々しさすら感じました。
何かに失敗して落ち込んでいたり、ちょっと寂しくて誰かの話を聞きたい、という気分の時に読んだら、少し元気になれそうな本でした。
読んでいて色んな沼にハマっている人たちがそれぞれ大変でありながら(特に金銭的に)なんだかすごく生き生きして見えました。
オタクって身の回りにも結構いるんですよね。みんな推しがいるから仕事も頑張れるとかオタクの仲間と楽しそうに交流していたりしてちょっぴり羨ましくキラキラして見えました。