石を放つとき

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刊行日 2020/11/26 | 掲載終了日 2021/05/17

ハッシュタグ:#石を放つとき #NetGalleyJP


内容紹介

探偵マット・スカダー・シリーズ

待望の新作 + 傑作短篇集

エレインの知り合いが名前も知らぬ男から脅迫を受けていた。

老スカダーは単独で調査を始める……


堂場瞬一・解説

凝った構成も、あっと驚くどんでん返しもない。

しかし本作品は、何とも言えない味わいを残す。


【 本書収録作品 】

 夜と音楽と

 窓から外へ

 バッグ・レディの死

 夜明けの光の中に

 バットマンを救え

 慈悲深い死の天使

 夜と音楽と

 ダヴィデを探して

 レッツ・ゲット・ロスト

 おかしな考えを抱くとき

 ミック・バルー、何も映っていない画面を見る

 グローガンの店、最後の夜

 石を放つとき

原題:A Time to Scatter Stones

   The Night and The Music

   : A Matthew Scudder Novella

【著者紹介】

ローレンス・ブロック Lawrence Block

1938年、ニューヨーク州生まれ。20代初めの頃から小説を発表し、100冊を超える書籍を出版している。『過去からの弔鐘』より始まったマット・スカダー・シリーズでは、第9作『倒錯の舞踏』がMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長篇賞、第11作『死者との誓い』がPWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)最優秀長篇賞を受賞した(邦訳はいずれも二見文庫)。1994年には、MWAグランド・マスター賞を授与され、名実ともにミステリ界の巨匠としていまも精力的に活動している。

マット・スカダー・シリーズ

◆ 過去からの弔鐘

◆ 冬を怖れた女

◆ 一ドル銀貨の遺言

◆ 暗闇にひと突き(早川文庫)

◆ 八百万の死にざま(早川文庫)

◆ 聖なる酒場の挽歌

◆ 慈悲深い死

◆ 墓場への切符

◆ 倒錯の舞踏  (MWA賞最優秀長編賞)

◆ 獣たちの墓

◆ 死者との誓い  (PWA賞最優秀長編賞)

◆ 死者の長い列

◆ 処刑宣告

◆ 皆殺し

◆ 死への祈り

◆ すべては死にゆく(単行本)

◆ 償いの報酬

◆ 石を放つとき(単行本)

探偵マット・スカダー・シリーズ

待望の新作 + 傑作短篇集

エレインの知り合いが名前も知らぬ男から脅迫を受けていた。

老スカダーは単独で調査を始める……


堂場瞬一・解説

凝った構成も、あっと驚くどんでん返しもない。

しかし本作品は、何とも言えない味わいを残す。


【 本書収録作品 】

 夜と音楽と

 窓から外へ

 バッグ・レディの死

 夜明けの光の中に

 バットマンを救え

...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784576201870
本体価格 ¥2,500 (JPY)

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NetGalley会員レビュー

とにかく探偵マットスガターが良い。
新作とあったからシリーズ化されているのだと思うがわたしははじめて読んだけど読めば読むだけこの探偵が好きになる。とりわけ目立つお話ではないしびっくりするようなドンデン返しもでてこないけれどすごく心地がいい作品だと思う。他の作品も読んでみようと思う。

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ハードボイルドというので、暴力シーンが多いのかと思ったのですが、淡々とした語りにも関わらず豊かな感情がほとばしる感じで少し意外でした。しかも主人公がハードボイルドなのに高齢!そして本の構成も複数の短編と長編の組み合わせ。とても新鮮な本でした。そして文体も好みで翻訳も雰囲気を壊さず、とてもよいと思いました。

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大ファンの堂場先生が解説とのことで読みました。
訳がうまいのか、もとになった原書がうまいのか、たぶん両方なのでしょうね。
とても読みやすい翻訳物でした。翻訳小説は読みにいのが当り前と思っていましたが、これはかなりよいです。
会話文とそのほかの文の混ぜ方やタイミングのリズムが特によかったです。

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ローレンス・ブロックの名を聞くと懐かしい気がします。まだ、現役で本を出していたんだという印象が強いです。過去の作品と、それから新作も読めるという、この本はとても嬉しく感じます。ローレンス・ブロックが好きな人は読むのもいいでしょう。

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二見書房 ローレンス・ブロック著 田口俊樹訳 『石を放つとき』読み終わりましたので感想をお伝えします。

❁あらすじ❁
探偵マット・スカダー・シリーズ 待望の新作 + 傑作短篇集

エレインの知り合いが名前も知らぬ男から脅迫を受けていた。
老スカダーは単独で調査を始める……


✎文章の雰囲気など初めての感覚作品でした。
探偵マット・スカダーのシリーズとの事でしたが、初めて読んでもすんなり物語に入っていけました。500ページごえの長編でしたが、短編集だったので気づいたら終わってました。
他のマット・スカダーシリーズも読んでみようと思います。

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探偵マット・スカダーシリーズの短編&ショートショート集かと思いきや後半は長編だった。主人公探偵はこつこつと証言を集めて真相に迫ってゆくタイプなので会話が多い、というより会話主体で話が進んでゆく。薄暗いバーの雰囲気が思い浮かんでくる。

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