彼女が花に還るまで
石野晶
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刊行日 2021/05/13 | 掲載終了日 2021/05/05
ハッシュタグ:#彼女が花に還るまで #NetGalleyJP
内容紹介
第4回双葉文庫ルーキー大賞受賞作! 感涙必至のラブストーリー!!
大学生の谷村温人は、ある日、同じ大学に通う学生で、どこか花のような儚さを思わせる花守木綿子と出逢う。花見をしたり、ナノハナ畑を見に行ったりと一緒の時間を過ごすうち、徐々に木綿子に惹かれていく温人は、想いを伝えることを決意する。しかし、木綿子は決して人には言うことができないある秘密を抱えていた——。
切なくも温かく、そしてなにより美しい、唯一無二の愛を描いた落涙必死の感動作!
おすすめコメント
【著者紹介】
1978年岩手県生まれ。岩手県立伊保内高校を卒業後、2007年『パークチルドレン』(石野文香名義)で小学館文庫小説賞を、2010年には『月のさなぎ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞する。瑞々しい自然の描写と、繊細な感情の表現に定評がある。ほかの著作に『生者の行進』『水光舎四季』。
【著者紹介】
1978年岩手県生まれ。岩手県立伊保内高校を卒業後、2007年『パークチルドレン』(石野文香名義)で小学館文庫小説賞を、2010年には『月のさなぎ』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞する。瑞々しい自然の描写と、繊細な感情の表現に定評がある。ほかの著作に『生者の行進』『水光舎四季』。
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784575524666 |
本体価格 | ¥640 (JPY) |
閲覧オプション
NetGalley会員レビュー
花と見間違える雰囲気を持つ少女・木綿子との出会い。ゆっくり仲を深めていっても、漂い続ける明らかにされない謎。前半は恋愛小説として読みつつ、全体としてはおとぎ話のような印象も持ちました。話の後半は、泣かずにはいられません。木綿子の雰囲気と同じように、作品に不思議な魅力がありますね。
一人で生きようとしていた木綿子の葛藤、そんな彼女と真摯に向き合おうとする温人の決意、二人の想いが様々なことを変えていって、切ないけれどとても温かい想いが確かに受け継がれてゆく、素敵な物語だったと思いました。