ブランディングデザインの教科書
西澤明洋
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刊行日 2020/12/11 | 掲載終了日 2021/05/05
ハッシュタグ:#ブランディングデザインの教科書 #NetGalleyJP
内容紹介
企業経営に役立つ「ブランディング」と「デザイン」がこの1冊で一気にわかる!
ブランディング成功の秘訣とは──。
これからブランディングをはじめたい経営者やプランナー、ブランド全体をデザインしてみたいというデザイナーや学生の方に向け、100以上のブランド開発実績を持つブランディングデザイナー西澤明洋が「ブランディング」と「デザイン」の方法を徹底解説。
ブランディングにおいて重要視すべきは、マネジメント(経営戦略)からコンテンツ(商品や店舗、サービスなど)、コミュニケーション(WEBサイトやパンフレット、広告など)までが一気通貫しデザインされていること。
本書ではブランディングを経営戦略から考えるための思考フレーム「ブランディングデザインの3階層®」や、ブランディングプロジェクトの進め方「フォーカスRPCD®」など独自のブランド開発手法を実践例と共に完全公開。
"良い"だけでは売れない時代の企業経営に役立つ「ブランディングデザイン」について、デザインを使う側とする側、双方の視点を身につけ、ビジネスや経営に効くブランディングデザインの基礎知識が学べます。
西澤明洋:ブランディングデザイナー。1976年滋賀県生まれ。株式会社エイトブランディングデザイン代表。
「ブランディングデザインで日本を元気にする」というコンセプトのもと、企業のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行っている。「フォーカスRPCD®」という独自のデザイン開発手法により、リサーチからプランニング、コンセプト開発まで含めた、一貫性のあるブランディングデザインを数多く手がける。
主な仕事にクラフトビール「COEDO」、抹茶カフェ「nana’s green tea」、ヤマサ醤油「まる生ぽん酢」、サンゲツ「WARDROBE sangetsu」、賀茂鶴酒造「広島錦」、芸術文化施設「アーツ前橋」、料理道具店「釜浅商店」、手織じゅうたん「山形緞通」、草刈機メーカー「OREC」、博多「警固神社」、ドラッグストア「サツドラ」など。
著書に『ブランドをデザインする!』(パイ インターナショナル)『クリエイティブのつかいかた』(日経BP社)『新・パーソナルブランディング』(宣伝会議)。共著書に『ブランドのはじめかた』、『ブランドのそだてかた』(日経BP社)がある。
グッドデザイン賞をはじめ、国内外100以上の賞を受賞。BBT(大前研一氏代表)オンライン講座「ブランディングデザイン」講師やECOSYX LAB (紺野登氏代表)のアドバイザーを務める。そのほか、大学、企業などでの講演やセミナーなども多数行う。NHKworld『great gear』出演。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784756252524 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
結論「ブランディング=差異化」
一度「売る」というデザインから離れて、「伝える」という伝言ゲームを始めてみよう。
つまりマーケティングという市場観点から脱却して、一本のストーリーとしてブランディングを進めていくことだと解釈できた。
一歩引いた全体像の把握と一貫性がブランディングデザインの作り方のようだ。
教科書という通り、1時間目はブランディングとは何か?という問いから始まる。
2時間目は、ブランディングデザインの考え方として「か、かた、かたち」というディレクションによって方向性が決まってくること。
3時間目はブランディングデザインの進め方であり、「フォーカスRPCD」なるサイクルが最適なツールとなること。
4時間目はブランディングデザインの実践ということで、例になるのは、私の地元である山形にあるオリエンタルカーペット『山形緞通』である。
正直に、ここの例だけ切り取ってみても、かなりの情報量で参考になる。
そして、「このようにブランディングされていったのか!」と考えると、地元の人間として非常に興味深いものであった。
差別化とはまた異なる考えである差異化。
自社のブランディングに悩む人には最高の
1冊になるであろう。