働きアリに花束を
爪切男
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2021/03/19 | 掲載終了日 2021/05/12
ハッシュタグ:#働きアリに花束を #NetGalleyJP
内容紹介
『もはや僕は人間じゃない』(中央公論新社)『働きアリに花束を』(扶桑社)『クラスメイトの女子、全員好きでした』(集英社)
2021年2月~4月にかけてお送りする
爪切男怒涛の3か月連続刊行本の2冊目
【内容紹介】
仕事の数だけ出会いがあった。出会いの数だけ笑って泣いた。居酒屋、家庭教師、交通量調査、警備、清掃、イベントスタッフetc.
デビュー作『死にたい夜にかぎって』が話題となった著者が、これまで経験した数々の仕事と、そこで出会った“愛すべきクズ"たちについて綴った勤労エッセイ。
宙を舞うチャーハンを笑って眺めていた先輩、オナニーのやり方を知りたがる生徒、二人そろってミスをする双子の後輩、嫌われ者だけど頼れる社長、決別して音信不通の父親――人とかかわり、たどり着いたのは「まあ、いいか」なる境地だった。
おすすめコメント
著者・爪切男コメント
「働きアリの生態を調べると、本当に働き者のアリは2割だけで、あとの6割がたまにサボるけど結構働くアリ、残り2割はまったく働かずにサボっているアリなんだという。
面白いことに、全然働かないアリだけを集めると、そのうちの2割はちゃんと働き者になるらしい。
要はやるときがきたらやればいいってことかもしれない。
この本は人生も仕事もサボりがちな皆さんにこそ読んで欲しい「勤労エッセイ」です。
ずっと働き詰めの人はこの本を読んでたまにはサボることも覚えてください。
そして最近定年退職した私の父に最大級の感謝を。
一生働き者のアリであり続けたあなたがいなければ、この本は存在しなかった。」
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784594087579 |
本体価格 | ¥1,100 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
「私には、自分を叱ってくれる人の存在が必要だった。間違いを犯したときに、ちゃんと説教をしてくれる人がいる。それは何物にも代えがたい安心なのだ。」
飲みに行った店で店長に説教されたんだけど、後日その店にもう一度行って「前回はすいませんでした。ここでバイトさせてください。」って言えちゃうのが凄いわねぇ。自分に本当のことを言ってくれる人のそばにいたいという気持ちって、この人は人を見る目があるんだなぁって思います。子供の頃から苦労した分、人間の本質を分かってるんだろうなぁ。
誰かから愛される人であるということは、それを受け入れる心を持っていたということでしょ。放っておいたら天狗になってしまう自分のことを叱ってくれる人を慕うって、凄い人ですよ爪切男さんは。
久しぶりに面白いエッセイを読ませてもらいました。
知らない人と出会ったり、未知の体験をするのに、遠くへ行く必要なんてないのね。すぐそこに未知の世界が広がっているってことに気づかせてもらいました。