恋に焦がれたブルー
宇山 佳佑
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刊行日 2021/03/05 | 掲載終了日 2021/03/31
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内容紹介
あなたといると身体が焦がれて痛くなる。
あなたがいないと心が涙で痛くなる。
ロングヒット『桜のような僕の恋人』の著者最新刊!
切なく胸を焦がす、かけがえのない恋の物語。
靴職人を目指す高校生の歩橙(あゆと)は、同じ学年の青緒(あお)に恋心を寄せている。彼女はいつもボロボロのローファーを履き、友達も作らず、ひとりぼっちで笑顔を見せたことすらない。
歩橙はそんな青緒に手作りの靴をプレゼントしようと思い立つ。
「僕が作ります。あなたが胸を張って笑顔で歩きたくなる靴を」
不器用に、真っ直ぐに、恋する気持ちを靴に込めようとする歩橙。そのひたむきな想いに触れて、青緒も次第に彼に惹かれてゆく。
しかし二人を試練が襲う。彼を愛おしいと思う気持ちが、青緒の身体に耐えがたい痛みを与える不思議な病を発症してしまったのだ。歩橙の言葉が、愛情が、してあげることのすべてが、青緒の身体を焦がすように傷つけてゆく……。
「わたしはただ、好きな人を素直に好きって思いたいだけなのに。
ただありふれた普通の恋がしたいだけなのに……」
【著者プロフィール】
宇山佳佑(うやま・けいすけ)
1983年生まれ。神奈川県出身。脚本家、作家。
ドラマ『スイッチガール!!』『主に泣いてます』、ドラマ・映画『信長協奏曲』などの脚本を執筆。
著書に『桜のような僕の恋人』『今夜、ロマンス劇場で』『この恋は世界でいちばん美しい雨』などがある。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784087754551 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
不器用だけれど一途に大切な人を思い、夢を追い続ける歩橙と青緒の何とも皮肉な運命にはやりきれないものを感じてしまいましたが、それでも静かに変わらず相手を想いづけてきたからこそ迎えられた結末がとても彼ららしいと思いました。
普段恋愛小説をあまり読まない自分にとっては登場人物たちの夢や仕事に対する真摯な姿勢はある意味究極のお仕事小説のようでもありました。
そして大切なものを諦めないふたりの強さに今のこの世界に通じるものがあるようにも思えました。
映像が目に浮かぶような美しい物語でした。
それにしても桃葉ちゃん、本当にいい子だなぁ。