走れ、若き五右衛門
小嵐九八郎
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刊行日 2021/02/17 | 掲載終了日 2021/02/16
ハッシュタグ:#走れ若き五右衛門 #NetGalleyJP
内容紹介
釜茹でで有名な石川五右衛門。だが大盗賊を率
いるまでの足跡はあまり知られていない。
その若き悪人の青春を描くピカレスクロマン!
遠江に生まれた虎太は母親・右(ゆう)に女手一つで育てられていた。『論語』や『孟子』、算術や刀槍の使い方まで教え込む厳しい母だった。ところが15歳のときに転機が訪れる。家の近所で戦ごっこをしていたところを人攫いに遭ってしまうのだ。同じ境涯の少年たちと西へ向かって連行されていく虎太。人攫いの男たちは京阪から来た盗賊のようだ。天竜川や木曽川の難所を越えて盗賊の本拠にたどり着くと、人買いに売られるのではなく命を懸けた訓練が始まった。どうやら盗賊に育て上げられるらしい。虎太は母・右に鍛えられた勉学や身体能力によってめきめきと頭角を現していった……。
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
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おすすめコメント
石川五右衛門はそれこそ直接関わった豊臣秀吉をはじめ、織田信長や徳川家康などの天下人にも引けを取らない有名人。しかも天下人とは対極の大盗賊の頭なのだから、おそらく盗人では日本一有名ということになろう。
ところがその五右衛門、捕まるまでの経歴はほとんど知られていない。というか、幼少のころのことなどが分かる資料が皆無に等しいのだ。
歌舞伎などがその知名度アップに寄与しているのであろうが、そこまでの域に達した本人の盗人としての資質もものすごかったに違いない。
本書は五右衛門の盗人エリートぶりに思いを馳せ、組織の頂点に登りつめていく姿を描いた「ピカレスクロマン」なのです。
――担当編集より
販促プラン
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作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。
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出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784065224526 |
本体価格 | ¥2,050 (JPY) |