ミステリ仕掛けの英単語
桃戸ハル・原案 メディアビーコン・著
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刊行日 2021/03/11 | 掲載終了日 2021/02/25
ミステリー/サスペンス | ライトノベル | 趣味/実用
ハッシュタグ:#ミステリ仕掛けの英単語 #NetGalleyJP
内容紹介
●本書の特徴
The culprit is among us.
「犯人はこの中にいる」
This must be a murder made to look like an accident.
「これは事故にみせかけた殺人に違いない」
絶海の孤島で、吹雪の山荘で、孤立した集落で……
いつか事件に巻き込まれたときに使いたい、生き残るための英単語帳。
『ミステリ仕掛けの英単語』は、ミステリ調のショートショートを楽しみながら英単語が身につく新しい単語帳です。
謎を追うからスラスラ読める、推理するから単語が定着する!
名探偵になったつもりで、様々な事件を解決に導きましょう。
●著者紹介
桃戸ハル(原案)
東京都出身。『5分後に意外な結末』『5秒後に意外な結末』『5分後に恋の結末』(学研プラス)『5分後に意外な結末 ベストセレクション』(講談社文庫)などの「5分後に意外な結末」シリーズの編著や、『ざんねんな偉人伝 それでも愛すべき人々』『ざんねんな歴史人物 それでも名を残す人々』などの編集など手がける。三度の飯より二度寝が好き。
※お読みいただけるのは、刊行時の約半分程度の分量になります。
※校了前のデータにつき、刊行時には内容が異なる場合があります。
おすすめコメント
【特徴❶ おもしろさ折り紙つきのストーリー】
累計300万部突破の超人気シリーズ「5分後に以外な結末」から、44話を英訳。
物語のおもしろさは折り紙つきです。
ショートショートだから読みやすく、楽しく英語を学べます。
【特徴❷ ミステリな要素を含む例文の数々】
The victim was lying face down and bloody words were written on the floor.
「被害者はうつぶせで倒れており、床には血で書かれた文字が残されていた」
英単語を含む例文には、どれもミステリ風の味つけが施されています。
単調になりがちな英単語学習のスパイスとなることでしょう。
【特徴❸ 豊富なイラストで楽しく英語力UP】
物語や例文にはイラストが添えられています。
また、「犯行現場の様子」「探偵のひみつ道具」などの特集ページでは
テーマごとにボキャブラリーを増やすことができます。
出版情報
ISBN | 9784053051905 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
ミステリー風(ホラー風やSF風もあり)のショートストーリーが英語併記でたくさん載っています。そして,文章に出てきた単語の解説や用例も豊富で,読んでいると自然と勉強になります。文法が平易なのもよいところ。対象はヤングアダルト層でしょうか。私が若い頃に読みたかったなー。
大人でも楽しめる短いミステリーが22編。
見開きになっていて、右はミステリーが箇条書き、左に英訳・説明文、それも重要な単語は赤字。
次の見開きには、ミステリーの完結編。
で、さらに次のページには各単語の説明と例文。例文すらもミステリー仕立てです。
ページをめくるたび、謎解きやどんでん返しを楽しむと同時に、さらに英単語が学べる、お得な本です!
こんな手法があったのか!と、感心します。
赤シートがあったら楽しく単語が覚えられるし、飽きません!
出たらすぐに学校図書室で購入希望を出します!
本書は、タイトルの通り、ミステリーを題材にした英単語集だ。まず簡単なストーリーが英語で示され、その日本語訳が示される。このストーリーが面白いのだ。例文を読んでいると、まるでショートショートの小説を読んでいるように感じる。短い話ながらちゃんとオチがあるのである。中にはなんとなくオチが予想できるものもあるが、意外なオチにびっくりするようなものもある。続いて使われている単語が例文といっしょに示される。
別にミステリーファンでなくとも、受験生も本書で勉強すれば楽しみながら英語を学ぶことができるだろう。例文も英作文を行うときに大いに参考になるだろう。
目の付け所は面白いと思いました。5分後に意外な結末シリーズが元になっているということで、なるほどという感じです。ただ全編を通してミステリーではなくSF的な章もあり、用例をジャンル毎にまとめて欲しいと感じました。
ボリュームも倍くらいになるということで単語数もまずまず。あとは索引が充実していればよりベターですね。
ミステリ仕立てのショート・ショートに英単語を絡めるアイディアが面白い。英文難易度もおそんなに高くないのでスッと読めるし、英単語の選択もポイントを押さえているように思う。そしてなにより、ショート・ショートが面白い。ブラックなものやくすっと笑えるもの、そしてじわっと怖くなるものなどバラエティに富んでいておもしろかった。
ミステリーで使うような文章と英単語とをマッチングした単語帳。
個人的には著者関連として『5秒後に意外な結末』と絡めているのは面白いなと思いました。
個人的には『5秒後に意外な結末』を読んでいたので、「あの物語を英文に直すとこうなるのか」という別の楽しみ方もできたのがよかったです。
「ちょっと英語の勉強したいな」と思っているときにおもしろそうなタイトルを見つけたので読んでみました。
「名画の値段」というお話が印象的で、
貴婦人がゴッホの絵を売りに行って、
商売人が300ドルくらいですか?と聞くと
貴婦人は3ドルで売りたいと言う。
商売人は本物のゴッホの絵を3ドルで売りたいなんてどういうことかと疑う。
このゴッホの絵は、夫の遺品で、
夫の遺書には「このゴッホの絵を売ったお金をすべて愛人に」と書いてあった。
だから貴婦人は、3ドルで売って、と。
そういうことか〜。となりました。
あくまでも、遺言は守るんですね。
守るから、3ドルで売ると。
ちょっとシュールだったのが、
「I've been receiving anonymous letters that read "I'll curse you." However, the one on my birthday said, "I'll celebrate you."」
で、
"「お前を呪ってやる」と書かれた匿名の手紙が私のもとへ届くようになった。しかし、誕生日に受け取った手紙には、「お前を祝ってやる」とあった。"
です。
ゾワっとするお話が多い中で、
少しだけふふふとなりました。
単語が書いてあって、例文もあって、
ちゃんと英語の勉強が出来るのに
物語テイストになっていて面白かったです。
1つ目の話から私には怖くて個人的にはくじけてしまったのですが、
ミステリーが好きな生徒は楽しんで読めそうな本だと思います。
文例がどこまでもミステリータッチなので、
これを読んだ後なら有名な探偵ものも原書で挑戦できるようになれそう。
薦める相手は少し選ぶかもしれませんが、
ハマる子には楽しく読めて学びにつながる1冊になると思います。
ミステリー好きなので学習しやすいです。単語自体は知っているものが多いですが、単語毎の例文にある単語がわからず、別途辞書で確認していました。文章の和訳があるとはいえ、何故こちらの方が難しい?という気がしました。でもこれらの単語を覚えることで、ミステリー小説を英語で読むのが楽になると期待して頑張りたいと思います。
本作はミステリーの推理をしながら、英単語を覚えるというとてもユニークな単語帳である。なんといっても、とにかく眠くならない!それはきっと、試験に合格することを目的とした内容ではなく、寄り道しながら読み進めることが出来る「気楽さ」がこの本にあるからだろう。
わたしが高校時代に買った単語帳は3冊。どれもマーカーをひいたり、赤いレフィルシートを駆使したりして、単語を一つでも多く覚えるために眠くなるのを我慢しながら夜な夜な何往復も必死に読んだ。
だから、これまでは英単語を覚える本といえば一生懸命読むイメージが強かったのだけれど、本書は美味しいコーヒーを淹れて、寝る前の読書としてあっと言う間に読み切ってしまえた。
ダイエット中でも罪悪感を感じずに食べられるグルテンフリーのチョコレートブラウニーのように、読書を楽しみながら英単語も勉強しているという満足感を味わえるとってもお得な本作を、大人の英語学習者の皆さんにおススメしたい。