報復の密室

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刊行日 2021/02/22 | 掲載終了日 2021/02/21

ハッシュタグ:#報復の密室 #NetGalleyJP


内容紹介

島田荘司選 第13回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作! 

「できるなら過去に遡り君を守ってやりたい」

最愛の娘が大学のキャンバス内で自殺をした。薬学部教授の大日方敏夫(おびなた としお)は、娘の千佳(ちか)が死を選ぶはずがないと真相を探る。千佳は生前、母である優子に、付き合っている人がいると打ち明けていた。しかし、相手の詳細は知らされておらず、ミステリーの文学賞に応募していることだけを伝えていた。敏夫は付き合っていた相手が殺人犯だったのではないかと疑いを持ち、自身の遺伝薬理学の知識を使って犯人を特定することを思いつくーー。

密室殺人、理由不明の空き巣事件、犯人捜しの罠、ハウダニット的密室殺人、数珠つなぎに起きる事件にページをめくる手は止まらず、読み終えた後には家族の愛の物語に心を打たれる。

島田荘司選 第13回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作! 

「できるなら過去に遡り君を守ってやりたい」

最愛の娘が大学のキャンバス内で自殺をした。薬学部教授の大日方敏夫(おびなた としお)は、娘の千佳(ちか)が死を選ぶはずがないと真相を探る。千佳は生前、母である優子に、付き合っている人がいると打ち明けていた。しかし、相手の詳細は知らされておらず、ミステリーの文学賞に応募していることだけを...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※発売前作品のため、ネタバレや、読書メーターやブクログなど外部書評サイトで発売前にレビューを投稿
することはお控えください。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

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おすすめコメント

島田荘司選第13回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作!
島田氏は「現在最も期待される方向の知識の持ち主」と絶賛!!

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販促プラン

★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は    
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。      

★★

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784065227275
本体価格 ¥1,700 (JPY)

閲覧オプション

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NetGalley会員レビュー

まさかのトリックに驚愕!
愛娘を亡くした大学教授にさらにつらい疑いが告げられる。
娘は他殺の疑いがあるというのだ。犯人を捜すうちに時は流れて・・・
犯人を捜す中で愛する娘のことを実はあまり知らなかったということに
気付き始め、うちのめされながらも復讐を果たそうとする姿が
痛々しい。そして懸命さを増すほど、結末の衝撃度があがります。
家族への想いが突き刺さる渾身のミステリ。

1つ目は解けたんですけど、2つ目は参りました。

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最初からジェットコースターに乗っているようなテンポの良さ。
いったい誰か犯人なのかわからない。
登場人物はそんなに多くないのに、全員が怪しく思え、読みやすさにどんどん読みすすめ、眠れなくなるところでした。
図書室にぜひ入れたいです!

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『報復の密室』

大学生の一人娘が密室で自殺に見せかけて殺された。
大学教授の主人公が犯人を特定するためにとった行動とは…

一人娘を失った父親の手記のように物語が進んでいく…
両親の心情を思うと何度も涙が溢れそうになった。

愛娘を殺されたと知り、少しの手掛かりから自身の専門分野を使い犯人を特定しようと動きだす。
突拍子もない方法だと思ったが、娘を失った無念、犯人を見つけたいという執念がそうさせたのだろう。

そして、思わぬ事態…
報復の密室…

愛と推理と密室…
悲しい事実もあるのだけれど、最後は心が愛に満たされる物語だった。

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最初からぐんぐんハマってしまいあっという間に読まされてしまいました。
大学の教授である大日方敏夫が娘を殺され、自分がDNA検査などができる立場なのを利用し科学の観点から犯人を暴き娘の無念を晴らしたいというのがとてもよかったです。そのためにミステリーの賞を新しく作るなど、お金も労力もたくさんかけてる!すごいお父さん。
犯人はもしかしたら・・・・と思っていた人でしたが、その犯人を導く推理がとても面白かった。えっあなたが探偵役なの!?と。すごく楽しめました。

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