筋の良い仮説を生む 問題解決の「地図」と「武器」
高松 康平
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刊行日 2020/03/19 | 掲載終了日 2021/06/15
ハッシュタグ:#筋の良い仮説を生む問題解決の地図と武器 #NetGalleyJP
内容紹介
マッキンゼー×ビジネス・ブレークスルー
時間も経験もなくても、仮説→検証型の思考で
最適解を最速で導き出す。
大前研一氏推薦!
「本書は問題解決のナビだ。
何をどう考えたらよいか、迷子にならないための地図を示している」
本書の3つのポイント
1. 事業全体を俯瞰して課題を発見する
2. 経験がなくても筋の良い仮説を立てられる
3. ビジネスリーダーが現場で使える
問題解決の7つのステップと武器
[ステップ1]現状分析/獲得する武器1:こだわりを持って分ける
[ステップ2]問題認識/獲得する武器2:イライラ・キラキラを探す
[ステップ3]情報収集/獲得する武器3:事業部長の視点
[ステップ4]課題抽出/獲得する武器4:多くの情報をまとめる
[ステップ5]解決策の方向性/獲得する武器5:戦略の全体像
[ステップ6]アイデア創出/獲得する武器6:思いつきのアイデアを進化させる
[ステップ7]評価/獲得する武器7:冷静に選ぶ
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784023318687 |
本体価格 | ¥1,600 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
答えはシンプル、驚きの最終結論。
疑問に疑問で制し、堂々巡りを繰り返しては全く進展のない会議。
答えは簡単で、良い課題が見えてないからだ。
そもそも課題を見つけるための会議なんて馬鹿げている、と思うのは僕だけではないはずだ。
課題を見つけることは、問題解決となる筋の良い仮説を得ることでもある。
筋の良い仮説を得るには、「地図」と「武器」が必要であるのだ。
本書は、読者をスーツ会社の売り上げ立て直しに巻き込む構造。
「地図」と「武器」を手にし、ある意味で体験型であり、ロールプレイング型でもある。
問題が顕在化し始め、読者はいつの間にか自分のビジネスや会社に置き換えている。
ステップはわかりやすい。
・現状分析
・問題認識
・情報収集
・課題抽出
・解決策の方向性
・アイデア創出
・評価
悩みに悩むビジネスパーソンにとって打って付けの内容やツールに特化し、惜しみもなく「良い課題」への突破口を露呈している。
個人的には第4章からの情報収集がまさに自分が今、向き合っている内容であった。
問題解決へ向けて、最終結論の第一歩はすごくシンプルなことに驚愕であった。
中小企業診断士などに見られるビジネス知識の多少は要するが、必要な人にはまさに救いの一冊になりそうだ。
問題解決はビジネスマンとして働いている限り裂けて通れないものであるが、企業規模が大きくなり本部と店舗それぞれが企業成長のために頑張る組織において非常に参考になるのではないだろうか?(スーツスペシャルという紳士服業界を題材にされているのもタイムリー)
また事業部長の視点、経営者の視点とこの本を手に取る(だろう)方より上のレイヤーの目線を意識することを記載されているのも、著者の着眼点の鋭さであると感じます。
現場により過ぎると対処療法となり、目先の課題は解決するかもしれないが、中長期的に見て会社の目指す方向と合致しているのかとか、成功したら横展開する前提で進めるのかとかも気にすべき事項として思い浮かぶ。
課題は一番悪い部分であり、一番直したいところという表現があるが、これもものすごく大切だろう。
色々と出てくるがすべてを同時に解決することは不可能であり、その中でも最優先事項とすべきものを見極める力をつけるよう癖付ける方法も掲載されており、とてもためになる作品である。