おれたちの歌をうたえ

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刊行日 2021/02/10 | 掲載終了日 2021/02/10

ハッシュタグ:#おれたちの歌をうたえ #NetGalleyJP


内容紹介

友からの、最後の謎かけ。

昭和から平成、令和へとつながれた希望を

今度こそ、おれが受け止める――

『スワン』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞。

唯一無二の剛腕を誇る著者が、圧倒的熱量で書き上げた

文句なしの大河ミステリー‼

あきらめたくない――

うつくしかったはずの未来を

なぜおれたちはあのとき、彼らの背中を追ってしまったのか。

高校生の冬、決定的に変わってしまった幼なじみ五人の未来。

金融マンにバンドマン、詐欺師に刑事…。一度はバラバラになった人生が、いまふたたび動き出す。

長野県上田市、松本市と東京を舞台に紡がれる壮大にして情熱的な物語は、呉さんがいま、不確かな時代に生きるすべての人に向けて放った希望の歌そのもの。藤原伊織氏の名作『テロリストのパラソル』のように、現役を引退せんとする男が過去ともう一度向き合い、人生や友を取り戻したいと願う、大人のための青春賛歌でもあります。

友からの、最後の謎かけ。

昭和から平成、令和へとつながれた希望を

今度こそ、おれが受け止める――

『スワン』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞。

唯一無二の剛腕を誇る著者が、圧倒的熱量で書き上げた

文句なしの大河ミステリー‼

あきらめたくない――

うつくしかったはずの未来を

なぜおれたちはあのとき、彼らの背中を追ってしまったのか。

高校生の冬、決定的に変わって...


おすすめコメント

【著者からのメッセージ】

 デビューして六年、気がつけば四十歳間近です。主人公は二十ほど先輩ですが心情的に重なる部分はたくさんあって、たとえば上手くいった思い出よりも、記憶に焼きついているのは幾多の失敗。取り返しのつかない人生をふり返っては嘆き、諦めたふりでやり過ごす。それは未来のわたしの姿かもしれません。しかし、だからといって、あの日を懸命に生きなかったわけじゃない。精いっぱいの強がりは「歌」になります。わたしはわたしの歌を、たとえ音痴でも大声でうたってやる。そんな想いで書き上げた作品です。

【プロフィール】

ご・かつひろ

1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。18年『白い衝動』で第20回大藪春彦賞受賞。20年『スワン』で第41回吉川英治文学新人賞、第73回日本推理作家協会賞受賞。第162回直木三十五賞候補。他の著書に『ライオン・ブルー』『マトリョーシカ・ブラッド』『雛口依子の最低な落下とやけくそキャノンボール』など。

【著者からのメッセージ】

 デビューして六年、気がつけば四十歳間近です。主人公は二十ほど先輩ですが心情的に重なる部分はたくさんあって、たとえば上手くいった思い出よりも、記憶に焼きついているのは幾多の失敗。取り返しのつかない人生をふり返っては嘆き、諦めたふりでやり過ごす。それは未来のわたしの姿かもしれません。しかし、だからといって、あの日を懸命に生きなかったわけじゃない。精いっぱいの強がりは「歌」...


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784163913278
本体価格 ¥2,400 (JPY)

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