オードリー・タン 自由への手紙

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刊行日 2020/11/17 | 掲載終了日 2020/11/30

ハッシュタグ:#オードリータン自由への手紙 #NetGalleyJP


内容紹介

コロナ禍で、わずか3日で全国民にマスクを配るシステムを作り上げた台湾の若き天才IT大臣。国境からも、仕事からも、性別からも自由になったオードリー・タンが、日本の若者たちへ送る17のメッセージ。

これは若き世界的知性
オードリー・タンが語る、新しい時代の『資本論』である。 

常識・ジェンダー・家族制度・格差・お金・仕事……
誰かが決めた「正しさ」には、もう、合わせなくていい 

≪本書の内容≫
スマホから自由になる 
不安から自由になる 
正しさから自由になる 
対立から自由になる 
支配から自由になる 
ジェンダーから自由になる etc. 



コロナ禍で、わずか3日で全国民にマスクを配るシステムを作り上げた台湾の若き天才IT大臣。国境からも、仕事からも、性別からも自由になったオードリー・タンが、日本の若者たちへ送る17のメッセージ。

これは若き世界的知性
オードリー・タンが語る、新しい時代の『資本論』である。 

常識・ジェンダー・家族制度・格差・お金・仕事……
誰かが決めた「正しさ」には、もう、合わせなくていい 

≪本書の内容≫
スマホから自由...


出版社からの備考・コメント

校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。

※発売前作品のため、発売後に読まれる読者の皆様のためにも、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。

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販促プラン

★★

作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は   
恐れ入りますが<販売部>まで直接お問合せをお願い致します。     

★★

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出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784065220955
本体価格 ¥1,400 (JPY)

NetGalley会員レビュー

クーリエ・ジャポン編集部がこのインタビューを依頼した時に、翌日にはインタビューの日取りが決まったということにビックリしました。日本で同じことをしようとしたら1か月待って返事が来れば早い方ですという比較からもわかるように、とにかく迅速、余計な人や手間をかけずに決断できることの素晴らしさを感じます。

 彼女が語るのは実に様々な分野のことですが、そのすべてに共通しているのが「自由」ということです。このインタビューの中で17のことから自由になることについて語られています。

 自分が自分らしくあることを邪魔しようとする力を感じて、これまではそれに押さえつけられている人がほとんどでした。でも、それを打ち破らなければ自由を手に入れることはできません。その邪魔しようとする力は、外から加えられるものもありますが、本当に問題なのは自分、そして家族です。

 これまでの慣例がそうだったから、世間がそう言っているから、男なんだから、女なんだから、そういう決めつけから自由になろうとタン氏は訴えています。

 若い人の意見に同調できない年長の人たちには「若い人を理解し、若い人に学ぶことです。」と言っています。これまで信じられてきた古い考え方を捨てないと、次の時代へ動き出せないのです。未来は若い人たちが作っていくのです。年長者はそれを見守り、理解すればよいのです。たったそれだけのことなんです。

 あらゆる意味での自由を獲得すれば、誰も我慢しなくていいんです。誰もストレスを抱えずに夜ぐっすりと寝られるようになるんです。

 このインタビューの中で挙げられたあらゆる自由について、今、考えてみませんか。

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『オードリー・タン 自由への手紙』

新型コロナが流行し日本がマスク不足で困っている時、台湾ではマスク管理アプリが開発され、みんなにマスクが行き渡っていることを知りました。
この時に開発者として名前が出てきたのがオードリー・タンさん…
こんな天才の大臣が日本にも居てくれたらと羨ましく思ってました。

この本を読んで、オードリー・タンさんが素晴らしいのはもちろんなのですが、台湾には元々こういうことが出来る先進的な土壌があったのだなと納得しました。
多様性を認める、分かりやすく説明する、様々な声に耳を傾ける…
ピンクのマスクのエピソードは感動しました。


性別、年齢、国籍にとらわれない…
自由でみんなが生きやすい世界に…
自由への手紙、しっかり受けとめたいと思いました。

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「すごい」の一言。コロナ対策のマスクアプリをはじめとするデジタル政策のベイスに、確固とした信念と将来への希望、そして掲げる理想へのたゆまぬアプローチがあるのだと感嘆。民主主義の欠点は最大多数の幸福の追求で、ある程度の人間が除外されても仕方がない、多数決の原則なのだと言われる。しかし全国民が対象となる様に配慮された施策を配慮しているー例えばスマホ操作に弱い人にも情報を伝える手段を併用する、一部の人間だけが得することにならない(たとえそれが多数であっても)ように常に意見を求められるような窓口が開かれている。
健康保険、国籍取得、就労ビザ、情報公開、公文書・・・どれをとっても、現在日本が直面し、国民が疑問に思っていることへの明確な答えがこの台湾の大臣から返ってくる。この違いはリーダーの違いなのか、もちろんそうであろうが、よりすごいリーダーはそれを組織、システムとして作り上げてしまっているということなのだろう。
ITを存分に駆使した台湾の政治に学ぶところは多い。言葉だけの多様性、やったふりの改革ではなく、哲学に基づいた政治を、智を大切にしたリーダーを選びたい。

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IT担当大臣ということとIQが測れない程だということしか知らなかったので、
デジタル方面に優れた才能をお持ちの方だというくらいの認識しかなかったのですが、
広い視野で世界を見渡し、地に足を付けて深く考え、すべてを抱きとめるような、
人に対してのゆとりのあるやさしさと、知識だけでない知性をお持ちの方なのだな、
というのが読了後のオードリー・タンさんのイメージです。

ドラえもんの「かわいさ」という視点が、目から鱗でした。
西洋は自然とは対立するもの、日本は共存するものと捉えていたという話はよく聞きますが、
ターミネーターとドラえもんという対比から日本人のロボット観を見て取る、
というのは、いわれてみれば納得ですが、偏らない視点がもたらすものかとも思いました。

日本の閣僚に、せめて政治家にこのような人がいてほしい。

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ドラえもんが支援のAIという発想

ここ数か月にわたる、コロナ禍においては各国の危機管理能力が明暗を分けた。
ことアジアにおいては、台湾の対策が顕著にとりざたされた。
世界的に猛威をふるった新型コロナウィルス。
そこで注目されたのが台湾のデジタル担当大臣オードリー・タンである。
その手腕や政策または、マインドとは?
果たして日本は何を学んだらいいだろうか?
そんなことを知りたくて手にした1冊である。

まず、冒頭に書かれた「本書を手にした日本のみなさんへ」が秀逸である。
日本はドラえもんを生んだ国として、未来の可能性を示唆している。

いろいろな弊害や差別、価値観からの自由を掲げているが、そこに強制的な圧力はない。
たんたんと語る中に力強いメッセージや、あれもこれも含めた分析には、タンなりの叱咤激励がみてとれるようだ。

自由であることは戦いである。
そんな価値観を変えていくことや、アップデートすること。
ハンコ問題やアベノマスクの是非を問う前に、水にように柔軟に、国籍をただの時差と捉えるように、僕たちはたくさんのことを学ばなければいけない。

決まったインタビュー時間の中で要約、最後のページには用語集もあり、丁寧に仕上がったという印象の1冊。

個人的に、僕は1981年生まれの同級生。
スケールは違うが、同じ時代に生きていることを嬉しく思った。

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「台湾はいいなあ」ではなく、日本が、日本人が変わるために必要な言葉が詰まった1冊だと思う。
本書を読み進めてゆくとオードリー・タン氏が世界から注目を集めるのは、単に勉強ができる、知識があるということではなく、その明晰さを世の中が良くなるために、台湾だけでなく・・・それこそオープンに活用しているということだというのがわかる。
台湾のデジタル担当大臣は単にデジタル化を推進する大臣ではなく、台湾の歴史、文化を大切にしながら、今を生きる人々が安心して自由に生きるためにはどうすれば良いのかを考えている。
私たちは日々新しい世界と出会い、価値観を更新してゆくことが求められている。それはどういうことなのか。彼女の言葉から知ることができる。
そうして新しい見方ができるようになったら、自分が暮らす社会を少し違う角度で見ることができるのではないだろうか。
そこが変化の一歩のように思えた。

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出だしですでに涙目に。はあ。
こんなひとのいる社会は幸せだろう。この人に国の大事な部分を任せようとする国がそもそもほんとうに進んでいる。ひたすらすごい。インタビュアーもいい仕事をしている。自由になろうよ、やればできるよ。それを実際に見せてくれる。いや、それは台湾だからであって土壌が違う日本では同じことは無理だよ、といわれそうなこともわかっていて、日本のことを織り込んでくる。一瞬でファンになった。

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台湾政府に天才がいる。名前もお姿も政策も全く知らなかったオードリータンさんを、噂の方を知れるとあって興味津々で読み始めました。
台湾のIT大臣は、コロナ禍で、わずか三日で全国民にマスクを配るシステムを作り上げてしまいます。
自国の為に、これからのために、他者を排せず、優しい物腰、考え方がとても印象的でした。
常識、ジェンダー、家族制度、格差、お金、仕事…誰かが決めた「正しさ」には、もう、合わせなくていい。
タンさんの想像する自由な未来とは…。
その未来が台湾から世界へと広がっていってほしいと心から思いました。


本著を読んだ後にある日本の写真家が「タンさんのいる国(国民)で羨ましい」と知り合った台湾の方に伝えたエピソードを目にした際に激しくうなずいてしまったことを書き加えさせて下さい。

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オードリー・タン 自由への手紙

台湾の現役IT相が、コロナ対策とか、格差の問題、ジェンダー、多様性の大切さなどについてて語ったものである。インタビューのまとめらしいので内容は薄くてツッコミどころもあったが、その思想の斬新さには頭が下がる。こういう人を大臣に抜擢できる台湾の柔軟性が羨ましい。彼自身、性的なマイノリティ。つまり、男性として産まれたが女性。だから、彼女なのだからだと思う。だから、弱者や少数者の気持ちがわかるのだろう。とても面白かった。「自由」つまり、制約から外れることの大切さを痛感した。

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『自由への手紙』とある。
これはオードリー・タン氏がさまざまな概念から自由になることとは、つまり自由とはなんなのかを、17項目にわたって述べているものだ。

タン氏は、居場所と発想とプラットフォームを軸として、そこからあらゆる方向に拡がる発想と行動を持って、柔軟に物事を進めていく。
どのページも衝撃的に感銘深く、タン氏が台湾にいるという事実に嫉妬さえ覚えるほどである。

この本は若い人たちにまず読んで欲しい。
そして、私のようなある程度頭が固くなっているような層が目を見開かせるためにも読むべきである。

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この人を閣僚入りさせる台湾政府の度量はすごいな。自由で軽やか。持って生まれた才能をいかんなく発揮しながらも、自分の興味も追求するゆとり。トランスジェンダーの苦悩は微塵も感じられない。両親、友人、先生、彼女の周りの人、どんだけ寛容かつ進歩的だったのか。社会を良くしたいという気概を持って政治に携わる人は、日本にはどれくらいいるのか。旧弊や既得権益、時代遅れの価値観に囚われて、日本をジェンダーギャップ後進国にしている責任は重い。ただ、この人は生まれついての天才。そんな能力がない人に自由はまだ遠い。

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掲載時すぐに読みました。レビューが遅くなってすみません。
時の人であったオードリー・タン、名前だけは知っていたけれど、語りを通して、生い立ちや感じ方、考え方に触れ、とらわれない生き方や社会を変えるための行動力の元を知ることができました。

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