小麦の法廷
木内一裕
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刊行日 2020/11/02 | 掲載終了日 2020/11/01
ハッシュタグ:#小麦の法廷 #NetGalleyJP
内容紹介
自分以外、全員敵。掟破りの裁判が始まる。
木内一裕のノンストップエンターテインメントの最高峰、ついに登場!
杉浦小麦、25歳。新人女性弁護士。
彼女にとっての初めての刑事裁判は、1日で公判が終わるような仲間内で起きた傷害事件。
被疑者との面会を終えて拘置所を出た小麦は、大勢のマスコミに囲まれてしまう。
「あなたは殺人犯のアリバイ作りに協力しているんですか!?」
--えっ! なに? どういうこと!?
彼女が引き受けた取るに足らない国選弁護の仕事は、やがて世間を震撼させる大事件へと変貌する。
敵は法律を知り尽くした悪党と、司法の穴。
それでも、私は、私の正義のために闘う。
捜査機関にはできなくて、弁護人にはできることは。
出版社からの備考・コメント
※発売前作品のため、発売後に読まれる読者の皆様のためにも、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。
校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
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販促プラン
★★
作品の拡材や指定配本をご希望の書店様は
恐れ入りますが<講談社 第五事業販売部>まで直接お問合せをお願い致します。
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出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784065215302 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
ドラマ化したら面白そうな作品。新米弁護士である主人公が法を逆手にとり悪人を追い詰めていくシーンが気持ちよかった。救世主となったあの人や、津川たちも今後また登場するのだろうか。その時にはぜひ小麦のレスリングの経験が活きる場面も見てみたい。シリーズ化してほしい。
『小麦の法廷』
新米弁護士の小麦。
初めて担当した刑事事件が思わぬ方向に…
マスコミからも追いかけかれ、世間からも注目されるようになり…
思い通りの判決を得ることが出来るのか…
文章のテンポの良さ、主人公の性格、個性的な登場人物、事件の異質さ、どれをとっても楽しめました。
さまざまな思惑が渦巻く裁判に小麦はどう挑むのか、周りからのアドバイスを貰いながら、自分も一緒に考えていました。
自分のやるべきことのために法律をどう使えるか考え出す…
魅力的な主人公だったので、まだまだ成長が期待出来る、もっともっと読みたくなる作品でした。
経験不足を自認する新人弁護士の主人公が、大きな権力に振り回されながらも逃げずに立ち向かい、支えてくれる人たちの協力も得て厳しい状況の中で活路を見出す姿に、また彼女の成長と活躍を読んでみたくなりました。
新人弁護士・小麦が受け持つ2つの事件、傷害事件の国選弁護士と、全然見つからない人探し。初めは人探しがストーリーの中心だと思っていたら、まさかの展開でした。どんでん返しとはまたちょっと違う、至極真っ当なのにあっと驚く意外な道を見つけていく小麦ちゃんから目が離せません!シリーズ化してほしい魅力的なヒロイン。
新米弁護士の小麦は、ある傷害事件の国選弁護士になる。
しかし実はその事件がある重大犯罪事件の犯人を隠蔽することが判明し、警察からもその傷害事件の被告人を無罪にするように頼まれる。すでに起訴済みの事件、しかもそのままいけば有罪判決。
それをどうやってひっくり返すのか自分の父親であり、現在服役中の元弁護士にアドバイスをたのんだり。
物語に引き込まれていくにつれてどんどん楽しくなる展開でした。