天気が良ければ訪ねて行きます
著者 イ・ドウ/訳者 清水博之
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刊行日 2020/12/24 | 掲載終了日 2020/12/24
ハッシュタグ:#天気が良ければ訪ねて行きます #NetGalleyJP
内容紹介
韓国で10万部突破! パク・ミニョン×ソ・ガンジュン豪華共演ドラマの原作、ついに邦訳刊行!
心温まるヒーリングロマンス。
ソウルでの生活に疲れ切ったヘウォンは、ひと冬を故郷で過ごそうと、山と湖に囲まれた片田舎のバス停に降り立った。隣の空き家は、いつの間にか小さな本屋になっていた。「グットナイト書店」。店主のウンソプにとってヘウォンは、初恋の人だった。彼女が戻ってきたことで、静かな冬の生活が変わっていく……。
外は冷たい銀世界が広がり、グッドナイト書店の中は温かく穏やかな時間が流れる。
雪の結晶のように、ひとつふたつと少しの重たさも感じさせずに、ふたりの間に舞い落ちる愛情。ゆっくりと溶けていく痛みと孤独。やがて明らかになる過去の秘密とは――。
傷つくことを恐れる人、傷つくことに疲れた人。
それぞれが再び人生を探し始めるまでの、癒しと赦し。心温まる愛の物語。
おすすめコメント
自分勝手で、投げやりで、ネガティブな姿をさらし出さないように、
過去の憎しみや絶望、悲しみ、激しい感情がぶつからないように、
何も言わず、説明も求めず、できるだけ傷つかないように、
「天気が良ければ会いに行きます」。
いつかいい時が来たら、状況が良くなったら。そこに約束はない。
けれども、いつか笑い合える日が来ることを願う、ささやかな祈りがある。
その日が来るまで、ひびの入った大切な関係は、そっとしておこう。
グッドナイト書店に訪れるお客になった気持ちで、1冊にひと冬分の人生の休息を。
ゆっくりとページをめくれば、静かに心を温め、癒してくれます。
販促プラン
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11月14日(金)〜12月24日(木)
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当選者には12月25日頃、メールにてご連絡いたします。
・本書のお気に入りのシーンはどこですか?
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784866430874 |
本体価格 | ¥0 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
ヘウォンは冬の間だけと心に決めて、故郷の町へ戻ってきました。おばあちゃんがやっていた宿は、今はミョンヨ叔母さんが引き継いでペンション「クルミハウス」として営業しています。ここで育った彼女は、子供の頃に使っていた部屋で一冬の間暮らすつもりです。
隣にあった空き家の前に「グッドナイト書店」という看板が出ていました。そこは、ヘウォンの幼なじみのウンソプが開いた書店だったのです。ヘウォンが店の前を通ったとき、店は閉まっていました。でもウンソプは店の中にいて、こちらに歩いてくるヘウォンの姿を見てビックリしました。だって、彼女はウンソプの初恋の人だったのですから。
ヘウォンとウンソプの恋の話が中心になってくるけれど、グッドナイト書店の方が気になってしまいます。
グッドナイト書店へ学校の帰りに寄っていく小学生のスンホくんはおじいさんと2人暮らし。おじいさんが仕事から戻るまでここで宿題をしたり本を読んだりして過ごしています。この書店には本を預けておくための本棚があって、そこに預けた本を読みに来る人達もいます。読書会にやってくる人もいます。
田舎の小さな本屋さんだけど、webで本を買ってくれる人がいたり、イベントにやってくる人がいたり、こういう本屋さんって魅力的だなって思います。本を売るだけでなく出版もしようかなとウンソプは考えています。
登場人物や地名が韓国語なのを除いたら、日本でこんなことがあっても不思議じゃないなって感じがします。それくらい、韓国と日本は似てるのですね。
グッドナイト書店がホントにあったら行ってみたいなと思っちゃいました。
深々と雪の降る、音のない夜に、ろうそくを灯したようなホッとする温かな光。瓦屋根の小さな本屋さん『グッドナイト書店』。文章がとても優しく、詩的で美しく、不思議なほど鮮明に情景が浮かぶ。読んでいて胸の奥がふわっと温かくなるのを感じた。気がつくと自分の実家の風景と似た景色を思い浮かべながら読んでいた。
好きなシーンでもあり心に残った文章。グッドナイト書店でヘウォンとウンソプの距離が少しずつ縮まっていくシーン「ぐっすりと眠る誰かの横で、こうしてひとりビールを飲むなんて、穏やかで心地よく、そして不思議な感じがした。」心を許した相手とだけ共有することができる幸せな時間。こんな優しいひとときを過ごす二人を想像して微笑ましく、私まで幸せな気持ちになった。
ネガティブで頑固で少し子供っぽくて… その他にもヘウォンに共感できるところがたくさんあって、自分のことを見ているような気持ちになった。ここまでヘウォンに共感できたのは、自分に似てるからだろうか…笑
グッドナイト書店の、ふんわりと温かな時間の流れが心地くて、癒やされました。私もグッドナイトクラブに入りたいな!
「まぶたの裏に彼女が住みついてしまった。目を閉じても無駄、ずっと見えるから。」(p178)
グッドナイト書店ブログには、交錯するいろんな感情や想いが見てとれる。
そこに綴られた無垢な内容に胸がちりちりとざわついた。
これはラブレターなのかもしれない。
片想いか、両想いか、気になるのはヘウォンとウンソプの恋の行方。
少し背伸びをした子どもの恋愛を見ているようで、読んでいる途中に、雪景色の中ヘ吸い込まれていくような感覚があった。
まるで自分がその場にいるかのように。
言葉が美しい。
僕のような男性が読んで、少しキザと思えるようなセリフもウンソプなら納得できる。
その真っ直ぐな姿勢に、こっそりと応援をしている自分がいた。
韓国が舞台となっているため、地理的なものや文化など、韓国のことを調べてみたくなった。
ドラマを先に見ました。
最近にはないスピード感(かなりゆったり)
でもただの素朴な田舎の日常の話ではなく
そこにはなかなか表には見えないそれぞれの抱えている深い闇。途中からかなり引き込まれていきました。映像も美しく、劇中に流れる曲にも心癒されました。
それで韓国語のシナリオ版も購入し、原作本の購入ね迷っていたら日本語版の発売を知りました。
韓国語が得意でないのでほんとにありがたかったです。
お風呂でゆっくり、しっかり読みました。
原作の設定とドラマの設定の違いを楽しんだり、
大好きなシーンが目に浮かんだり、
物語をより理解できました。
〜100年くらい後に〜最後のキス。。。
とてもステキで大好きです!
ドラマのへウォンとウンソプで想像しちゃいましたが笑
原作本も読んで本当に良かったです!
また本が手元に来たらしっかり
読みたいと思います!そして私と逆で本からこの物語に入った方は
是非ドラマもみてみてください!!
内面はなかなか重たいですが本当に色々考えさせられました。小学生というよりは高校生に読んでもらいたいです。
作者さんのSNSで
日常の小さな幸せを見逃さないで
という言葉もほんとに今、こんなご時世だからこそ
深く噛みしめてます。
そんな気持ちになる1冊です。