ルース・ベイダー・ギンズバーグ

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刊行日 2020/10/14 | 掲載終了日 2020/11/25

ハッシュタグ:#ルースベイダーギンズバーグ #NetGalleyJP


内容紹介


法とは? 正義とは?

アメリカ最高裁女性判事「RBG」が語る、

男女平等と決意と、社会貢献。

本年、9月に87歳でおしくも世を去ったR.B.キンズバーグ。

映画「ビリーブ 未来への大逆転」「RBG 最強の八十五歳」でも 描かれた彼女の揺るがぬ人生哲学とは? 

その素顔に迫る貴重なインタビューを紹介する。 



法とは? 正義とは?

アメリカ最高裁女性判事「RBG」が語る、

男女平等と決意と、社会貢献。

本年、9月に87歳でおしくも世を去ったR.B.キンズバーグ。

映画「ビリーブ 未来への大逆転」「RBG 最強の八十五歳」でも 描かれた彼女の揺るがぬ人生哲学とは? 

その素顔に迫る貴重なインタビューを紹介する。 



出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784751530030
本体価格 ¥1,000 (JPY)

NetGalley会員レビュー

かつて、医師や弁護士、警官、パイロットなどの職業は、女性には閉ざされた世界でした。その理由は何だったのでしょうか?女性には無理だと考えた人もいたでしょう。肉体的、精神的に重労働となる仕事を女性にさせないのが男性の役割であると考えた人もいたでしょう。でも、ほとんどの人たち(女性も含めて)が、女性は家庭を守るという仕事をすべきだと思い込んでいたのだと思います。その思い込みを打破するために、ルースのような女性たちが頑張ってきたのです。

 今では女性がこのような職業に就くことは珍しくなくなりましたが、まだまだ平等とは言い難い状況が続いています。

 日本はまだ、ルースがロースクールを卒業した当時と大差ありません。医学部の入試で高得点をあげていても、女性だからという理由で不合格にされた人もいます。上場会社の役員になっている女性の割合は低いまま。国会議員の比率は調査した193カ国中165位、G20諸国で最下位、女性活躍社会なんて絵にかいた餅でしかありません。


 アメリカではルース・ベイダー・ギンズバーグを目標に頑張っている女性が大勢います。彼女の素晴らしさを広めることで、日本の女性にも諦めちゃいけないということを感じて欲しいと思うのです。

9月18日に87歳で亡くなった彼女のことを日本でももっと知って欲しいと思うのです。

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ブックレットのように軽く読める作品。インタビューを通じて、ギンズバーグの生育環境や伴侶の姿がよくわかる。アメリカは日本と比べてはるかに開かれた社会のように思うが、ほんの少し先を行っているのにすぎないかもしれないと感じさせられた。
彼女の時代のアメリカは、女性は家庭にいて夫に経済的に支えられるのが当たり前の世界だったのだ。「才能」と「努力」によって自立すること・・・彼女は母の願いを体現してきた。しかし本書ではページ数が少ないためにいわゆる業績のみが羅列されているが、詳細な評伝になればどんなにドラマチックであろうかと思われる。「私の賢さを気に入ってくれたただひとりの男性」である夫との生活も是非知りたいものである。
本書はネルソン・マンデラプロジェクトの一環として出されているとのことである。インタビューの最後にギンズバーグは、ハンド判事の「自由の精神」を人生の指針にしてほしいと語っている。それは自分の正義に固執せず他に意見にも耳を傾けること、自分の利益だけを求めるのではなく公平無私に行動することである。行政、司法にも求めたい姿勢であるとともに私たち一人一人にも心にとめていきたい言葉である。過去の偉大な指導者たちもまたそうしてきたように。

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イメージしたよりもだいぶコンパクトにまとめられていて、
今回の最高裁判事指名報道などで初めて興味を持った人にもとっつきやすそう。
類書も出ていますが判型が違いそうなので大人にも薦めやすそう。

思わず日本の最高裁判事一覧を眺めてがっくりしました。
ジェンダーギャップ指数の理由はこんなところにもあるなぁと、
RGBに負けないような判事の誕生を祈りたくなります。

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アメリカの連邦最高裁判事として逝去されるまで(ほんのつい最近のこと)、ユダヤ人、女性、子持ち、という立場でアメリカ法曹界、男性社会では敬遠され、不当な評価をされても信念を曲げず、最高地位まで上り詰めたすごくすごくカッコいい女性の話を読みました。
読みながら、
前にアメリカの女性法律家の話、映画で観たなー、そうそう「ビリーブ」ってタイトルの。
と思い出したら、ビリーブってルースさんの映画でした。
映画よりもルースさんの人物像が功績がスッと入ってきて印象に残りました。
ご主人とご主人のご両親がとにかく素晴らしいの!人として素晴らしいの!

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RBGの前に道はなく、彼女のあとに道ができていく、という言葉が読んでいて浮かぶ。

彼女が通った道、切り拓いた世界は、想像できないほどの困難に満ちあふれていた事だろう。
そんな時はおそらく文中に出てくる、ルースのお母さんの言葉に支えられ、また旦那さんの言葉、行動にも支えられながら歩まれた道であることがわかる。

そして、ある意味今回の大統領選の結果にも大きな影響を及ぼしたであろう彼女の死。
きっと、RBGの生き方を指針にして頑張っている人達がたくさんいるに違いない。
一人ひとりの姿は見えないけれど、彼女の言葉を紡いだこの本を読むと、その言葉の向こうに同じように感じているだろう人たちの存在を感じる。

時に自分にとって不必要な言葉を聞かないようにしながら.....

真っ直ぐカメラを見つめる彼女の写真と言葉は、遠い国に住むわたしにも刺さりそして支えてくれる。

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