「がんになって良かった」と言いたい
山口雄也+木内岳志
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刊行日 2020/07/31 | 掲載終了日 2021/03/17
ハッシュタグ:#がんになって良かったと言いたい #NetGalleyJP
内容紹介
病とは、死とは、生きるとは・・・
まるで小説のように読む人の心を揺さぶり
自らの人生を見つめさせる!
NHK「ひとモノガタリ」でも著者(山口さん)が紹介され、話題に!!
「がんになって良かった」
これは生き残った
「がんサバイバー」としての言葉ではない。
著者が大学1年の冬、
数ヶ月に及ぶ抗がん剤治療を乗り越え、
その先に待っていた十時間を超える難手術に向かう
前夜にブログに記した言葉だ。
その後も入退院を繰り返す著者は、
どんな思いでこの言葉を発し、病と死に向き合い、
そして人生について考えたのか——。
【目次】
はじめに
プロローグーー木内岳志(NHK「ひとモノガタリ」担当ディレクター)
1 宣告
・宣告
・神
・戦場の食
・転生
・ストレート・ライン
・3・12
2 ハタチ
・望み
・桜
・ハタチ
・報われない努力
・スターライト
3 デイ・ゼロ
・その日
・デイ・ゼロ
・砂嵐ーダンス
4 仲間
・espressivo
・残された者たちへ
・病床のバリスタ
・二度と戻らぬあの日と、あの日の君に捧ぐ
5 震えるサイン
・ライスorナン?
・震えるサイン、震えぬ芯
・恥ヲ知レ!
あとがき
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784198651206 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
NHKの「ひとモノガタリ」でも紹介された、大学1年生の時にがんを宣告された山口さんのブログが元になっている。「がんになって良かった と言いたい」最初に、このタイトルだけを見て何を感じるかは人それぞれだと思う。しかし、がんと診断されて命が危ない。そう宣告されて怖くない人がいるだろうか。明るく発信されていたSNSの裏での壮絶な闘病生活、彼が生と死にどう向き合い、何を得て、何を思い、何が見えるようになったのか。それは、経験した人にしかわからないかもしれない。でも、この作品を読むことで今を生きる同じ人として、今まで考えたことがなかった生と死、病について自分はどう向き合うべきなのか考えるきっかけを与えてくれた。そして彼の姿に勇気づけられた人たちがいることも確かだ。