売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放
中村朱美
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刊行日 2019/06/14 | 掲載終了日 2022/03/08
ハッシュタグ:#売上を減らそうたどりついたのは業績至上主義からの解放 #NetGalleyJP
内容紹介
【ネットギャリー限定プレゼント企画!詳細は備考より】
読者が選ぶビジネス書グランプリ2020 イノベーション部門賞受賞!
・「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019」大賞受賞!
・「NewsPics」でも紹介されて大反響!
各メディアで話題沸騰中の「佰食屋」店主、初の書き下ろし著書。
・ランチのみ、の国産牛ステーキ丼専門店
・どんなに売れても、1日100食限定
・営業、わずか3時間半
・インセンティブは、早く売り切れば早く帰れる
・飲食店なのに、残業ゼロ
・なのに従業員の給料は、百貨店並み
社員を犠牲にしてまで 「追うべき数字」 なんてない 。
「働きやすい会社」と「経営」が両立するビジネスモデルとは
京都の小さな定食屋が起こした、奇跡の経営革命!
・
〈なぜこの本を書くのか〉
この本のはじめに、なぜ本を書くのか、お伝えします。
堀江貴文さん監修のもと出版されている『まんがでわかる 絶対成功!ホリエモン式飲食店経営』(講談社)で、
佰食屋はこんなふうに紹介されています。
・サービスを極限まで絞ることで売上を上げているお店
・飲食店の形は自分の人生に照らし合わせて決めることができる
この2行の冒頭、「サービス」と「飲食店」を「働き方」に変えるとこうなります。
・働き方を極限まで絞ることで売上を上げているお店
・働き方の形は自分の人生に照らし合わせて決めることができる
つまり、どれだけ儲かったとしても、「これ以上は売らない」「これ以上は働かない」。
あらかじめ決めた業務量を、時間内でしっかりこなし、最大限の成果を挙げる。
そして残りの時間(人生)を自分の好きなように使う、ということ。
飲食店関係者だけでなく、すべての働く人たちに、
この2行に集約された佰食屋のビジネスモデル、働き方のすべてを共有したい。
そう思い、この本を書きました。
出版社からの備考・コメント
『売上を、減らそう。』を読んで、印象に残った部分とその理由をレビュー欄に投稿ください。投稿者の中から抽選で5名様に本書をプレゼント!
応募締切は2020年7月31日(金)まで!
読者が選ぶビジネス書グランプリ2020 イノベーション部門賞受賞作品の全文を読めるチャンスです。また、抽選でその本がもらえてしまうこの企画、みなさんのふるってのご参加をお待ちしております!
※締切後に、当選者へのメール連絡をもって当選発表とかえさせていただきます。そのため、 NetGalley登録メールアドレスを出版社に開示設定している方が対象となります。
おすすめコメント
〈著者からのメッセージ〉
「100食以上売ったら」?
「昼だけじゃなくて、夜も売ったほうが儲かるのでは」
たしかに売上は上がるでしょう。
でも、働く時間は増えるのに、給料はあまり変わらない。
会社が儲かっても社員が報われないのはおかしい。
「営業時間を伸ばせば伸ばすほど売上は上がる。だから頑張れ」
売上が落ち込んでいると「頑張れ」、
元気がないと「頑張れ」、連休前も、連休中も、連休明けも、いつも「頑張れ」。
もう「頑張れ」なんて言いたくない。
わたしは「仕組み」で人を幸せにしたい。
「残業ゼロなんて、うちは業種も規模も違うから無理」
「佰食屋だからできるんでしょ」
「同じだけテナント料を払うなら、なるべく長い時間できるかぎり商売しよう」
ちょっと待ってください。
そもそも就業時間内に 利益を出せない商品とか企画ってダメじゃないですか
「会社を存続させるためには、ビジネスをスケールさせ、 利益を追求することが重要だ」
「多店舗展開をしよう。今年も前年比を更新して売上を増やそう。」
みんなが売上を追いかけてうまくいっていないのなら、
もうそれを追いかける必要なんてない。
販促プラン
読者が選ぶビジネス書グランプリ2020 イノベーション部門賞受賞!
・テレビ東京「ガイアの夜明け」「ワールドビジネスサテライト」
・フジテレビ「セブンルール」
・TBS「NEWS23」
・日本テレビ「スッキリ」「シューイチ」
・NHK「ルソンの壺」
など、テレビで続々紹介されました!
読者が選ぶビジネス書グランプリ2020 イノベーション部門賞受賞!
・テレビ東京「ガイアの夜明け」「ワールドビジネスサテライト」
・フジテレビ「セブンルール」
・TBS「NEWS23」
・日本テレビ「スッキリ」「シューイチ」
・NHK「ルソンの壺」
など、テレビで続々紹介されました!
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784909044228 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
同じことをどこの業界でもできるとは思えないし、飲食業界もすべてがここと同じになってしまうと困ってしまうけれど(夜だって外食したいですし、30分目安の食事は食べるのが遅い人間としてはちょっとつらい)、考え方としてはとても健全だと思います。タイトルは『売上を、減らそう。』ですが、売上目標を適正化しよう、というところなのかな、と思いました。
塊肉で買って、切り落とした部分でハンバーグを作る、という無駄を出さない発想がよいな、と思いました。ハンバーグは人気が高いし、限定となると惹かれる人が増えるので、そういう意味での商売上手さも強味なんだろうと思います。なんといっても、読んでいるだけでお店にって、自慢の味を自分で試してみたくなる。味への自信が、お店への自信につながっているんだと思います。
平日遅めの時間に「食事」をできるところが繁華街以外にも増えるといいなと以前から思っていたので、夜を中心にこの発想で開店してくれるお店ができたら個人的にとてもうれしいです。
会社が儲かっても社員が報われないのはおかしい。わたしは「仕組み」で人を幸せにしたい。社員を犠牲にしてまで 「追うべき数字」 なんてない 。等々その通りと思う事がたくあん書いてある本書であるが、私は”「どんな人でも即戦力になる」やる気に溢れている人なんていらない”という部分に一番共感する。
自分たちの廻りだけを気にして、自分たちだけの幸せが実現できればそれで良いというのであれば、世界中の企業が「佰食屋」になれば良いわけだが、日本中がはたまた世界中が最適解になっていないこの世の中にあって「佰食屋」だけでは世界は成立しない。そもそも、本書著者「佰食屋」のオーナーが「これ以上は売らない」「これ以上は働かない」で済ましているようには見えない。「佰食屋」をどんどん売る、社員が「これ以上は働かない」で済むように一生懸命に働いてるように見える。ある程度売上を追求し、頑張らないといけない企業の存在理由はまだまだ残っているのである。
しかしながら、やはり全ての人が頑張れるわけではないし、全従業員が働くことに対しやる気に満ちあふれている必要はないのである。やる気に満ちあふれていなくても即戦力になる。どんな人でも即戦力といて使えるのが管理職である。そして、やる気に満ちあふれていない人が大半である事を前提に経営を組み立てるのが経営者なのである。
テレビでお店が取り上げられているのを見て、気になっていました。
飲食店で働いていたお父様を見て育ち、自分のお店を経営されながら、試行錯誤していく様子がとてもよくわかりました。社員の方のインタビューやタイムスケジュールも具体的に示されていて、お店を経営されている方には参考になりそうです。時々、文章が切れた感じで章が替わる感じがありましたが、全体を通して読みやすかったです。