カロリーが足りません
終末食べあるきガイドブック 魔物グルメ編in池袋
大場鳩太郎
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刊行日 2020/08/05 | 掲載終了日 2020/08/04
ハッシュタグ:#カロリーが足りません #NetGalleyJP
内容紹介
元社畜さんが目覚めたら文明が崩壊していました――とにもかくにも、必要なのは「カロリー」! 新感覚のサバイバル&食レポSF!
元社畜の「僕」は空きっ腹を抱え、携帯端末に搭載されたAI「クオヴァディス」を頼りに、廃墟と化した池袋界隈をさまよっている。
――始まりは、割のいい治験バイトだった。まさか投薬されて眠っている間に25年の月日が経っているとは。そして、その間に何が起こったのは分からないけれど、東京から人類がごっそり消えているなんて……。街はモンスター化した野良犬や、銃撃してくる狂ったドローンで溢れ、ろくに散歩もできない即死地帯。クオヴァディスは僕が生き延びるために、カロリーを代償に強くなれるアプリ『生存戦略(サバイバル・ストラテジ)』を起動した。しかしこのアプリ、スキル生成にもLvアップにも大量のカロリー=食べ物を必要とし、余剰カロリーが底をつくと死に至るというあんまりなシステムで――!?
おしゃべりなAIとふたりぼっちで巡る、誰もいない文明崩壊後の東京。クリーチャーと戦い、なぜかコンビニに就職したり、地下街(ダンジョン)を探索したり……合間に食レポしてみたり。
求めるのはカロリー。とにかく、カロリーが不足しています!
出版社からの備考・コメント
※発売前作品のため、発売後に読まれる読者の皆様のためにも、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。
校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
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おすすめコメント
新感覚「はらぺこ終末SF小説」が登場!
「寝ているだけで日当6万円」という治験バイトに参加した元社畜、現フリーターの“僕”。目覚めたらそこは25年後の世界で……!?
お腹を空かせた主人公が、携帯端末に搭載されたAI“クオヴァディス”とともに、文明崩壊後の東京を「カロリー」求めて彷徨い歩く、新感覚「はらぺこ終末SF小説」が登場です。
荒み果てた世界で生き延びるため、クオヴァディスが起動したのが《生存戦略(サバイバル・ストラテジ)》というアプリ。体内のカロリーを代償に、身体強化したり特殊スキル取得ができる――とても便利ですけれど、強くなるにはとにかく食べなければいけない。余剰カロリーが底をついたら餓死まっしぐらという慈悲のないシステムです。
こんなアプリをしれっと提案してくるクオヴァディスですが、旅のお供としてはなかなか優秀、かつ可愛いヤツなんです。激変する環境にわりと淡々と順応していく主人公も推せる(さすが元社畜)。ふたりの冒険がどこまで進んでいくのか、見守っていきたくなりますよ。
――担当編集より
出版情報
ISBN | 9784065206508 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
世界観が面白かった。クオバディスかわいい。魔物グルメっていうわりには、序盤のバーベキュー以外ずっと缶詰めばっか食べてなかったか!?(笑)ところで「魔物グルメ編」というからには、続きがあるんだろうか……。読んでいるうちにカップ麺が食べたくなってくる不思議。
実は西島大介さんの装画に惹かれて読みました!
ポストアポカリプスものですが、主人公の置かれた環境ほんと厳しい…ウィ〇・スミスのあの映画を思いだしつつ、だけどもそれ以上に厳しい…ですが、どこかのんびりした(冷静な)主人公&相棒の口調が楽しく読ませてくれます。
はやく、はやく美味しいものを食わせてやりたい…カロリーを思う存分食らわせてやりたい…そんな比護欲?にかられるライトノベルです。
相棒がお茶目なのが救い。人間じゃないけれど。
崩壊した世界に取り残されるという絶望的な状況にも
かかわらず、基本的に能天気でユーモアを忘れない「僕」。
旅の連れ合いのAI「クオヴァディス」との相性もぴったりでした!
主従というよりは、もはや長年苦楽を共にしてきた
相棒のような2人のやりとりが楽しかったです。
クオヴァディスの台詞の顔文字がおちゃめで
そのときどきの表情が見えるようで可愛かったです。
クオヴァディス遭遇する度にいちいち
敵方の怪物〈クリーチャー〉を命名して報告してくれるので、
次はなんと名付けたの?とそれも楽しみの一つでした。
「魔物グルメ編」なのに、偽餃子に唐獅子BBQ、ディストピア肉、猫缶…って
一つも美味しそう!と思えるものが出てこなかったことは衝撃的でした(笑)
こんなグルメ旅だもの、主人公がカップ麺に恋焦がれてしまう気持ちもわかります…
ゲーム好きなので「生存戦略」アプリを使ったRPG要素もとても面白かったです。
じわじわと強化しスキル・兵種獲得などその過程がたまりません。
最後に「僕」が手にしたスキルがまた衝撃的で、
突然割り込んできた新展開に手に汗握ってしまいました。
RPG好きに、クトゥルフ好きに、そして、何より
カップ麺を心から愛する方におすすめしたくなる
ディストピアでグルメサバイバルな1冊でした。
異世界グルメかと思いきや、出てくる食べ物はまずそうなものばかり。唯一食欲をそそられるのは、頭の中のシーフードヌードルのみ。それでもカロリーを求めてさまよわなければならない所が、かなりのディストピア感を醸し出していた。元社畜は、おいしい食べ物にありつけるのか、続きが気になる。それで本当に飢えが収まるのかは分からないが…。
治験後に目覚めた世界は廃墟
携帯端末のAI「クオヴァディス」と文明崩壊した後の東京を
生存するためのカロリーを求めてさまようお話
こんな風に書くとシリアスっぽく感じるけど実際の物語はかなり緩く
相棒のクオヴァディスは結構可愛らしいかんじで面白い
この先どんな展開になるのかちょっと予測できない
続きが読みたくなる作品です
ちょっ、待って!待って!
かわいい装画とはらぺこテヘペロみたいなタイトルに釣られて読んでみたら、いきなりめっちゃ怖い犬出てきた!唐獅子?大蜘蛛!?ちょっ、待ってとりあえず缶詰食べさせて!
RPGな世界観に翻弄されつつも、シーフードヌードルを食べたくなりました。後ろを振り返りながら。でももし続編があるのなら…読むだろうなぁ、怖いから。
読ませていただき、ありがとうございました!
物語としては世界変異モノで、いわゆるなろう小説に近く、読みやすい印象です。
少し場面の想像がしづらい部分が気になりました。
ただし、これからどうなって行くのか気になる(残念ながら262ページまでしか読めませんでした。)つくりです。
話が出来るのが人外だけだったのは笑いました。
大場鳩太郎さんの『カロリーが足りません』を読了。単純な設定とストーリーだったけど、つい読まされてしまうおもしろさがあった。摂取カロリーでレベルアップという設定がおもしろいなぁ。装丁がカワイイから発売したらジャケ買いしそう。おもしろかったです。