ダイブ・イントゥ・ゲームズ 1
ぼっちな俺とはじめての友達
佐嘉二一
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刊行日 2020/06/05 | 掲載終了日 2020/06/04
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内容紹介
小学生のころからゲームが大好きな赤石信吾。
祖父や父の残した「昔のゲーム」が大好きな変わり種だったが、「積みゲー」を消化しきったのをきっかけに流行のフルダイブ型VRゲームにチャレンジすることを決意した。しかし、信吾は実生活では周囲とまともに話をすることもできないコミュ障。そんな彼が初めてのVRゲームに選んだのは、海洋生物になって気ままに雄大な海を楽しむという『ザ・ライフ・オブ・オーシャン』だった。
さらに、『スラムドッグ・ウォークライ』『インフィニティ・レムナント』『Dragon×SlayerX』などの人気VRゲームに果敢にチャレンジしていく。果たして信吾は、コンプレックスを払しょくし、コミュニケーション必須のオンラインゲームを楽しむことが出来るのか。そして、彼がゲームで見つけたものとは。
ゲームに青春をささげた若者の悪戦苦闘と友情を描く、
新しいタイプの青春小説の傑作、ここに誕生!
■著者:佐嘉 二一(さが にいち)
兵庫県出身。2019年4月から小説投稿サイト「小説家になろう」で作品の発表を始め、本作でデビュー。
■挿画:U35(うみこ)
出版社からの備考・コメント
※発売前作品のため、発売後に読まれる読者の皆様のためにも、「ネタバレ」「外部書評サイトへのレビュー投稿」は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
※※リクエストの承認につきましては現在お時間をいただいております。
校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
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おすすめコメント
まさにゲーム文化の申し子ともいうべき、全く新しいタイプの青春小説が誕生しました。「ゲーム実況の文学化」とも言い換えることができるでしょう。ゲームに青春をささげ、今でもこよなくゲームを愛するみなさんを筆頭に、少しでもゲームに触れたことのある方になら間違いなく「刺さる」作品です。よろしくお願いいたします。
――担当編集者より
まさにゲーム文化の申し子ともいうべき、全く新しいタイプの青春小説が誕生しました。「ゲーム実況の文学化」とも言い換えることができるでしょう。ゲームに青春をささげ、今でもこよなくゲームを愛するみなさんを筆頭に、少しでもゲームに触れたことのある方になら間違いなく「刺さる」作品です。よろしくお願いいたします。
――担当編集者より
出版情報
ISBN | 9784065199770 |
本体価格 | ¥1,200 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
親の影響でレトロゲームにハマり、そのせいで周りと話が合わなくなりコミュ障になった主人公がVRのゲームで友達をつくりゲームを楽しむお話。
私もゲーム好きのコミュ障なので最近のマルチありのゲームがなかなか辛いと感じていて、主人公の赤信号くんの気持ちが、わかるわかる!と共感の嵐だった。主人公はコミュ障とはいっても性格はとても気持ちのいい好感のもてる人だから読んでいて鬱々とすることもなくスッキリ爽やかに読めるのがいい。またテンポもとてもいい。
登場人物たちもあたたかく魅力的だし、様々な設定のゲームはおもしろそうだし、そのゲーム内での主人公のツッコミがまた面白くて最後まで本当に楽しめる。
苦もなく読めるのであっという間に読み終わってしまった。むしろ、続きは??ここで終わりなの?本当に?続きは????となるので、是非ともシリーズで揃えたい。
コミュ障を拗らした青年がフルダイブのVRゲームで楽しくプレイするお話
色々なゲームをやっているが
私がゲームの事をあまり知らないので
色々把握出来ていないかも?
ゲームをプレイする短編集という感じなのかな?
内容自体は楽しくスルスル読めました
続きを読みたいです
異世界ものなどのように「ゲームのような世界観」ではないし、『ソードアートオンライン』などのようにゲーム世界に入り込んだ話でもない。コミュ障な主人公が様々なゲームをやりながら思ったことを綴っていくという、今までにないスタイルで内面をとらえていく物語。正にゲーム実況を読んでいるかのよう。これが楽しい。
登場人物はかなり極端なステレオタイプ化されたキャラクタではあるものの、それでもやはり心の叫びは訴えかけるものがある。そして、「家族のよさ」というか、赤石家の親兄弟の温かさを感じる。読者はゲームの面白さと主人公の成長とを両方楽しめる。ただし、成長物語はまだまだ先がありそうなので、次巻が待たれる。
ヤバイ!めちゃくちゃ面白い
ネタバレなしで結論をいえば、本の中のリアルな世界とゲームの中の仮想世界がリンクし合い、ゲーム性が高い、その表現力に引き連られた。
気が付けば一気読みだった。
物語は、自称「ぼっちコミュ障」の赤石くんがハマる、フルダイブVRゲームを通して出会う愉快な人たちとの交和。
コミュ障だが、どこか引き込まれるように、さまざまな人種が集まってコミュニティが出来上がっていく様子をえがいている。
ユーモアセンスにあふれる本書は、第1話の「ライフ・オブ・オーシャン」からぶっ飛ばしまくっている。
まさか海の生物になれるとは!
しかも、生存環境も忠実に再現されているため冒頭でいきなりの大ピンチ。
生物たちはどのように生き残っていくのだろうか?
どこか自然のストラテジーさえ感じてしまう。
読むものを、まさにフルダイブVRの名のとおり海にダイブさせるゲーム感覚。
ゲーマーの僕には最高に面白かった。
続編にも期待できる1冊である。