うめももさくら

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刊行日 2020/05/07 | 掲載終了日 2020/06/30

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内容紹介

運送会社の事務で働くママは結婚するも、その後離婚。14万円の給料で借金をしながら娘を育てている。余裕のない生活の中で、ふと楽になるのは同僚の何げない会話や娘のタフさ。期待の新人作家による、切なさとおかしみをたたえた物語。

運送会社の事務で働くママは結婚するも、その後離婚。14万円の給料で借金をしながら娘を育てている。余裕のない生活の中で、ふと楽になるのは同僚の何げない会話や娘のタフさ。期待の新人作家による、切なさとおかしみをたたえた物語。


おすすめコメント

デビュー作『きょうの日は、さようなら』(河出書房新社)が「文藝賞」の最終候補になり、斎藤美奈子さんの推薦でデビューした期待の新人作家。待望の最新作です!

デビュー作『きょうの日は、さようなら』(河出書房新社)が「文藝賞」の最終候補になり、斎藤美奈子さんの推薦でデビューした期待の新人作家。待望の最新作です!


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784022516800
本体価格 ¥1,700 (JPY)

NetGalley会員レビュー

コッペパンから得られる力。
母子家庭で奮闘する「ママ」の姿が描かれている。
関西弁で軽やかに会話を進めながらもあふれ出る、頼りない元夫、会話のかみ合わない実母、難題ばかりの職場への不平不満がいじらしい。また立ち止まることを許されないハムスターの回し車のような生活の中で、立ち止まるは育ちゆく娘、頼りの親友という拠り所が浮かび上がるのは因果なのだろうか。
念願の海を眺めた後の会話を漏れ聞きたくなった・・

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ママはどうなってしまったのだろーか…読後感はもやもや。
ラストはともかく、そこに至るまでのストーリーは心を鷲掴みにしてぐいぐいとすすんでいった。
家族だからってわかりあえると思ったら大間違い!
家族だって、血のつながった親子だって、他人です。

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