「勘違い」を科学的に使えば武器になる

正しい話し方よりも納得される伝え方

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刊行日 2020/03/20 | 掲載終了日 2020/06/26

ハッシュタグ:#勘違いを科学的に使えば武器になる #NetGalleyJP


内容紹介

人はコミュニケーションするとき、必ず「勘違い」してしまいます。なぜなら、誰もが「バイアス」を通して物事を見ているからです。
バイアスとは「錯覚」や「ゆがみ」を指します。茶色いサングラスをかけた人には、白い服が茶色く見えるように、私たち1人ひとりに見えている世界は、バイアスというフィルターを通過したものです。

誰にもバイアスがあり、それを取り除けないということは、私たちは勘違いなしでコミュニケーションできないということです。
しかし、それを理解できると、自分のことはもちろん相手のことも見えてきす。そうすれば、その後の会話をコントロールできるようになり、相手が喜ぶ(イヤがるよ)ツボも把握できます。

そのため、ビジネスなどのシチュエーションで、上手に使えば強力な武器として利用することもできます。また、プライベートでも楽しくコミュニケーションが取れて、心穏やかに日々を過ごせるはずです。
純粋な「会話力」を磨くのはかなりの訓練が必要ですが、必要最低限のバイアスを学ぶには、この本を読めば十分でしょう。この本を読むだけで、コミュニケーション能力が手っ取り早く向上できるのです!

《目次》
第1章 バイアスの使い方を知って負けない武器としよう
第2章 科学への関心が仲間をつくり、敵を遠ざける
第3章 言語学を駆使すれば騙されない、勘違いされない
第4章 バンプ・オブ・チキン(弱者の一撃)を食らわせよう!
第5章 相手の勘違いや思い込みをゼロにする「神の伝え方」

人はコミュニケーションするとき、必ず「勘違い」してしまいます。なぜなら、誰もが「バイアス」を通して物事を見ているからです。
バイアスとは「錯覚」や「ゆがみ」を指します。茶色いサングラスをかけた人には、白い服が茶色く見えるように、私たち1人ひとりに見えている世界は、バイアスというフィルターを通過したものです。

誰にもバイアスがあり、それを取り除けないということは、私たちは勘違いなしでコミュニケーションで...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784798060286
本体価格 ¥1,500 (JPY)

NetGalley会員レビュー

●「話題が時事で非常に面白く学べる」

キングカズの早なしや
バンプオブチキンの話などなど

そういった事象にかけて
会話の方法、コミュニケーションの方法を
紹介してくれるのですごく、頭に残りやすいし
次の項目の切り口が楽しみで
すいすい読めます

楽しい本です!
特に、キングカズにキャプテン翼の必殺技を
掛けた話はなかなかできなくとも
そこを目指したい話
おすすめです

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・「みんな」とか「ほとんど」とかいう側の「みんな」や「ほとんど」は、実は2つ3つくらいの例からきていることも珍しくありません。
・人は権力感を持つと共感力に欠けるため、自分のおこないについては寛容になる一方、他人のおこないに対して厳しくなる。
・言ってしまえば、バカだから自分がバカなことが分からないバイアスです。(本文より)

 2番目のなんて、今の日本の状況そのものですよね!!

 自分の頭の中にあるバイアス(かたより)というのは実に恐ろしいものです。それが間違っているかもしれないという疑問など全く持たず、これでいいのだ!と信じちゃっているのですから、よっぽどのことがない限り訂正されることはないのです。

 バイアス、言い換えてみれば思い込みというのは、いろんなところにあります。例えば、家族が家事を手伝ってくれない。こんなこと誰でもできるようなことなのに、なんでできないの?なんて思うことがたくさんあります。でも、それも単なる思い込み。ちゃんと説明していないからやってもらえないなんてことは、ホントに沢山あるんです。

 ここで例にあげられていた文章が凄いです。ここまで言わなきゃいけないのかと思いつつも、ここまで言われて初めて分かる人もいるってことを知らないとね。

「いつも忙しくて、こんなことお願いするのも申し訳ないんだけど、家出るとき手がふさがっているから、燃えるゴミを出すの、お願いしていいかな。台所のゴミ箱の中身を出してもらえる?で、新しいゴミ袋もかけておいて」(本文より)

 ただ、ゴミ出しておいてと言っただけでは、単にゴミが入った袋を運ぶだけで仕事が終わったと思われてしまうのです。台所からゴミ袋を持ち出す+新しいゴミ袋をセットする。ここまでやって、初めて1つの作業が完了なのです。

 何かを頼まれて、その言葉(この場合で言えば「ゴミを出す」)で表現されることだけではなく、付随した作業があるのだという想像力がない人がほとんどなのです。だから、その想像力のなさに怒るのではなく、想像しなくてもできるところまで指示を徹底すれば、ちゃんとやってもらえるんです。

 自分自身が持っているバイアス、他の人が持っているバイアス、どちらもあるんだなって知ることが、人と人とのコミュニケーションの第一歩なんですね。

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人は事実を体験しているその時点からバイアスがかかった状態で体験し、記憶に残している。「私たち一人ひとりに見えている世界の形や有り様は、バイアスというフィルターをを通過したもの」である。
 コミュニケーションのなかにあるバイアスが多くのトラブルの元となる。本書では,「自分のバイアスをなるべく透明化」させて、「相手のバイアスをうまく利用する」ために、さまざまな分野から明かされた種々のバイアスを網羅的に採り上げ解説している。自分の脳が待つバイアスを自覚し、相手から与えられる情報のバイアスを見抜く。反対にバイアスをコミュニケーションにうまく利用するためにそうした知識を理解し活用することで戦略的なコミュニケーションが可能となる。
 惜しむらくは、本書で取り上げられるバイアスの種類は多岐にわたっているためにひとつづつのテーマの説明が簡単に過ぎる様に感じる。もう少し数を絞って応用事例を深掘りしてもらう事で実践的な活用がはかれるのではないだろうか。

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人は、様々なバイアスを持っている。それによって、間違った判断をするかもしれない。
自分のことを振り返っても、自分に都合の良い情報ばかりを見て偏った考え方になっているところがあるかもしれない…
そして、バイアスのかけられた情報を鵜呑みにして、間違った判断もしているかもしれない…
と思うと、常識や普通、みんながそうしてるということは、立ち止まって本当にそうなのかと疑ってみるのも必要と感じた。
この本を読んで、バイアスはかかるものと認識できたのは凄く良かった。

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勘違いはどのようにして起こるのか?

本書での大切な考えは、ズバリ「バイアス」について。
英語では「偏り」という意味らしいが、先入観や固定観念とも言い換えできそうだ。

いやいや〜あるわあるわ!こんなことやあんなこと。
自分の思考ぐせや偏見など、凝り固まった筋肉をほぐすように読み進めました。

コロナウィルスの影響でアジア人がヘイト攻撃に合う被害が続発しているらしい。
また国内ではトイレットペーパーの買い占めが行われる。
これも一つの偏ったバイアスだと思う。

バイアスと勘違いを直結した時、自分だけの勘違いはまだかわいいが、他人がもつ勘違いは少し難しい。
指摘すればケンカになることも多いだろうし、我慢すれば自分が苦しくなる時もある。
ではどうするか?
答えが書いてます!
ヒントは神の目+三人称語り。
感情に振り回されない秘訣があります。
根拠のないバイアスに振り回されずに活かすことができる。
自分をアップデートするタイミングにある方は是非一読を!

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目次を読んだだけで、最近自分が実感していた事を改めて考えた。そう、そう、そう思います!と。ただ、時として「みんな違う色めがぬをかけている」と言う事を忘れてしまい、相手に様々な事を期待し、要求し、思い通りにいかないと相手のせいにしてしまう。自分のめがねは、なるべく薄く透明にちかいものにしたいと思う。

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<勘違いを科学的に使えば武器になる>




勘違いって、私はよくするんですが、

実は、誰もがよくしていて、

それに気づいていないなんてことがよくあります。

紹介します。

#人はコミュニケーションで必ず勘違いしている

#誰もがバイアスを通してものをみている
➡️バイアスは偏見という意味です。

#みんななんてたいてい2、3人
➡️みんな言っているよと言われますが、そのみんなが数人なことが多いです。

#人間は自分が正しいと信じている

#都合の良い情報だけ取り入れる
➡️#確証バイアス といいます。

#普通の概念は変わっていく

#みな違う色眼鏡をかけており外すことは困難

#人間は旧石器時代からたいして進化していない

#また聞きを利用して信頼性を高める

#何を言ったかではなく誰が言ったかが大事

#不安は生存競争の戦略的な武器

#ジョークから出た真

#一度信じられてしまうと誤解が解けない#交渉論戦の際は人数を揃えよう
➡️一対一よりもたくさんの方がやはり、強くなるという考え方です。

#権力者は共感力が欠ける
➡️サイコパスが多いということです。

#権力者が相手なら観察力を磨いて懐に入ろう#なぜ占いは当たるのか

#コメンテーターはなぜ即答できるか#アメリカの履歴書に年齢を書く欄がない
➡️年齢で判断してしまうからやたらバイアスという言葉が使われていましたが最近はよく聞く言葉なので、
#バイアス (偏見) と覚えておきましょう!!



#勘違いを科学的に使えば武器になる
#堀田秀吾
#読書

「勘違い」を科学的に使えば武器になる 正しい話し方よりも納得される伝え方

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人は見たいものしか見ない。自分の信念を強化する情報しか取り入れず、否定する情報には耳を貸さない。このような傾向が相手のみならず、自分にもあることを、常に念頭に置く。心理学をうまく使えば、自分が思うように、相手に行動させることができる可能性もある。例えば同調のテクニックを使って問題をうやむやにしたり、本人が自分ではめ込んでいる限界と、逆のキャラを設定した上で、命令してしまい、成長させるなど、相手にやられた時にも、理論を知っていれば、冷静に対応できるかも。

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