老人ホームに恋してる。

介護職1年生のめくるめく日常

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刊行日 2019/12/10 | 掲載終了日 2020/06/22

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内容紹介

自分がやりたいことを真剣に考えたら、老人ホームで働くことになりました。

新感覚!無常の老人ホームコミック&エッセイ

Twitterで3万リツイート!介護職の悲喜こもごもをほがらかに暴く1冊。

「まだ若いのに… 芸大を出たのに… 3Kなのに」なんでその仕事をしているのか?

介護の仕事はクリエイティブ!?

母が祖父母の介護をするのを見て興味を持った介護職。周りの目は、「なぜその仕事?」「早く辞めな」と冷たい視線。体はキツいし、泣きたいこともあるけれど、私、この仕事が好きです。

介護職1年生の新人職員のフレッシュな目線から、鮮やかに切り取られる介護の仕事と、個性あふれる入居者の方々の老人ホームでの生活と人生もようがあふれます。

自分がやりたいことを真剣に考えたら、老人ホームで働くことになりました。

新感覚!無常の老人ホームコミック&エッセイ

Twitterで3万リツイート!介護職の悲喜こもごもをほがらかに暴く1冊。

「まだ若いのに… 芸大を出たのに… 3Kなのに」なんでその仕事をしているのか?

介護の仕事はクリエイティブ!?

母が祖父母の介護をするのを見て興味を持った介護職。周りの目は、「なぜその仕事?」「早く辞めな」と冷たい視線...


おすすめコメント

ひとことで語られがちな「介護」や「老人ホーム」。
とかく大変と思われがちな介護職。
なかなか入れないがゆえに、実はよく分からない「老人ホーム」。
オープンでないところだけに、社会的にこれだけ大きな存在になり、多くの人が利用するようになっても、そこでの生活や介護の様子はなかなか分かりません。
この本は、介護職1年生の著者が、自らの体験を等身大にイラストで表現しているので、老人ホームで働く人はもとより、行ったことが無い人にもイメージができるので、共感したり、そういうことかと気づいたり。
■介護に携わる方、入居している方と家族、そして、介護職を検討している方、入居を検討している方にぜひ読んで欲しい本です。

ひとことで語られがちな「介護」や「老人ホーム」。
とかく大変と思われがちな介護職。
なかなか入れないがゆえに、実はよく分からない「老人ホーム」。
オープンでないところだけに、社会的にこれだけ大きな存在になり、多くの人が利用するようになっても、そこでの生活や介護の様子はなかなか分かりません。
この本は、介護職1年生の著者が、自らの体験を等身大にイラストで表現しているので、老人ホームで働く人はもとより、行った...


出版情報

発行形態 ソフトカバー
ISBN 9784396617134
本体価格 ¥1,360 (JPY)

NetGalley会員レビュー

「老人ホームに恋してる」というタイトルに「え? どういうこと?」と惹かれ、手に取りました。漫画エッセイというのも読みやすくて良かったです。
父母が80を越え、子供の私から見ても衰えを感じるようになりました。先輩の中にはすでに親を介護、看取った人も。私にできるだろうかと不安や疑問があり、本書を手に取りました。
芸大を出て、介護の世界に飛び込んだ著者の奮闘日記に触れ、介護が必要な状態=人生終わりではない。介護職=悲惨でもない。人と人との思いやりが根底にあるんだと、当たり前の事を教えてもらいました。
もちろん、大勢の方を見なくてはいけない介護の現場は気が抜けないし、大変でしょう。だからこそ、このようにオープンにしてもらえると、素人でも理解を深めることができると思いました。
近い将来やってくる両親の介護。そしていつか自分も介護されるようになる。
著者が介護の現場で利用者さんと触れ合う中で感じたこと、気づいたことを共有してくれたことに感謝。

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「福祉の仕事ってみんなが思っているよりも、クリエイティブなんです」。
高校は美術科、大学も芸術大学と美術畑を歩んできた著者が、卒業後の進路に悩んでいた時に就職セミナーで出会ったのが冒頭の言葉でした。そうして飛び込んだ介護の世界。時に喜び、時に涙しながら介護職として働いた1年目の日々を、文章と漫画で綴ります。

「介護の世界って3Kなだけじゃないんです!楽しいこと、心動かされることだって、こんなにたくさんあるんですよ」という作者の思いがすべてのページから聞こえてくるような本でした。著者の一生懸命さに心が洗われます。(あと司書の仕事も世間からバカにされたり、低く見られたりされがちなので、その点にも共感しました。)また、「クリエイティビティを発揮できる仕事の幅は結構広い!」という実例を提供しているという点で、生徒の進路選択の役にも立ちそうなだと思いました。ぜひ購入したいです。

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介護職に就かれた女性のおじいちゃんおばあちゃんたちとの交流や老人介護施設での出来事を赤裸々に、あたたかく描いてあるエッセイマンガ。手書きの文字も上手で暖かさを出していてとてもほっこりとしました。著者の大塚紗瑛さんはとても素敵な方だと思います。

介護職のイメージってやはり「給料が安いのにきつい仕事」というようなあまりよくないイメージがあるので、こういう介護職の方の働き甲斐とか、きついこともあるけれど楽しいこともうれしいこともあるよなんていう声がもっと世間に届いて、もっといろんな人が注目するような仕事になったらいいなと思います。そして保母さんもそうですが、もうちょっと給料が上がってもいいと思うんですよね。どんどん少子化が進む現在、介護は自分たちにも必要になってくるんだし。この本は例えば小中学、高校などの図書館とか「将来なにになりたいか」とかを考える授業で使ってもいいと思います。

最後に大塚紗瑛さんが素敵な人と結婚できますように!

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忘れてはいけないこと

人生の先輩なんだなぁと。
読んでいて暖かいような、切ないようなきもちになったのは素直な感想。
ぼくは葬儀屋として施設には何度もお迎えに行きました。
介護職員の方とこのような話できたらよかったなぁ。
亡くなってからも、実は身体には生きた形跡残るんです。
匂いや色など、そんなことも共有したかった。
ぼくはいま葬儀屋ではなく、施設にお迎えは行かなくなったが、母と妻が施設職員なので、夜勤の大変さは漫画の通り想像できる。
特に印象的なのはシワのない23歳の手と、シワシワのお年寄りの手を合わせているところ。
きっとこれは合掌なんだと。
ありがとうございます。
そんな気持ちで読み終えました。

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すごく好きなタイプのコミックエッセイ。
辛いことも嬉しいことも、どちらも描かれているから、介護現場で働く等身大の彼女が伝わってくる感じがしてとても良かった。
途中何度も泣きそうになってしまう。あったかい気持ちになって思わずほほえむ場面もあった。

それにしても、やりがいがあるとはいえ、介護職の大変さも伝わってきた。
すべての働く人が、少しでも余裕を持って働けますように……と願う。

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