アート思考
ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法
秋元雄史
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刊行日 2019/10/31 | 掲載終了日 2020/03/18
ハッシュタグ:#アート思考 #NetGalleyJP
内容紹介
これまでビジネスの世界では、 ロジカルシンキング(論理的思考)、 クリティカルシンキング(批判的思考)が 最重要視されてきました。 また、現存の課題を解決するための デザイン思考も脚光を浴びています。 「VUCA」 Volatility(変動性・不安定さ)、 Uncertainty(不確実性・不確定さ)、 Complexity(複雑性)、 Ambiguity(曖昧性・不明確さ) の時代には、 今までの思考法は通用しません。
既存の仕組みに囚われない アーティストのように思考し 行動することが重要になります。 いかにアーティストのような 思考を得ることができるか。
追求すべく企画されたのが同書です。 書き手は、香川県の直島アートプロジェクト、 石川県の金沢21世紀美術館等を成功に導き、 現在は東京藝術大学大学美術館館長・教授、 練馬美術館館長として活動する秋元雄史氏で、 アートとビジネスの関係性を知り尽くしたプロです。
付録「注目すべき現代アーティストたち」を含め、 ビジネスパーソンが教養として知るべき アートの最前線がわかる1冊です。 アートは「最先端の思考」と「感性の技術」である
○シリコンバレーのCEOたちが実践
○イノベーティブな発想を生む 「問い」の立て方がわかる
○直感、感性はトレーニングで高めることができる
○社会をサバイブする知性を獲得する方法
おすすめコメント
アップルの故スティーブ・ジョブズ、旧ヤフーのマリッサ・メイヤー などテクノロジーを牽引する経営者は、アートから多くのヒント得て 仕事に生かしていました。現代アートの最前線で活躍する著者が、 ビジネスとアートをつなげるこれからの新しい思考法を提示します。
アップルの故スティーブ・ジョブズ、旧ヤフーのマリッサ・メイヤー などテクノロジーを牽引する経営者は、アートから多くのヒント得て 仕事に生かしていました。現代アートの最前線で活躍する著者が、 ビジネスとアートをつなげるこれからの新しい思考法を提示します。
出版情報
ISBN | 9784833423366 |
本体価格 | ¥1,700 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
アートに情熱を捧げるビジネスマンが増加し、商用的価値を提唱する者もいる。
作品に交換価値を認め、投資目的で購入する場として、アート市場は成長し続けているが、アート自体にビジネス要素は含まれていない。
現代アートについて考える時、思想や文化などを背景に、鑑賞者は作者や作品と対話し、アートの本質的な価値を見極める作業を何度も重ねる。
交換価値としてのアートから投資対象へ変化しつつあるマーケットの作品にも、人々がその作品を美術品・芸術品として捉えることで、新しいものの考え方や視点が発見できることを、この本は教えてくれるだろう。
アーティストの視点、考え方、そして表現。どれをとっても自分には理解できないかもしれないと、敷居が高いどころか遠い世界と捉えていました。
しかしこの本で著者は、それをどう考えたら良いのか導いてくれる、まさにアート思考の道標のような一冊です。
またそれからビジネスへの転換は、アーティスト目線というか、切り口、着眼点の固定化からの脱却に悩むビジネスマンの脳に効く一冊とも言えましょう。
まずは野に出て、凝り固まった考え癖のようなものから抜け出すために、自分の心を解放して現代アートと向き合いたくなりました。
冒頭から「アートとビジネスは異なるもの」「実利的には直結しない」と断言されていて、
一気に引き込まれた。
それを踏まえた上で、アート思考ってなに、ビジネスとはどうつながるの?と掘り下げていく。
目まぐるしく変わる価値観に対応しながらサービスを提供するということは、
いわば頻繁にクライアントが変わるということ。
その時、個々のクライアントから投げられる問題をデザインして解いていくのには限界が来る。
ならば、クライアントたちに共通する問題を先回りして考えて作りだせばいい。
その考え方が、自分を取り巻く社会や環境の問題点を探り、
孤独にひたすら自己探求を続ける「炭鉱のカナリア」とも呼ばれるアーティストの思考と結びつく。
分析の時代は終わった。もっと内側、根本的で本質的な問いを立てようと提案する。
もっとも、この作業はそんなに簡単に得られるものではないから往々にして困難を伴う。
本書では、わからないものに対して自分なりに粘り強く考え続ける態度がアート思考の本質であると断言する。
アートもビジネスも一日にしてならず。ため息が出そうになるが、
それが現代アートに深く触れることで鍛えられるという著者の主張を読んで希望が湧いた。
私にとってはビジネスとは!と考えるより、現代アートを鑑賞することの方が楽しいから。
ロジカルに考えてもデザインしても越えられない壁は、アートで飛び越えろ。
本書を読むだけで、既に1つブレイクスルーできる本。
ビジネスと美術、両方の目が養えて素晴らしかったです。
[アート思考]
芸術は仕事と関係があるのか、、、 と疑問に思ったので、読みました。
著者によれば、直接な関係はないと
書いていましたが、
間接な関係はたくさんあります。
個人的にはアートは人間に重要です。
紹介します。
#幅広くアートを学ぶと知見が広がる
#アーティストは答えではなく問いを出す
#アートとは自己探求
#言葉には収まりきらない
#イノベーティブな発想が手に入る
#アートつビジネスの交差点
#学びに即効性はない
#先入観や固定観念を壊す
#わからないから面白い
#企業トップにアート思考が必要になる
#アートとビジネスは実利的に直結しない
#現代アートを知ることは世界を知ることになる
#孤独勝手な存在
#才能溢れるアーティストはタフで戦略家
#アーティストにはインスピレーションや直感が必要
#普段の仕事や生活から離れる
#現代アートとアルティメット
#美と人間の欲望に限界がない
#劇場化するオークション
#アートには生まれてきた文明観がつまっている
#常識を疑う
#ゼロベースで考える
本自体の内容もアートな感じで、理解が
難しいところもありました。
やはり、アートは大切だなと感じる一冊でした!
#アート思考
#秋元雄史
#NETGALLEYJP
#芸術
アート思考 ビジネスと芸術で人々の幸福を高める方法
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なぜいまアート思考なのか?
昨今において、問題提供や問題解決の二面性で取り組むデザイン思考が何かと取り上げられている。
メリットやベネフィット、ペルソナなど多角的な角度で見られたデザインはアートと言えるだろうか?
私が本を読み進めた見解を噛み砕けば、答えはNOである。
アートは本来、自由な交流の場であると筆者。
アートとは場である。
どこの場で生きているか?
置かれた場所で咲かなくてもいい!
そんな強烈なメッセージと孤独のマインドに生きるアーティストの生き様や表現。
ビジネスの中にアートがあるのか?
アートの中にビジネスを見るのか?
あなたはどっちだ!
そんなメッセージを受け取る1冊である。
本が好き!倶楽部
せいちゃん
アートとビジネスは
私はアート関連の仕事をしているわけでもなく、ただ時々お気に入りの美術館の常設展を眺めに行ったり、面白そうな展覧会へ足を運んだりする程度の素人だ。アートを仕事にしている人が書く「アート思考」とはいったいなんだろうか、と思い本書を手にとった。
一見流行りの自己啓発書のようなアオリだが、内容は本質的だ。第1章からアート思考とデザイン思考の違いは「課題解決型」と「問題発見型」の違いだと喝破し、第2章以降では具体例とともにアート思考の実践例を書いている。本質的なことを書いている本によくあるのだけれど、「クリエイティブなことがしたい」と漠然と思っている人が読んでも刺激は受けるがよくわからない部分が多いのではないだろうか。何かしら具体的な仕事に取り組んできて壁にあたったり、今までと違う解決法が必要だと感じている人への、直接的には問題を解決しないが方向性を決める手助けになるような、読んだあと考え続ければ長く効いてくる、漢方薬のような本といえるかもしれない。