新装版 院内刑事
濱 嘉之
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刊行日 2019/12/13 | 掲載終了日 2019/12/26
ハッシュタグ:#新装版院内刑事 #NetGalleyJP
内容紹介
文庫書きおろしの人気シリーズが、新装版として講談社文庫から登場!
廣瀬知剛は、政治家も利用する大手病院で働く警視庁公安総務課OB。モンスターペイシェント、院内暴力、セクハラ、果ては暴力団関係者、薬物反応の出た患者の対応まで、ありとあらゆるトラブルの処理に追われている。ある日、脳梗塞で倒れた財務大臣がICUに運ばれてきた。どうやら何者かに一服盛られたらしい――院内刑事の秘密捜査がはじまる!
文庫書きおろしの人気シリーズが、新装版として講談社文庫から登場!
廣瀬知剛は、政治家も利用する大手病院で働く警視庁公安総務課OB。モンスターペイシェント、院内暴力、セクハラ、果ては暴力団関係者、薬物反応の出た患者の対応まで、ありとあらゆるトラブルの処理に追われている。ある日、脳梗塞で倒れた財務大臣がICUに運ばれてきた。どうやら何者かに一服盛られたらしい――院内刑事の秘密捜査がはじまる!
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
おすすめコメント
“院内刑事”とは、実在する職業であることをご存じですか?
院内交番を設置し元警察OBを配する病院は、実は全国に数多くあります。 警視庁出身で、現在は危機管理コンサルティングに従事する異色の作家、濱 嘉之が描く医療×警察のストーリーは、そのリアリティが圧倒的!
今回の新装版をスタートに、『院内刑事』シリーズは3か月連続刊行されますので、お楽しみに。
――担当編集者より
“院内刑事”とは、実在する職業であることをご存じですか?
院内交番を設置し元警察OBを配する病院は、実は全国に数多くあります。 警視庁出身で、現在は危機管理コンサルティングに従事する異色の作家、濱 嘉之が描く医療×警察のストーリーは、そのリアリティが圧倒的!
今回の新装版をスタートに、『院内刑事』シリーズは3か月連続刊行されますので、お楽しみに。
――担当編集者より
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784065182031 |
本体価格 | ¥650 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
現政権の役職もじりな登場人物が気になり、タロちゃん…とハラハラしましたが。
初めて見た警察もの?病院もの?の設定でしたが、怒涛の展開と場面展開が面白くて、一気に読み進めました。
秋本さんは誤解なく送別会に行けたのかなぁ。寺本さんはどうなったんだろう。幕切れがあっさりで、ちょっと寂しかった。是非シリーズ化して欲しいです!
読ませていただき、ありがとうございました。
院内刑事や院内交番などが実際の病院にあるわけではないだろうが、フィクションとしては面白い。取り上げている事案も現実ではどうかというものもあるし、医事に関してはいろいろ問題もあるようだが、そんなことが気にならないくらい面白い。広瀬がスーパーすぎるが、だからこそ面白いのだといえる。リアリティを求めるよりも、エンターテイメントとして成り立っているかどうかだろう。続篇も新装版としてよみがえるようなので、ぜひとも読んでみたい。
社会の縮図が病院の中に!
広大な人脈を持つ元公安・廣瀬は総合病院でリスクマネジメントの仕事をしている。機内で発作を起こした政治家が緊急搬送されてくる。一命はとりとめたものの薬をもられた可能性が浮上して・・
政治家殺害未遂事件が軸となっているが、他にも薬物、恫喝、暴力、反社会的勢力、セクハラ・パワハラ、新興宗教といった社会の縮図ともいえることがリスクの観点で細かく描写される。
弱った体・心を休め回復させる場所の筈の病院が危険にあふれた社会の縮図であることが皮肉にすら感じた。
VIP対応ができる病院。
そこには院内刑事が居てもおかしくないと思わせる
設定と内容だった。
警視庁公安総務課OBとあって、人脈にも通じていて
病院内で繰り広げられるあらゆるトラブルを解決していく。
著者が公安出身の刑事ということもあり
主人公の廣瀬の思考や行動には
読者を納得させるものがある。
シリーズ化になっているので、他の著書も読みたい。