人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした
大木亜希子
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刊行日 2019/11/29 | 掲載終了日 2020/02/11
ハッシュタグ:#人生に詰んだ元アイドルは赤の他人のおっさんと住む選択をした #NetGalleyJP
内容紹介
仕事なし、彼氏なし、元アイドルのアラサー女子。夜は男性との「ノルマ飯」、仕事もタフにこなしているつもりが、ある日突然、駅のホームで突然足が動かなくなった。そして、赤の他人のおっさん(57歳)と暮らすことに―― 読めば心が少し軽くなる、衝撃の私小説
SNSで話題沸騰!
ササポン(おっさん)、日本にあと100万人くらいいてほしい。ササポン量産化希望(漫画家 瀧波ユカリ)
ドン詰まるんだ。生きるって、ドン詰まる。 もう書くことしか残ってない。 ドン詰まってる。でもそこから始まるんや。(田中泰延)
「家族」になにを求めるのかってことが更新されつつある時代だと思います。(ジャーナリスト佐々木俊尚)
「あ、人生が詰んだって、こういうことを言うんだ」 自分の弱さを呪った。… 大木さんの物語は、みんなの物語でもある。 いまはこの種の苦しさを振り返ることができるくらいの余裕はできたけど、でもやっぱり思い出すとお腹がギュッとなる。(ハフポスト日本版エディター毛谷村真木)
◇ 28歳の春、突如として生活の保証もない、仕事もない、彼氏もいない、貯金だってほとんどない日々が始まった。 残ったのは、手元にある10万円。 「あ、人生が詰んだって、こういうことを言うんだ」 自分の弱さを呪った。 8歳離れた姉から電話があったのはちょうどその頃で、収入が不安定になった私に、「ルームシェアをしたらどうか」という提案を持ちかけてきた。 一緒に住む相手は、姉が「ササポン」と呼ぶ人で、一般企業に勤める50代のサラリーマンだという。 気を遣わなくていいおっさん。恋人でも家族でもないおっさん。 ふと「この特殊な生活の中で自分が変われるかもしれない」という予感がおとずれた。 こうして、私とササポンの日々が始まった。 (本文より抜粋)
出版社からの備考・コメント
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おすすめコメント
最初に編集担当から企画案を聞いたときに、いったいどんな話だ、アラサーの著者と50代のおっさんのちょっと下世話な同棲生活の話かと思った。
でも、ゲラを読んで驚いた。全然違う。おもしろい。
自らの体験を元にした小説だけに、元アイドルの大木亜希子さんの状況と思いがリアルに伝わってくる。しかも、とても読みやすく、その後の展開が気になり続ける。20代からおっさん世代まで、おもしろく読めます。(販売部 山下亮)
最初に編集担当から企画案を聞いたときに、いったいどんな話だ、アラサーの著者と50代のおっさんのちょっと下世話な同棲生活の話かと思った。
でも、ゲラを読んで驚いた。全然違う。おもしろい。
自らの体験を元にした小説だけに、元アイドルの大木亜希子さんの状況と思いがリアルに伝わってくる。しかも、とても読みやすく、その後の展開が気になり続ける。20代からおっさん世代まで、おもしろく読めます。(販売部 山下亮)
販促プラン
大木亜希子さんがバラエティ番組出演予定。
他WEBでの告知など多数予定。
大木亜希子さんがバラエティ番組出演予定。
他WEBでの告知など多数予定。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784396617103 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
こころが褐色するほど頑張らなくてもよい
まもなく齢29歳の元アイドルと57歳のおっさんササポンの不思議な関係。
ひょんなことから、同じ屋根の下で暮らすようになったこの関係を一言で表すならば、プラトニックと言えるだろう。
面白いのは赤裸々に語られる元アイドルに対して、ちょうどよい温度で接するササポンとの対比。
1人の女性の再生物語と言えばそれまでだが、どこか達観した印象のササポンが愛しくなってくるという不思議な構図。
事実は小説より奇である。
そしてその奇は、雨のように冷たく涙も隠す。
久しぶりにそう感じ本を閉じた。
●「クリスマスまでに 独女に見てもらいたい名作!」
すごい面白かったです
文章がなにより軽やかで面白いです!
いやー本当にすごく良かった
ネットギャリーオンリーだと思いますが
最後のページのメールを早速したい気分です。
いや本当に、励まされるし考えさせられるし
笑えるし……
上質な物語でした。
ドラマ化? 映画化 希望(笑)……
わつぃ、途中で、ささぽんキムタクじゃんって思いました
長い休日に ピアノ……って(笑)
本当に、暖かい気持ちになれた名作でした
元アイドルと57歳のおっさんのハウスシェア。それは不思議なことに疲れた心を癒やし、同時に私に共感と自己肯定感を与えてくれた。
仕事や私生活、そして年齢に伴う焦りなど、少なからず身に覚えのある感情。「あー、それわかる」と思いながらも、どうやって乗り越えたらいいのかわからないこともしばしば。そんなときに作者が「ササポン」と出会えたのは奇跡だったんじゃないかな。大袈裟なアドバイスではなく、ササポンがつぶやく一言は私の心にまで染みた。自分のを変えるほどの出会いって、人生に何度あるのだろう?そんな人に出会えた作者が羨ましい。そして、「ササポン、量産化希望♪」に激しく同意!!
読み終えたあとの心のホカホカを誰かにも伝えたい!!
ササポンすごいです。元アイドルで、アラサー女子で、恋愛や仕事でいろいろ悩んで面倒臭くなってる女の子に対しての、適度な距離感。著者の体験が元に書かれた小説、ということで、タイトルにインパクトがありました。でも、読んでみるとササポンを始め、人の優しさに触れて、女の子が自分を取り戻していく話でした。元アイドルが、赤の他人のおっさんと住んだ後、どんな人生を歩んでいくのか応援したくなります。
魅力的なタイトルに惹かれて読む。私小説であり、エッセイでもある、ふんわりとした手触りの佳作。
想像以上に面白い。
元SDN48のアイドルとのことだが、まったく知らなかった。
アイドルを辞めて後フリーのライターとして生きていくことを選んだ作者の波乱万丈な人生の物語。仕事もうまくいかない、恋愛もうまくいかない、そして徐々に心も病み始める。
そんな時、姉から50代のサラリーマン「ササポン」との同居を勧められる。この展開が驚きポイント。お互い深く干渉することも肉、それぞれの生活を営んでいく。
生活の中で同居人の人生が徐々に明らかになっていくあたりもなかなか興味深い。元アイドルとなめていると、なかなかの筆達者で、ついつい引き込まれる。
今も同居をしているとのことだが、その同居にはあるタイムリミットがある。その時どうなっていくのか、興味は尽きない。
まだゲラなので9話までしか読めていないが、書籍になった折には全編改めて読んでみたい。
一敗地に塗れる人に
当たり障りのない言葉をかけるよりも、話を聴くよりも、なんとなく寄り添うよりも、この本をすっと差し出したい。
きっと、また一歩前に踏み出すキッカケになることがこの本にはあると思うから。
元)アイドルにもSDNにもタイトルにも惹かれる要素が一つもないから
もし自分が前情報なしに購入しろ、と言われても購入しないだろう、多分絶対。
だから余計に読んだ今は、そんな読まず嫌いを悔やみ、どうこの著書が多くの人の目に触れるのかを考えています(少し)。
人生に詰んだ元アイドルは赤の他人のおっさんと住む選択をした]
久しぶりの小説です。
タイトルに興味がひかれ読みました。
内容はあんまりないような話で面白かったです。
#元アイドル
#記者
#太る
#20キロ増
#うつ
#仕事休止
とまぁ、人生詰む、仕事ができなくなってうつになる。
そのどん底の中、姉から一人のおじさん58歳を紹介され
シェアハウスさせてもらう。
そして、その生活の中おじさん、ササポンの癒し効果で
自信を取り戻していく物語でした。
人生、駄目だと、思っても
やり直しは、可能です。
悩んで、苦しんで、病気になって、、、 そんな人にも勇気づけてもらえる内容でした。
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