引き抜き屋1
鹿子小穂の冒険
雫井脩介
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刊行日 2019/11/09 | 掲載終了日 2020/06/08
ハッシュタグ:#引き抜き屋1 #NetGalleyJP
内容紹介
【!】本タイトルについては、部分掲載(1話目「引き抜き屋の代理」)となります
ドラマ化原作本!
『犯人に告ぐ』『検察側の罪人』の著者、渾身の新境地。
父が創業した会社で若くして役員となった鹿子小穂は、父がヘッドハンターを介して招聘した大槻によって会社を追い出されてしまう。
そんな小穂を拾ったのは、奇しくもヘッドハンティング会社だった。
新米ヘッドハンター・小穂は、一流の経営者らに接触するなかで、仕事や経営とは何か、そして人情の機微を学んでいく――。
緊迫感溢れるミステリーで人気の著者が新境地に挑んだ、予測不能&感涙のビジネス小説。
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784569769707 |
本体価格 | ¥820 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
読み始めてすぐに「どこが引き抜き屋の話なのか?」という疑問を抱えて読み進むことに。1章のみなので、まずは登場人物の紹介を兼ねてということなのだろうが、そこまで書き込むかというくらいしっかり主人公の背景が書かれていた。しかも、きちんと引き抜き屋の話になっている。それも極上の話に。生きていたらいろいろあるがその一つ一つが無駄ではない。次への一歩の肥やしになっているし、だからこそ人の気持ちもわかる。人情の機微に触れるためのちょっとした触媒としての片りんを見せたところで終わっている。これは2章以降もぜひとも読みたい。
再読です。
鹿子小穂は甘あま人間ですが、面白くて楽しめる作品です。
再読のほうが楽しめました。
第1話は小穂が父親の経営する会社からはじき出され、
ヘッドハンティングの会社に拾われ、初仕事を成功させるまで。
外を経験させるのも大事。小穂が成長しますように。
父親の会社から父親に追い出された女性のお話
最初はア女性が務めるアウトドアブランドメーカーの話が続きどこらへんが引き抜き屋の話なんだろうと思っていたら
はーそう言う事ねと腑に落ちました
今回読んだ部分はあくまで紹介で
序章と言う事
ここまで読んで先がとても気になる作品でした
一面的には測れないことは多い。その奥にあるものに気付けるか、引き出せるか。表面的な処理ではなく、その人となりに見合ったものを見つけられるか。価値は多様。ある人には高価でも、必要のない人には無益だ。誰にでも必要とされるのは難しいが、何かを誇りをもってやり切れるようになりたい。
雫井氏の小説は「犯人に告ぐ」以来。
主人公の小穂が時期社長として会社の取締役から、新たにヘッドハンターの会社に移るまでの経緯を書いた一章しか読めなかったのが残念。
会社の人間模様もヘッドハンターでやってきた上昇志向の常務の登場で緊張感が高まりお仕事小説として楽しめた。
小穂がどんな事案にぶつかり成長していくのか、最後まで読みたかった。
続きが気になる本でした。
非常に面白かったです。
これを読みヘッドハンティングの印象が刷新されました。人と人を繋げ、より良い人生の手伝いをする。素敵な世界を垣間見えました。暖かく、明日の活力につながる様な気持ちのいい読了感です。主人公、小穂の今後の活躍が楽しみです。
雫井脩介さんの新たな一面が垣間見え、驚きと共に喜びを感じました。
鹿子小穂は、父親が社長を務める会社で働いている。年収1,500万円。そんな彼女が、突然社長である父親から退職を言い渡される。途方に暮れる小穂は、成り行きでヘッドハンターの仕事をすることに。世間一般に見ても考え方の甘さを拭えない小穂のこれからが、どうなっていくのか、楽しみでもある。
引き抜き屋というタイトルにどう繋がるのかと言う思いを持ちながら読み進めると、全く違う方向とも思えながらもどんどん引き込まれてしまう。
先へ先へと言う気持ちが強くなり、小穂への感情移入が強まっていく。
経営者の父が子供を成長させるための英断がどんな結果を生み出すのか乞うご期待!という感じ。