哲学人生問答
17歳の特別教室
岸見 一郎
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2019/10/29 | 掲載終了日 2019/10/29
ハッシュタグ:#哲学人生問答 #NetGalleyJP
内容紹介
「生きていくこと」「幸福になること」についての高校生からの人生相談に、哲学者にしてアドラー心理学研究家の岸見一郎さんが、先人の知恵を生かして真摯に答えます。
学校では教えてくれない、本物の知恵を伝える白熱授業! 「17歳の特別教室」シリーズ最新刊。
「生きていくこと」「幸福になること」についての高校生からの人生相談に、哲学者にしてアドラー心理学研究家の岸見一郎さんが、先人の知恵を生かして真摯に答えます。
学校では教えてくれない、本物の知恵を伝える白熱授業! 「17歳の特別教室」シリーズ最新刊。
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が若干異なる場合がありますが、ご了承ください。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784065173824 |
本体価格 | ¥1,300 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
大人が読んでも、良書であることがわかります。
出版されたら、自分でも購入したいと思えました。
本当のこと を知りたい若い人たちに、
真摯に答えてくださる姿勢に胸を打たれます。
たくさんの学生に読んでほしい1冊です。
「嫌われる勇気」がベストセラーとなった岸見先生が母校・洛南高校で行った授業を書籍化したもの。
岸見先生が高校生からの質問に答えておられるパートと、その質問に関連する講義のパートで構成されています。
第2部「自立するための三つの条件」が特に良かったです。
「さすがは洛南生!」と思わず言いたくなるほどに、よく考えられた質問を高校生がしていることも大きいのですが、岸見先生が相手を子ども扱いすることなく、真摯に質問に答えられている点が印象に残ります。
「知識を身につけ、他者に貢献するために勉強しているのです」(p107)、「今は将来のための準備期間ではないということです。本番を前にしたリハーサルではなく、今の人生が本番なのだということを忘れてはなりません」(p132)など、先生の回答の中には大人の心にも響く名言がたくさん登場します。
「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」は本校図書館に所蔵があり、今でも毎年数人の生徒が手に取っています。
この本も購入し、ぜひ多くの生徒に読んでほしいと思います。
ただ生きているだけで人は貢献しており、幸福に「なる」のではなく幸福で「ある」ことに気づくことで人は幸福たるのだ、と本書では示されています。印象に残ったのは、幸福は各自異なっているものであり、感覚的なものではないということです。人1人にはそれぞれの幸福の形があるということが、一般的になるといいなと思いました。あまり抜き書きすると読む楽しみが奪われてしまうので、これにとどめますが、本書には印象に残る言葉がたくさんあります。高校生の質問に自分を重ね合わせて、岸見先生から直接教わっているように読むこともできると思います。なので、手にとって気になる箇所だけでも読む人が現れたらいいな、という希望を込めて購入したいと思います。