シークレット・ペイン
夜去医療刑務所・南病棟
前川ほまれ
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刊行日 2019/09/05 | 掲載終了日 2019/09/16
ハッシュタグ:#シークレットペイン #NetGalleyJP
内容紹介
はからずも医療刑務所へ期間限定の配属となった医師の工藤。矯正医官となった彼が見たのは、罪を犯しながらも民間と同等の医療行為を受けている受刑者たちの姿。自身の過去から受刑者たちへ複雑な感情を抱く工藤。さらに彼の気持ちをかき乱したのは、医師を志望するきっかけを作った男との鉄格子を挟んだ邂逅だった……。
罪と病の間で揺れ動く魂の救済を描ききった、社会派エンターテインメント小説。
はからずも医療刑務所へ期間限定の配属となった医師の工藤。矯正医官となった彼が見たのは、罪を犯しながらも民間と同等の医療行為を受けている受刑者たちの姿。自身の過去から受刑者たちへ複雑な感情を抱く工藤。さらに彼の気持ちをかき乱したのは、医師を志望するきっかけを作った男との鉄格子を挟んだ邂逅だった……。
罪と病の間で揺れ動く魂の救済を描ききった、社会派エンターテインメント小説。
おすすめコメント
本作は「医療刑務所」を舞台としておりまして、はからずも医療刑務所で勤務することになった精神科医・工藤が、同僚の医師や刑務官、そしてさまざまな疾患を抱える受刑者とのかかわりを通して、「罪と罰」ならぬ「罪と病」について彼なりの答えを模索していく……という物語です。医療刑務所については、あまり一般の方にはなじみのないところかと思います。刑務所でありながら、そこに収監されている受刑者は皆なにかしらの病を抱えていたり、高齢のために一般刑務所では管理ができずに送られてくるというケースも多く、ある意味で日本社会が抱えている問題が凝縮した場所ともいえるかと思います。「善と悪」「正と誤」そんな二元論で割り切ることのできない、多様な読み方のできる物語です。 絶対に読んだ時間以上に得られるものの大きい作品だと思いますので、よろしくお願いいたします。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784591163863 |
本体価格 | ¥1,700 (JPY) |