神様がくれたピンクの靴
佐藤 和夫
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2019/01/26 | 掲載終了日 2019/12/24
ハッシュタグ:#神様がくれたピンクの靴 #NetGalleyJP
内容紹介
どうして車椅子のお年寄りが、歩けるようになったのだろうか。 『日本でいちばん大切にしたい会社』掲載企業・徳武産業の心に染み入るエピソード。 徳武産業の十河さんが「あゆみシューズ」の開発を決意したのは、 早くに亡くなったお母さんへの思いからでした。 奥さんのヒロ子さんと試行錯誤の末に「お年寄りが本当に喜んでくれる靴」の開発に成功。 お年寄りが届いた靴を寝るときに枕元に置いて「この歳でこんなピンクの靴をはけるなんて。 神様がくれたピンクの靴…」などのメッセージが寄せられるようになりました。 お年寄りからのメッセージの数々、お客様にも社員にもとことんやさしい徳武産業の物語です。
【日本初パーツオーダー】 徳武産業は、日本で初めて片方だけの販売や、左右サイズ違いの靴の販売を行った会社です。 お年寄りや障がいのある人の中には、足や体の状態によって片方だけが痛んだり、 左右の足の大きさが異なる人もいます。 そうした人々の要望に応えて、業愛の常識を破る片方、左右サイズ違い販売に踏み切ったのです。 【困っているお年寄りの方の役に立ちたい】 この靴の製造を始めた当初、十河さんたちは靴に関して、全くの素人でした。 そんな十河さんたちがなぜケアシューズの製造に踏み切ったのか。 これからこのお話を始めることにしましょう。
おすすめコメント
四国新聞、読売新聞、「かがわ経済レポート」 、東洋経済オンライン 、ダヴィンチニュースなど書評、メディアで話題です!
2019年8月19日NHK総合「おはよう日本」にて紹介されました。
2019年12月9日NHK総合「逆転人生」放送予定(12月14日、12月16日再放送)
四国新聞、読売新聞、「かがわ経済レポート」 、東洋経済オンライン 、ダヴィンチニュースなど書評、メディアで話題です!
2019年8月19日NHK総合「おはよう日本」にて紹介されました。
2019年12月9日NHK総合「逆転人生」放送予定(12月14日、12月16日再放送)
販促プラン
ぜひご紹介よろしくお願いいたします。 コメントなどを拡材などに使用する場合がございます。
ぜひご紹介よろしくお願いいたします。 コメントなどを拡材などに使用する場合がございます。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784866671185 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
枕元に置いてある靴。毎日歩くことが生きがいになった。
靴は左右同じサイズで一足である。そんなことは誰が決めたのだろうか?生産する側はこの方が都合がいいのは明白であるが、、、。しかし左右の足はみんな同じではないはずだ。ものづくりの対価とは?の問いに向き合う。
話は日本で初めてお年寄りのために作ったケアシューズ『あゆみシューズ』の徳武産業のサクセスストーリー。そこには沢山のドラマが展開される。
先代から何も引き継ぎのないまま社長になった十河氏。ここまでの会社の成長へ悪戦苦闘がみて取れるからこそ言葉の重みにハッとする。
中盤から圧巻なのはサンキューレターから聞こえる利用者、または家族の声だ。これには強く心を揺り動かされた。
ものづくりや経営やマーケット、またはハードシングスへの捉え方など、ビジネス目線から本を眺めてみても非常に学びの深い内容である。
判断に迷った時は損得ではなく正しいか正しくないかで決める!!
あゆみシューズを履いて一歩一歩進めば、そこから循環するエネルギーが生まれ、感謝が回り出す。
良いサイクルができている。
ステキで感動もあるがどこか身の引き締まる追体験のできる一冊でした。
本が好き!倶楽部
せいちゃん
この本の中には「あゆみシューズ」を作るようになった経緯、どのように商品開発したのかなどのお話が色々書かれていますが、やはり一番心に残るのは、この靴に救われた方の言葉です。
子供のころから障害があって、大人になるまで履ける靴がなくて、車椅子で外出するのにもずっと靴下のままだった青年が、初めて靴を履けるようになって感激した話とか、いつも枕元に赤い靴をおいて寝ているというおばあさんの話とか、どれもステキなお話ばかりです。
かつては「歩けない患者に靴を売りつけるとは!」と怒る病院関係者もいたのだそうです。介護の当事者でも患者の立場に立って考えることができない人が沢山いたし、今もいるのでしょうね。歩くことはなくても足元が寒いから靴を履きたいという要望もあるし、どうせ履くなら可愛い靴を履きたいという要望もあるのです。
どんな状況であっても幸せを求めることはできるはずです。こういう形でいろんな方の幸せに貢献されているというという会社があるのですねぇ!
あゆみシューズ。。。懐かしさとともに記憶がよみがえってきました。勤めていた病院で取引のあった義士装具士が扱っていた着脱しやすい靴、という認識しかありませんでしたが、こんなにも熱い情熱が込められた商品だったとは。。。。その情熱を知らないまま義士装具士のおすすめだからということで患者さんにおすすめしていたのですから、この本を読み終えて恥ずかしくもなりました。
また、この本は単なるあゆみシューズのストーリーではなく、経営の仕方にもかなり触れてありますね。私自身自営業を営む者として、患者さんが喜んでくれるなら私も幸せ、というスタンスで今まで利益率など全く考えたこともなかったので、私のこれからの事業のすすめ方にもいろいろとヒントを与えてくれるものでした。
昨日NetGalleyサポートからEメールが届きました。「2019年9月2日NHK総合「逆転人生」にて特集されます!」とのことで、これも楽しみにしています。
「ニッチを狙う」
「情熱を持つ」
「貢献する」
ビジネス書によく書かれてある言葉ですが、そのどれもがあてはまるのがこの徳武産業です。
決して順風満帆な会社運営ではありませんが、社長の情熱と過去の反省を活かした経営で乗り切るところは、読んでいて池井戸潤の小説の様でした。
(嫌な銀行の幹部は出てきませんが…笑)
実は私が勤める特別養護老人ホームの利用者に「あゆみシューズ」を履いている方がいます。
この文章を書くために徳武産業さんのホームページを見ると、全く同じシューズの写真が載っていたのです。
この本が、徳武産業さんがより身近に感じました。
企業の成功とは何か、そしていかにしてそれを成し遂げるか?その答えの一つがこの本に書かれている。しかし、成功とは結果でしかなく、重要なのはそこへ如何に到るかなのだろう。形を真似ただけでは到ることができない。ひたすらに「良い製品」を目指すこと。作り手にとってよい製品ではなく、使う人にとって良い製品をひたすらに目指すこと。これは難しい。技術力やマーケティング力だけでは成し遂げることができないことだ。高い志とユーザーに対する深い愛情、そして常に損得ではなく正しいことを優先させる強い意志がなければできない。そして、この強い意志を支えるのがモチベーションであり、その源がユーザの幸福であり、それが形で示されたサンキュー・レターなのだということを本書は教えてくれる。
ケアシューズであるあゆみシューズを履いている方、また愛用したご家族を持つ方からのお手紙が心に染みました。
本の中では、あゆみシューズを作るまでの経緯や経営に関してのここまで成長するに至った徳武産業の歩みが社長を中心に描かれていました。常に恩返しの心を忘れず、地域や関係者を大切にされている姿が印象的でした。是非、たくさんの人にあゆみシューズを知っていただき、読んでもらいたい本だと思いました。
望まれているものを自分たちが届ける。
正しい経営を大切に、関係するみんなの幸せの総量が増えるとは、こういうことかと心に染み入るヒントに溢れる。
経営書としても参考になる部分が多いとともに、具体的な顧客との交流では思わず涙させられるドラマがたくさん詰まっている。
まさに、一人でも多くの人に読んで頂きたい一冊。
[神様がくれたピンクの靴]
タイトルが非常に興味深く、読書しました。
神様がくれたピンクの靴は
そもそも何かというと徳武産業の
ピンクのケアシューズのことです。
この本は、そこ靴のおかげで歩けるようになった
靴のすごさがかかれといます。
さらに、そのケアシューズを作った、徳武産業は
あえて特許をとらずにたくさんの人が
利用できるように考えているところが、
会社として素晴らしいことがわかりました。
あとがきで
組織の中で大切にする人が5種が紹介されていました。
#社員とその家族
#仕入れ先や協力企業等で働く社外社員とその家族
#現在顧客と未来顧客
#地域住民とりわけ障がい者や高齢者等の社会的弱者
#出資者や関係機関
勉強になるなと感じました。
ケアシューズ、一度試しにはいてみたいです。
#神様がくれたピンクの靴
#佐藤和夫
#NETGALLEYJP
#徳武産業
#ケアシューズ
#読書
#読書日記