最強の働き方
佐藤優
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刊行日 2019/08/08 | 掲載終了日 2019/12/03
ハッシュタグ:#最強の働き方 #NetGalleyJP
内容紹介
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■編集者が選ぶレビューベスト10
選ばれたレビュー投稿者10名に献本をお贈りします!
※選ばれた方には、8月下旬にメールアドレスへご連絡いたします。ご連絡をもって発表に代えさせていただきます。
※申請及び、レビュー掲載の期日は8月29日とさせていただきます。お早目の申請、ダウンロード、レビュー掲載をなにとぞよろしくお願いいたします。
朝日カルチャーセンター新宿で行われた全6回の白熱講座「最強の働き方」を書籍化。
非正規、派遣、働き方改革、階級社会、少子高齢化、老後資金2000万円。年代を問わず直面する過酷な「労働」について、悲観するのではなく解決の方策を見出す知恵を授け、働くという根底に流れる真理を解き明かす。
佐藤優氏、渾身の働き方論!
販促プラン
※発売即重版!
新聞広告
2019年8月12日産経新聞全五段
8月15日毎日新聞全五段
8月18日日経新聞全五段
8月20日読売新聞全五段
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8月15日毎日新聞全五段
8月18日日経新聞全五段
8月20日読売新聞全五段
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784426125653 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
佐藤優さんらしい、アカデミックな働き方の内容に、とても感銘を受けました。誰にとっても自分の働き方の指針となるような良書です。これからもぜひ、佐藤さんの作品を取り扱ってください。宜しくお願い申し上げます。
若いうちに誰かに助けてもらったり、応援してもらったりするという経験がある人は、それを誰かに返すことができる。こういう良い循環っていいことです。自分が若い頃にお世話になった恩を、その人に返すのではなく、自分が成長して、新しい誰かのお世話をする。つまり「ペイ・フォワード」ができるって素晴らしいことです。
受けるより、与える方が幸いなんだ。(本文より)
逆に言えば、若いうちにいろいろな経験をしていなくて、他人との良い関わり合いがなかった人は、誰かのためになろうとする気持ちが持てないということになります。勉強だけしてればいいよなんて思ってちゃアブナイ、アブナイ!
格差が大きく、貧困層の多い社会は病んだ社会であり、病んだ社会では犯罪が増加し、豊かな人も含めて健康状態が悪化し、死亡率が上昇するのである。(本文より)
とかく豊かな人は貧しい人のことを無視しがちですけど、社会全体として考えた時、それはとても危険なことなのです。同じ時代、同じ社会に暮らす人間は、常に全体の幸せを求めなければいけないんだよって思いを持ち続けていないと、社会は崩壊していくのでしょうね。
自分が元気だからいいってだけじゃ世の中は良くなっていきません。健康を損なっている人、社会的立場が弱い人、お金がない人、自分の本当のことを言えない人、いろんな人がいるんだってことを理解すること、尊重することが必要なのです。
相談できるななめの関係の人がいるかどうか。
語りは一貫したマルクス資本論と聖書の理論が根強い。令和時代の働き方に結論があるとすれば『労働とは人間と自然の代謝である。』ということを念頭に学んでいくことだ。そのためのヒントがいたるところで散りばめられている。
例えば、『家庭を育成して労働力を再生産するサステナブルな成長。』
『古代ギリシアから見ると最も高貴な身分はニートである。』などなど。
このヒントだけでも充分に読むに値するし、興味も湧いてくるのではなかろうか?
僕も含めた不遇のアラフォー世代に特にお勧めします!
本が好き!倶楽部
せいちゃん
最強の働き方を達成するためには、「『働く』に関する正しい知識を身につけること」、「たとえ自分にとって受け入れがたいものであっても現実から目を背けないこと」が必要なのだと、本書を読み終えて思った。
特に印象に残ったのは第1章だった
ここでは「資本主義社会で働くとはどういうことなのか」を、人によっては”冷たすぎる”と感じそうなほどに冷静に見つめ、その本質を暴いている。「資本主義社会において、労働者の自己実現はない」(p30)、「資本家と労働者は、金と命を交換している」(p33)などは刺激的だけれども労働者が心に留めておくべきフレーズが満載。
佐藤優さんのカルチャースクールでの話をまとめた本です。
話が多岐にわたり、3.4冊分の本を読んだ感じにしてくれます。
タイトルの最高の働き方をすることとは
本書のあとがきに書かれていた
□ 隣人のために尽くす生き方をすることをイエス・キリストは勧めている。こういうアプローチをした方が、人生が楽になる。
と言うことのように、私は思えました。
たくさんGIVEしていると、いつかはTAKEが返ってくる感じでしょうか。
また、相手からお礼を言われると気持ちよいですよね
それを伝えたいがための
本文があるようにも思えました。
私が好きなのは
第1章 働きすぎてはいけない
です。ここには
□ 賃金の大まかな内訳
1:衣食住とレジャーにかかるお金
2:家族を再生産するお金
3:労働者が勉強するお金
社会人になって大分たつけれど、改めて、
この3点について認識をすることができました。
それと
第6章 仕事の目的は休むことだ
この言葉」
□ マルクスによれば、労働力商品は余暇からしかつくれないから。家庭で休んで、ご飯を食べて、リラックスして、睡眠をとって。それによってしかつくれないことになる。
□ 全体を見渡して「うん、これでよし」と思ったときのまなざしが、余暇。
大好きです。
今まで余暇を意識できなかったので
これから積極的に余暇を確保したいと思っています。
サクッと読め
気になるところはじっくりと
考えながら読める本です。
お薦めです
●「突き刺さって粉々に砕けた」
うん、とにかく働くということに疑問を
もった方は、読んでみるといいと思います。
結構、根気がいるけれども、
すごくとらえ方だったり勉強になるし
もしかしたら自分は虐げられているのかって
気付くことができるかもしれない。
私にささったのは転職のところ
嫌でもやめるな 転職したら収入は7割になる
辞めたいって思っている
でもやめられないからわかっているのだけれども
そういった中ではっきりと言葉にされて
突き刺さって
そして自分を高めるしかないと
もやもやがぶち壊された気分です。
この本には働くって何かっていうのが
すごく書かれている
本来は働く社会人になる前に
読んでもいいかもしれないが
その思想をもって会社に入ると
上は、会社に反発する人間が嫌いだから
間違いなく働きずらくなる。
うーん。
働くを考えるのに本当に良い本だと思いました
日本は資本主義社会って学校で習ったけど、はっきりいってよくわかってなかった! というか、学校でこんなこと習わなかった。これを大学……いや、高校3年までに知っておけば私の人生の選択は違っていた、かもしれない。いや。同じ選択をしたとしても、その質は変化していたと思う。
私は社会に出てかなり経つが、著者のわかりやすい説明に今更ながら「なるほど。こういう考えのもとに経済活動が行われているからこうなる訳かーっ」と目からウロコだった。
自分が日本の資本主義社会の中の、どの階層に位置していて、今どんなスキルを持っていて、それをどう活かして働くか。または、生き抜くために必要なことは何かを意識することができた。
今、一生やりたい事を仕事にしているので、これから仕事を変えるつもりはないけれど、これからを生き抜くためにどうするか? 再度戦略を立て直すためにも読んでよかったと思っている。
日本の未来に、いや、自分の未来に希望はあるのか。とても不安だった。
資格をとればなんとかなる資格と、ならない資格がある。わかってはいたけれど、認めたくない自分がいて、逃げ恥を例にした説明が身に沁みました。
今後は、ますます縮小し頼れなくなるであろう社会保障。
自力でなんとかしなければならないが、社会構造の転換により提案されていたセーフティネットが悲しすぎた。
安易な離職は悲惨さを招き、余暇の思想は冷静になるために必要なのだと、実感。
自分に合った働き方を模索しながら、労働ということに光がある事を理解できる人間になれることを心底願う。
とてもためになる良書でした。
佐藤さんのお名前はいろんなジャンルで目にしていましたが、いろんなジャンルで目にし過ぎていることもあり、いったい何の人なんだ?と疑ぐる気持ちばかりが先行してしまい読まず嫌いのままここまできてしまいましたが、今回始めて著書を読んでそれをひどく後悔したことこのうえありません。
不勉強過ぎて、書いてあることを読み進めるのに精一杯な箇所は多々ありましたが、生活するために仕事を見つけ働き、それに対する対価で日々を過ごしてきた中で、そこまで深く考えてこなかった、生活するってなんだ?働くってなんだ?ひいては生きるってなんだ?ということの根本的なところから学び直さないと、もしかしなくてもまずいと、確実にやばい、と思いしれたことに感謝しました。
読書の喜びでもありました。
著者の鋭い目線の先は、現実社会の厳しい事実がある。とりわけ失われた世代には痛切な内容かもしれない。
この本で得た知識をどう感じただろうか。ネガティブな情報として捉えてはいやしないか。物事には、一長一短の面があることを忘れないで欲しい。ここで得たことはこれからの人生で有用になることだろう。
『余暇と祝祭』---この言葉を知っただけでも、立派な武器を手にいれたも同然である。
自分が働く会社の見極め方がなるほどと思った。
自分より年上の人で尊敬できる人が居るか?
相談するなら直接の上司より、かつて上司だった人に相談すると良い。
など、今の会社で働き続けるべきか悩んでいる人に手に取って欲しい本である。
マルクスの『資本論』とキリスト教を元に、働くと言うことをわかりやすく解説されてます。
100%同意、と言うわけにはいきませんでしたが、経済の仕組みや、労働について、新たな認識を得ることができました。
するする読めてしまうけれど、深く理解するために何度も読み返したくなる内容でした。
働くことに疑問はないけれど、働くカタチが人それぞれ。どうやら会社に労働力を搾取されてばかりいるんじゃないかという文句(意見)をよく聞く。
そんな気持ちのモヤモヤが一瞬で晴れる佐藤優氏の切り口。
そうか!資本論ね。
ストンと落ちた部分が大きいのは、そこにキリスト教的視点も織り込まれているから。働くことは生きていくことでもある。自分でもキリスト教の考えを、聖書を学んで少なからず常にその言葉が様々な場面で心に浮かんでくるから、佐藤氏の繋げ方にも納得。
だからなのか自分の中で曖昧模糊としていたものに、糸を垂らして文章にしてもらった気分。もちろんあとがきにあるように神の基準と人間の経済合理的発想は異なる。そこを踏まえた上で1人だけではない、眼差しを持って生きていくことが最強の働き方に繋がるのだ。