Cocoon
修羅の目覚め
夏原 エヰジ
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刊行日 2019/08/05 | 掲載終了日 2019/08/05
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内容紹介
鬼はみんな、わっちが斬る!
前代未聞のニューヒロイン、登場!
天明期の江戸・吉原。大見世である「黒羽屋」の最高級遊女”花魁”として名を馳せる主人公の瑠璃は、江戸に跋扈する鬼を討滅する闇組織・黒雲の頭領という裏の顔を持っていた。
彼女は妖刀・飛雷を操り、恨みを強く抱いた死者が転ずる「鬼」退治を任務をしていたのだ。
瑠璃に魅かれて集まってくる妖たちや組織の仲間と織り成す、時代ファンタジー。
鬼はみんな、わっちが斬る!
前代未聞のニューヒロイン、登場!
天明期の江戸・吉原。大見世である「黒羽屋」の最高級遊女”花魁”として名を馳せる主人公の瑠璃は、江戸に跋扈する鬼を討滅する闇組織・黒雲の頭領という裏の顔を持っていた。
彼女は妖刀・飛雷を操り、恨みを強く抱いた死者が転ずる「鬼」退治を任務をしていたのだ。
瑠璃に魅かれて集まってくる妖たちや組織の仲間と織り成す、時代ファンタジー。
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が若干異なる場合がありますが、ご了承ください。 ※発売前の作品のため、ネタバレのレビュー投稿は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
おすすめコメント
デビュー作でありながら、シリーズ化が決定!
『しゃばけ』『十二国記』『陰陽師』が好きな、あなたにおすすめです!
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出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784065166864 |
本体価格 | ¥1,350 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
花魁の「妖」成敗!
このプロットは凄い!いい!
こんな作品は初めてだ!
読んでいて先が気になる物語
吉原が出てくる物語を数多く読んだけど
どれにも当てはまらない新しい物語だった
続編も読みたいけど
蛇足になるのならこれで我慢するしかない
妖成敗の花魁の苦悩が良く表されている物語でした
江戸時代の吉原を舞台に、主人公瑠璃が花魁と鬼退治の二足のわらじで活躍するお話。豪華絢爛な吉原の世界と人の業を、アクションあり、笑いあり、涙ありで描いた、素晴らしい作品でした。
ただ、せっかく花魁の衣裳の説明があるのに、着物に疎いせいでいまいちピンと来ないので、要所要所で挿し絵があるといいのになぁと思いました。表紙のカラーだけではもったいない気がします。
また「しゃばけ」好きな人向けとの事でしたが、「しゃばけ」ほど、ほんわかしていないし、妖したちも活躍しないのが残念。シリーズ化するようなので、人間だけでなくそれぞれのキャラがもっと強く出るといいなと思います。
人間と妖と鬼、違った世界に住みながら互いに近くにいる存在。
人の恨みが生んだ鬼を妖刀・飛雷で切り捨てる。悲しい話だが色彩が浮かんでくる書きぶり。
クライマックスは黒くなっていく鬼と華麗なる花魁装束。悲しさとやるせなさがない交ぜになる結末です。
ここで完結でも、三巻ぐらいの話でも、シリーズものでも展開可能でしょうが、シリーズ化決定?!
とてもいい作品でした!読んでいてどんどん引き込まれていく。作家の筆力に脱帽です。吉原を題材にした作品はこれまでも多く出版されていますが、ここまで読ませる作品は他にあまり例がないと思います。売れそうですね、この作品。
吉原を舞台とした、絶世の美女である花魁が鬼を退治するお話。どこかの漫画で読んだような設定だったのだけど、キャラがそれぞれ立っていて、どんどん読まされてしまいました。吉原のお話は必ず女性が悲しい思いをするので、時々嫌になります。津笠の人の良さが救いだっただけに、ただただ残念な結末でした。瑠璃の正体は半分ほど明かされた感じなので、続編が出るのでしょう。読んでみたいです。#NetGalleyJP
花魁と妖たちの不思議に愉快で軽快な話。不可思議な世界とまだまだ義理人情に厚い時代、そして吉原という特殊な世界とをつなぎ繰り広げられる。異界ブームで様々なシチュエーションがある中、古来のものと繋がっているようで読みやすい。
吉原の人気の花魁は、裏の生業として、鬼退治をしていた。男に捨てられて、川に身を投げた女。別れ話がこじれて、恋人に殺された女。そのような不幸な末路を迎えた女たちは、鬼としてよみがえり、通りかかった男たちを殺していた。その鬼を殺す力は、花魁だけが持っている。美しい花魁と、悲しい鬼を殺していく葛藤を描いた物語。