ブルシャーク
雪富千晶紀
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刊行日 2019/08/22 | 掲載終了日 2019/08/22
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内容紹介
不二宮市職員の矢代は、6日後に迫った来常湖トライアスロン大会開催に向けて奔走していた。開催直前のこのタイミングで、水質の異状が見つかり、さらにそれに気づいた同期の関が、来常湖に検体を取りにいくと言い残して姿を消したのだ。関を探しに湖へ赴くと、「この湖にオオメジロザメが迷い込んでいる」と言う女と出会う--。
トライアスロン大会開催を控えた山中の湖に、巨大な鮫が⁉ そんな馬鹿な!
ついにレースの号砲が鳴り、選手たちが次々湖に飛び込んでいった--。
出版社からの備考・コメント
まずは読んでみて下さいー!!
おすすめコメント
面白い!!!
自然って、動物って、人間って怖い。
映画『ジョーズ』のような設定を、しっかりとした文章で読ませる傑作です。
面白い!!!
自然って、動物って、人間って怖い。
映画『ジョーズ』のような設定を、しっかりとした文章で読ませる傑作です。
販促プラン
視覚に強く訴えかけてくる作品なので、イラストを作成しました!こちらのイラストを四コマ拡材にして、8月の新刊案内に同封し、書籍ランク店さま全店にお送りします。
7月10日まで初回指定受付中です!
視覚に強く訴えかけてくる作品なので、イラストを作成しました!こちらのイラストを四コマ拡材にして、8月の新刊案内に同封し、書籍ランク店さま全店にお送りします。
7月10日まで初回指定受付中です!
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784334912987 |
本体価格 | ¥0 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
「パニックブック」登場!
トライアスロンの大会が予定されている湖で水質調査員が失踪。友人で大会実行委員でもある矢代はある不安を胸に友人を探すのだが・・・
前半は謎を小出し小出しに解いていき、緊張感を高めます。そして大会当日怒涛の展開へ・・
予想をし中を見たくないと思いつつも、なかなか開かない扉を開けていくようでページがとまりませんでした。読後は気付かぬうちに手のひらが汗で湿っているような状態です。
緊張感を強いる映画を一本見終わった感覚。おススメです。
サメによるパニックものです
かの有名なジョーズを彷彿させる物語で和製ジョーズと言っていいでしょう
登場人物は使命感、正義感溢れる公務員とちょっと変わった女性学者
少しずつ恐怖感を煽っていく進行に
だんだん物語にめり込んでいきます
ただもうちょっとテンポが有ると良いと思いました
一個人の力の小ささと、長いものに巻かれたり、スポンサーへの忖度などの社会構造と、それぞれの個人の人生の背景の描き方がテンポ良い。
その実、主人公矢代の人生だけはあまり描かれていないところも抑えた狂言回しとしての役割も果たし、読み手は矢代、渋川と同化していく。
そこに読者の前だけに現れるオオメジロザメ。
その大きさと活動域は、人智を超えている。その上に水源地の問題や、判明されていない謎などもうまく絡んでいる。
人は目の前に見えるものしか信じないのか。見たいものしか見ないのだ。
読後感がヒンヤリと良い。