ヴェールドマン仮説
西尾 維新
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刊行日 2019/07/31 | 掲載終了日 2019/07/29
ハッシュタグ:#ヴェールドマン仮説 #NetGalleyJP
内容紹介
西尾維新 著作100冊目!
ぼく以外、家族全員「名探偵」。
天衣無縫の新時代エンタテインメント!
おじいちゃんが推理作家で、おばあちゃんが法医学者、父さんが検事で母さんが弁護士、お兄ちゃんが刑事でお姉ちゃんがニュースキャスター、弟が探偵役者で妹はVR探偵。
名探偵一家のサポートに徹するぼくだけれど、ある日強烈な「首吊り死体」を発見し、連続殺人事件を追うことに。被疑者は怪人・ヴェールドマン。布に異様な執着を示す犯罪スタイルからそう呼ばれている――。
※会員タイプ限定での公開となります。
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が若干異なる場合がありますが、ご了承ください。 ※発売前の作品のため、ネタバレのレビュー投稿は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
おすすめコメント
きっかけは「そろそろ著作が100冊になります」という西尾維新さんの一言でした。記念すべき100冊目にはぜひ新作をとお願いし、鮮やかに応えていただいたのが本作です。
身近にいてくれたらとても心強い、対犯罪スキルがずば抜けた、ある家族の物語。ミステリーであり、どエンタメの本書は、西尾維新さんならではのテンポのよい掛け合い、魅力的な登場人物、ハッとさせられる視点に満ちています。
ファンの方にも、西尾維新さんの小説は初めてというの方にも、心からおすすめします!
――担当編集者より
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784065164945 |
本体価格 | ¥1,500 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
西尾ビギナーに最適な一冊。
いろいろ特徴的な職に就いている大家族の中で無職の主人公が解く謎とは・・・
個性的なキャラクターが縦横無尽に(ほぼ画面の中だけで)躍動し、テンポよく謎解きが進みます。
謎解き自体も、二段重ねどころか複数段重ねで秀逸。
楽しめました。
家族全員が名探偵の中主人公だけが凡人。
ただしサイコエンターテイメント小説の主人公になる位の凡人だ。決して普通ではない。
先生独特のボキャブラリーと話題の豊富さが今回もキレッキレッ!どうやってインプットしているのだろう?
また、こちらも独特の言葉選び。
皆さんは「モチベーション」は上がるもの滾るものでしょうか、西尾維新先生にかかればそんな言葉になるのか?まるで渋谷の女子ですよ。
本編は自分以外の家族が名探偵の家で育った男が死体を人伝に聞いて発見家族に相談をしながら解決を目指すのだがと言う所ですが、これはシリーズ化とスピンオフ化待った無しでしょう。
著作100冊目にして新しい始まり一冊。
また新しい沼が出来た。
西尾維新100作目という記念すべき作品。
記念すべき作品だけあって、また新境地を開いた西尾維新。
言葉遊びは健在なので、その言葉の魔術に酔うのもよし、濃いキャラクターを好きになってもよし、エンタメとして楽しんでも、ミステリもしても楽しみどころ満載の本作。
色々な西尾維新をお試しあれ。
面白かったです!
9人家族が仲良さそうなところが微笑ましいし、西尾維新らしいキャラ造形だけどあまりくせもなくて最後までさくさく読めました!
ひっくり返して、またひっくり返して、そして最後に実は……と休憩する暇のない怒涛の展開が心地よかったです。
あまり出てこなかった家族の話も読んでみたいので、ぜひぜひ続編を期待しています!
軽快なリズム、印象的な名前、奇天烈な家系。否応無しに巻き込まれる事件とめまぐるしい展開。軽やかに、まるで音楽でも奏でるかのように事件は起きる。幕間ですら息がつけないのは、幕間にこそ何かが隠されている気分になるからか。
西尾維新さんの記念すべき100作目の作品にして、新シリーズ?第一作。
主人公以外「名探偵」という家族構成はまさにミステリ好きホイホイ!!
(本作を読んだ限りではですが)他のシリーズとは関連しない完全に独立した作品なので、西尾維新未体験の方にも安心してオススメできます。