檀流クッキング
檀一雄
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刊行日 2002/09/25 | 掲載終了日 2022/05/19
料理レシピ本大賞 in Japan | 中央公論新社
内容紹介
《この地上で、私は買い出しほど、好きな仕事はない》と豪語する直木賞作家・檀一雄は、自ら料理をし、人に振る舞うのが大好きだった。放好きで、世界中の食を知り、独自の流儀で調理をした92種のレシピが『檀流クッキング』に並ぶ。
《ちょっとしたご馳走といえば、スキヤキか、タイの茶漬けにきまっていた》、《お酒や、雑煮の胸焼けの合間に、(中略)カブの酢漬けをいただくのはうれしい》など、檀の飾らない日常感覚が、読んでいて心地いい。放浪と奔放な生活を描いた代表作『火宅の人』のなかにさえ《私はウロウロと、喪家の犬のように、落着きなくうろつきまわりながら、雑多な魚介や、肉や、蔬菜類、の買い出しがしたいのだ》という一文が見える。筋金入りである。
出版社からの備考・コメント
本作品は、料理レシピ本大賞選考委員のみの閲覧となります。
本作品は、料理レシピ本大賞選考委員のみの閲覧となります。
出版情報
発行形態 | その他 |
ISBN | 9784122040946 |
本体価格 | ¥667 (JPY) |