言葉の色彩と魔法
ラフィク・シャミ著 ロート・レープ絵 松永美穂 訳
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刊行日 2019/05/24 | 掲載終了日 2019/05/31
ハッシュタグ:#言葉の色彩と魔法 #NetGalleyJP
内容紹介
語りの魔法使いシャミが紡ぎ出す 《人生の物語の宝庫》
シリアから亡命し、ドイツ語作家となったシャミは、世界150万部超のベストセラー『夜の語り部』(松永美穂訳)をはじめ、30年にわたり作品を書き続けてきた。 本書には、ダマスカスでの子ども時代の回想、メルヘン風の短編、アラブ民族のメンタリティを風刺的に書いたものなど、書き下ろし5編をふくむ59編を収録。全編に美しい挿し絵が添えられた珠玉のカラー愛蔵版。
[目次より] 讃歌/父のラジオ/よその習慣/神様が祖母だったころ/磔刑/子どもの裁判官/モダン・タイムズ/氷の船/一生のあいだ、よその国で/インクの染み
販促プラン
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出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784890139989 |
本体価格 | ¥2,600 (JPY) |
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NetGalley会員レビュー
[言葉の色彩と魔法]
贅沢に絵が盛り込まれている本です。
この本は、短編の物語の集合体で、きりぎりす、建築の話など
内容は様々であるが、それに合わせた絵もあり、話もオチがある。
何度か見返して読むのもいいかなと思った内容でした😃
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言葉の色彩と魔法
言葉の色彩と魔法
2,808円
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読み進めるうちに不思議な感覚に包まれる。かなりクリスチャン色が濃い話が続く。子供の頃の懐かしい話をしていたと思ったら、亡命とか出てくる。ダマスカスからドイツに亡命したという。中東といえば、聖書と紛争しか思い浮かばず、そこで生まれて生きている人たちの生活を感じることが今までなかったせいだろう。アラム語を話す人がまだいたというのも驚いた。時に考え込み、時に声を立てて笑いながら読み終えた。肉屋の話と父の訪問の話が印象に残った。シャミの妻ロート・レープによる挿絵によって、より一層温かい雰囲気に仕上がっている。
作者がクリスチャンであり、中近東の出身であることから、信仰心であるとか、生活習慣であるとか、日本人には馴染みのない世界の物語は、さながら現代版アラビアン・ナイト。
ウイットに富み、ユーモアにあふれた作品にクスッとしたり、少年時代の思い出が、まさに言葉の魔法で色鮮やかに描かれており、それに合わせた挿し絵の美しさにも目を引かれた。
熱くもあり、涼しくもあり、人々の素の営みを隣で見ているような小説と、少しパラレルワールドを描いたような主題を考えさせられる美しい絵で溢れたこの一冊。
俯瞰して描いているものを、更に遠い空から俯瞰しているような気持ちにおそわれる。
まさに魔法。