ランキングのカラクリ
谷岡一郎
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのEメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2019/04/18 | 掲載終了日 2019/12/05
ぜひ次のハッシュタグを付けてSNS等へご投稿ください:#ランキングのカラクリ #NetGalleyJP
内容紹介
統計のプロフェッショナルが教える数字とデータの「正しい」読み解き方。
教養としての統計学が勝手に身につくビジネス書。
「住みたい街ランキング」「赤ちゃんの名前ランキング」「大学ランキング」「理想の上司ランキング」 「良い病院ランキング」…メディアで報じられるとついつい見てしまう、気になるランキング。
でもその順位、本当ですか?
統計のプロフェッショナルが教える数字とデータの「正しい」読み解き方。
教養としての統計学が勝手に身につくビジネス書。
「住みたい街ランキング」「赤ちゃんの名前ランキング」「大学ランキング」「理想の上司ランキング」 「良い病院ランキング」…メディアで報じられるとついつい見てしまう、気になるランキング。
でもその順位、本当ですか?
おすすめコメント
◇本書「はじめに」より抜粋 「ランキング」、と一口に言っても千差万別。本書でもいろいろなものを扱うが、それらは玉石混交状態である。 いいかげんなランキングもあって、必ずしもそれが悪いとは限らないが、少なくともいいかげんなものを 見極める目は持ってほしい。本書の一番の目的はここにある。 つまりランキングを作る正しい方法論を知り、もしあるならその背後のカラクリを知り、 そして自分で役立ててほしいのである。
出版情報
発行形態 | ソフトカバー |
ISBN | 9784426125356 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
●「このカラクリ 興味深い 実に面しろい」
いやー面白かったです。
ネットギャリーで読める最後のコラムの部分ですが
あそこの偏差値の決め方なんて
もうわくわくしてしまいました。
確かに、平均ってどういう方法で
平均にしているのかをこう裏側で読まないと
(楽しむぐらいならいいけれども)
流されてしまいますよね
3カ月で1000個売れたものが
実は2か月目に1000個買っていった業者がいたら
普通の平均では
333個月に売れているから
次の月も333個とはいかないまでも
少し売り上げが落ちて(0.8掛けてみた)
250個ぐらいずつうれるから 750個なら
大丈夫って計算してしまいがちですが
その人しか買ってくれないとしたら
その人が今後買ってくれるかっていうのに
かかっていてその買ってくれる予定がなかったら
生産しないほうがいいですもんね(笑)
そういうのって私の中ではかなり盲点でした……
平均にたいするおかしさとか
ランキングに対する疑問なんかはったけれども
与えられるデータだから
そこから追及しなかった~
なのでこの本で平均だったりランキングだったりに
より深く興味を持てたのは
私にとって最高でした
数字って、正確ですか。数字を出せば良いんですか。数字ってね作れるんですよ。見たい情報に沿って、統計を出して、それを切ったり割ったりするとね。ランキングだって母集団とか、パーセンテージに対しての実数とか、平均出したってねそりゃ算術平均でしょ。
ってことが実感できました。
とはいえ、仕事で数字数字と言われている身には、これ以上作れませーんとバンザイしたい気分にもなります。
知りたい情報は、それを知りたいであろうと狙った人たちによって提供されているのかもしれない。その裏にあるものに、あなたは気づけますか?と問われているような一冊でした。
あなたはこうして「思い込まされる」(表紙カバーより)
今月一番売れた小説は?今年最大のヒット曲は?などランキングと呼ばれるものは数多くあります。買い物へ行くとお店の人は「この商品が当店で一番よく売れてますよ」なんて言ってます。でも、そういうランキングってホントなのかしら?
アマゾンで新刊のキャンペーンをするときなどは、特定のジャンルの特定の期間に一番になることを目指します。「7月第1週ビジネス部門第1位!」というようなわけです。この情報自体にウソはありません。ただし、この期間に一番を取れるようにオマケをつけたり、サイン会をやったり、CMを打ったりするんです。一度一番を取ってしまえば、次の週からは「一番を取りました」を売り文句にして行けるわけです。
それぞれの都合に合わせて作られる「ランキング」は、ウソではないけれどホントでもないものだって理解していないと、いろんなところで騙されちゃいますね。