バシレウス
呂不韋伝
塚本靑史
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刊行日 2019/04/20 | 掲載終了日 2019/04/22
ハッシュタグ:#バシレウス #NetGalleyJP
内容紹介
秦の中華統一=キングダムを目指せ!
大商団を率い秦軍の輜重も預かるようになるが、呂不韋は戦乱の悲惨を目にし、13歳で王位についた少年王・政と共に中華統一による平和な世を目指し動き出す。折しも、秦の最後の砦、函谷関に数十万の合従軍が押し寄せつつあった。果たして550年間つづいた春秋戦国時代に終わりはくるのか!?
秦の中華統一=キングダムを目指せ!
大商団を率い秦軍の輜重も預かるようになるが、呂不韋は戦乱の悲惨を目にし、13歳で王位についた少年王・政と共に中華統一による平和な世を目指し動き出す。折しも、秦の最後の砦、函谷関に数十万の合従軍が押し寄せつつあった。果たして550年間つづいた春秋戦国時代に終わりはくるのか!?
おすすめコメント
マンガ『キングダム』の実写映画が4月19日より公開予定ですが、ほぼ同じ時代を描いた歴史小説です。史実に記された部分は守りつつ、そうでない部分は自由に空想を広げて描いています。―-主人公呂不韋はアレクサンダー大王の末裔とゆかりがあるなど――。漫画では悪役に描かれる呂不韋ですが、本書では平和をめざし、物流を駆使して活躍。クライマックスの「函谷関の戦い」では、合従軍相手に輜重部隊を率いて戦場を縦横に駆け巡るなど、手に汗握る歴史ロマン小説です。
販促プラン
書店様へ:2019/4/19~『キングダム』映画化にあわせてご展開がおすすめです!
書店様へ:2019/4/19~『キングダム』映画化にあわせてご展開がおすすめです!
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784140057032 |
本体価格 | ¥1,700 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
綺麗に物語を把握できたと言うことはできません。最初は自分の知識と理解力の無さに嘆きたくもなりましたが、いつしか物語の世界に浸っていました。慣れない前半で読むのを止めるという愚行を犯さなくて良かった、と思った作品です。
大きな、とても大きな物語だと思った。正直に言うと、馴染みの無い中国史、見慣れぬ用語に最初はとっつきにくさを感じていたのですが、読み進めていく内に、歴史好き(中国史好き)だけに向けられた物語ではなく、(私のような)ジャンルに精通していない人でも楽しめる壮大なエンターテイメントなのだと気付かされます。呂不韋の旅や家族間のパワーバランスの変化など、一見伝記の要素が色濃いですが、エンターテイメント的な面白さに満ちています。権力を持ち始めてからの呂不韋はときおり傲慢で嫌な感じを受けるのですが、それも人間臭いと言えば人間臭い。ただ物語の一番の盛り上がりである最後の闘いを、丁寧な説明があるものの、イメージ的にうまく喚起できず、そこが個人的に残念に思ってしまいました。