イマジナリーフレンドと
Confessions of An Imaginary Fr
ミシェル クエヴァス・著/杉田 七重・訳
この作品は、現在アーカイブされています。
ぜひ本作品をお好きな書店で注文、または購入してください。
出版社がKindle閲覧可に設定した作品は、KindleまたはKindleアプリで作品を読むことができます。
1
KindleまたはKindleアプリで作品を閲覧するには、あなたのAmazonアカウントにkindle@netgalley.comを認証させてください。Kindleでの閲覧方法については、こちらをご覧ください。
2
Amazonアカウントに登録されているKindleのEメールアドレスを、こちらにご入力ください。
刊行日 2019/04/17 | 掲載終了日 2019/04/17
ぜひ次のハッシュタグを付けてSNS等へご投稿ください:#イマジナリーフレンドと #NetGalleyJP
内容紹介
見えない友だちの奮闘記 ─── 想像上の見えない友だち、イマジナリーフレンド。この作品では、ある少女が想像したジャックという少年が主人公。イマジナリーフレンドである自分の存在を自問自答し、自分を想像してくれた少女から離れて、様々な子ども達のイマジナリーフレンドを経験していくという新感覚のストーリー。リアルな生活の隣にあるファンタジーを軽妙に描きながら、最後は心震わすあたたかなエンディングをむかえる成長物語です。
おすすめコメント
イマジナリーフレンドは、見えない友だち。その彼を、描かないことで描いてくださった、junaidaさんの装画や挿絵も素晴らしいのです。読み終わった後には、ぜひ、カバーをめくってみてください。
イマジナリーフレンドは、見えない友だち。その彼を、描かないことで描いてくださった、junaidaさんの装画や挿絵も素晴らしいのです。読み終わった後には、ぜひ、カバーをめくってみてください。
販促プラン
【全国の書店ご担当者さまの感想です】
ミシェル・クエヴァス『イマジナリーフレンドと』を、ゲラにて一足お先に読了。フラーの"見えない友だち"ジャックは、自分という存在の秘密を知ってしまったコトから、彼女の下を去り、「自由」を求めて旅に出る。
誰にも見えない主人公の自分探しの旅は、何だか次々と沢山の"想像力"に支えられて…!? 「イマジナリーフレンド」とは、直訳すれば「想像上の友達」。 ひとりっ子や長子などに見られる現象(?)だそうで、5人兄妹の次男という、兄でも弟でもある僕は、生きづらさとも無縁だったし、正直、全く埒外の概念だった。
けれど、そうやって大切なものを守っている子がいるのも、今なら解る気がする そんな、イマジナリーフレンドのジャックなのだけれど、コレは是非作品を読んでいただきたいが、アイデンティティの危機に陥る。
すると、想像上の存在だったハズが、"自分"を求めて大冒険を始めてしまうのだ! よく考えたら無茶苦茶なのに、コレはワクワクする。 ……ココから先は君の目で確かめろ! スゴい。スゴいんだ。 素直に、圧倒されてしまった。
そういえば、この間のび太も言っていた。 「僕たちには、想像力があるんだから」って。 人の気持ちは、想いは、無限大だ。 僕は、沢山の家族や友人に支えられて生きてきたけれど、こんな風に、かけがえのないひとりがいるコトだって十二分に自慢だ。
頂いたゲラには、ステキな挿画も添えられていた。 そして、とても、とても素晴らしい粋な仕掛けが施されている。 これは、早く本のカタチになったものを手に取りたい。 この作品、沢山の人に届いて欲しいな。 同じように困っている人にも。 そして、僕のように困ってはいない人にも。知って貰わなきゃ
(三省堂書店神保町本店 竹村さん)
同じ見えない友達がテーマでも『ぼくが消えないうちに』とはまた違った雰囲気のおはなしでした。
全体的に、ジャックが身近な存在で、子どもたちも彼自身の悩みや葛藤を共感しやすいのではないでしょうか。
何も持っていなくても、人間には、自由な想像力が何よりの味方になるっていうことは、生きていくうえで安心感につながりますね。
(丸善丸の内本店 兼森さん)
最後、泣きました。『想像力は時を超えても終わることがない』そして・・・『心の翼を広げたら手を差し伸べてくれる友達が待っている』と言いたくなるような本でした。とても良かったです。
(コメリ書房鈴鹿店 森田さん)
幼い頃、“それ”は私の目にも見えていた。今はもう、見えなくなってしまったけれど、今の私を作ってくれた、かつての宝物達。ジャックを通して、この美しい物語を通して、そんな宝物に、もう一度出会うことが出来ました。
本を読みながら、自分がどんどんと若返っていくような、心がキラキラと透き通っていくような… そんな幸せな時間を過ごしました。
ジャックの語り口が、とても軽快で、ユーモアにあふれていて、読んでいて気持ちがいい!好奇心を、ふわふわの羽毛の先っぽで、こそこそとくすぐられているみたい。読んでいて、自然に笑みがこぼれてしまいます。
幼い日に、不思議の国のアリスや、ミヒャエル・エンデを読んだ時の感覚。次々と出てくる、私の見たことも、想像したこともないモノ。
それらの姿かたちや、手触り・においを必死で想像して、頭がパンパンに膨らんで、 空に浮かび上がってしまうような、そんな感覚が蘇りました。
フラーを語るジャックだったり、マーラの強さだったり、バーナードが見せてくれたとびっきりの魔法だったり、そしてこの、最高のラストシーン!
優しさがあふれ、思わず涙が零れる場面がいくつもありました。
もう、私は大人で、親になってしまったけれど、それは小さい時の自分にかけてあげたかった言葉であり、今の私が、自分の子どもに伝えてあげたいと思う言葉ばかりです。
そして、児童書担当として言わせてもらえば、 こういう物語こそ、読書感想文の課題図書になってもらいたい!いいや、なるべきです!!
今の子どもたちは、この物語に出会って、どんな風に感じるんだろう。映像として与えられることに慣れた今の子どもたちが、どんな風に、想像の翼を広げていくんだろう。この物語に何かを感じとってくれる子どもたちが、今の日本にも沢山いることを願います。
子どもたちに、伝えたい。 見えているものだけが全てではないこと、 想像力の素晴らしさ、 そして、あなたはかけがえのない存在だということ。 沢山の子どもたちと、そして、かつて子どもだった大人たちに、この物語を届けたいです!
(明林堂書店 本間さん)
読みながら、私たちの世界は、こんなにもやさしく、あたたかいと、気づけました。
ジャックの気持ちになり、わくわくしたり、せつなくなったり。私のイマジナリーフレンドは、 いつも本の中にいました。だから幼い頃から本が大好きでした。
ラストはふわーっと光りが満ちて、涙がほろりとこぼれました。たのしく、やさしく、せつなく、うつくしい物語が、たくさんの人に読まれますように。今までになかった新感覚のファンタジー!
目には見えなくても、いつの時代も、過去も、未来も、そばにいてくれる存在に、ありがとう。《世界の鍵は想像力》そう伝わってきました!
(うさぎや矢板店 山田恵理子さん)
私たちの目にこそ見えないけれど、ジャック・パピエ、彼こそは最高のヒーローだ!!!
ユーモアのセンス抜群! 誰かを必要とする子どもたちのために、いつのまにか一生懸命になっている。
彼みたいに誰かの友だちになりたい。じゅうぶん大人だけどそう思いました。
(TSUTAYA中万々店 山中由貴さん)
私の頭の中と心はいつだって自由なことを思い出させてくれました。 そしてそこには一番の味方で理解者も居ることを・・・。
(積文館書店ブックセンター クエスト門司大里店 谷さん)
ほんとうにイマジナリーフレンドはいるのではないかと思うようになりました。人間は3色の色しかみえないけれど、エビはたくさんの色が見える。だったら人間には見えなくても彼らは存在するのではないか。一文一文がユニークで想像力のかたまりのような本だと思います。
(未来屋書店高崎OPA店 堀口さん)
イマジナリーフレンドが主人公、なんて斬新な!! まさに奮闘記。ジャックの強さと前向きなところにあこがれました。そして最後はウルッときてしまいました。課題図書になってほしい! イマジナリーフレンドと共に子どもたちには成長してほしい。
(宮脇書店ゆめモール下関店 吉井さん)
「自分って一体、何?」と悩んでいたジャックの姿は、子どもの頃の自分と重なりましたね。いろいろな経験をする姿はまるでロードムービーを観ているよう。何度もくり返して読んで、ふとした時によかった所やセリフを思い出してしみじみしたくなる。そんな一冊。
(紀伊國屋書店ららぽーと豊洲店 野沢さん)
「イマジナリーフレンド」という言葉をこの本で知りました。最後は感動で心が洗われたような気持ちになりました。Junaidaさんのイラストとぴったりです。
(フタバ図書 TERA広島府中店 沖野めぐみさん)
子どもの頃好きだった本に感じたキラキラに満ちていました。美しい描写、わくわくする物、想像力にあふれた心躍る冒険。あたたかく胸がつまるラストまで、一頁一頁が宝物のような本でした。
(未来屋書店有松店 富田さん)
「あなたには他の誰にも見えないあなただけの友だちがいましたか? 最後にその友だちに会ったときのことを覚えていますか?」
読みながら、こんな文句のPOPを書こうかなんて思っていた。でも、これは「かつて子どもだった」大人に向けての言葉だ。もちろん、大人の人に是非読んでいただきたい本ではある。こういう友だちを必要としている子どもがいることを理解してもらうためにも。
今、まさに「友だち」と共にいる子どもが手に取ってしまったら、いつか来る別れのことをそうぞうさせてしまうのだろうかと思うと、ちょっと怖くもある。
ただ、その別れは必要なものだ。別れる、というよりも、大事な友だちを旅立たせてやるんだ、と、そんな風に考えられるきっかけに、この物語がなるといいなと思う。
(ジュンク堂書店三宮駅前店 池畑さん)
想像の世界でしか生きられないのは嫌だ、と自由を求めていった主人公が、出会った子ども達の成長を助け、役割を果たしながら、自分も(自分の心も)大きく成長していく、これは奮闘記であり、すばらしい成長記でもありました。これから心豊かに育ってゆく子ども達の心の糧となりうる作品だと思います。
(明文堂書店TSUTAYA戸田 坂本さん)
じぶんの存在をかけて、力戦奮闘するジャックが、健気で愛しくて、ぎゅっと、抱き締めてあげたくなりました。
イマジナリーフレンドが、居なかった子供って、いるのかな? きっと忘れてるだけだよ。 だからこそ、ずっと忘れない。との誓いが叶えられる最後に、感動しました。
コンパス、犬、月の光は、全てジャックの存在を象徴している様で、印象的でした。
(フタバ図書GIGA上安店 木ノ下さん)
様々な視点から見れた「イマジナリーフレンド」。不思議な体験ができました。大人も子どもも楽しめる素敵な作品です。
(宮脇書店金沢文庫店 飯島さん)
“イマジナリーフレンド”という言葉は日本ではまだそんなに知られていませんが、こういう風に知ることができるのはいいですね。イマジナリーフレンド目線の物語とは、おもしろいです。きっとお互いにとって一生の親友なんでしょうね、イマジナリーフレンド。
(ブックセンタージャスト大田店 島田優紀さん)
少女の気持ちも、少年の気持ちも、自分と重ね合わせて読むことができて、最後まで読むと涙が目にあふれて……すごく売りたい! 展開したい! と思いました。
(紀伊國屋書店横浜みなとみらい店 堀夏樹さん)
今まで出会ったどの本よりもこの本は私を肯定してくれました。自分を信じることの素晴らしさ、誰か1人でも自分をわかってくれる人のいる心強さをこんなに感じれる物語は中々ありません。私もジャックに会いたい。
(うさぎや自治医大店 江頭杏奈さん)
はじめて目にする風景なのに はじめて来た場所なのに はじめて耳にする音、声なのに どこか懐かしさを感じる瞬間があります。もしかして幼い頃の記憶がそうさせるのか… “かつてこどもだった”私にもイマジナリーフレンドがいたのかもしれないと思わせてくれたお話でした。
(ヤマト屋書店東仙台店 金澤恵さん)
自分が大人になってしまい、色々なものが見えるようになったかわりに、見えなくなったものがたくさんあることに気付かされる。大人にこそ読んでほしい。親子で共有できる1冊だと思います。
(明屋書店厚狭店 小椋さつきさん)
ファンタジーの中に子どもの頃に自分にもイマジナリーフレンドがいてくれたのかもと思いおこして読んでいました。1人でいる事が多かった当時の幼い自分にそっと渡してあげたい1冊です。
(精文館書店おゆみ野店 須山知子さん)
日記をぬすみみているような 何とも言えない物語でした。
(くまざわ書店鷲宮店 吉田あゆみさん)
出版情報
発行形態 | ハードカバー |
ISBN | 9784092906204 |
本体価格 | ¥1,400 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
#netgalley
#イマジナリーフレンドと
ジャックの視点から見える世界、思考が奇想天外でワクワク貰えて面白い。イマジナリーフレンドのレシピや職安があったりと発想が力が素晴らしい。
出逢う子どもたちに元気と勇気を引き出していく粋なヒーロージャックのものがたり。
親目線、子ども目線で感動きっと違って来るお話ぜひ一緒に読んで語り合ってほしい。