論理的思考のコアスキル
波頭亮
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刊行日 2019/04/04 | 掲載終了日 2019/05/09
ハッシュタグ:#論理的思考のコアスキル #NetGalleyJP
内容紹介
論理的思考力習得の決定版!
論理的思考力を確実に強化するには、論理とは何か、思考とはどのような頭脳行為かを原理的に理解したうえで、核となるスキルをトレーニングしていくことが最も有効である。本書では必須となる3つのコアスキル「適切な言語化」「適切な言語化」「分ける・繋げる」「定量的な判断」について、習得のためのプログラムを具体的に、体系的に示してある。
論理的思考力習得の決定版!
論理的思考力を確実に強化するには、論理とは何か、思考とはどのような頭脳行為かを原理的に理解したうえで、核となるスキルをトレーニングしていくことが最も有効である。本書では必須となる3つのコアスキル「適切な言語化」「適切な言語化」「分ける・繋げる」「定量的な判断」について、習得のためのプログラムを具体的に、体系的に示してある。
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784480072153 |
本体価格 | ¥860 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
本作品は論理的思考とは何かを、哲学、言語学、心理学、統計学などの多くの分野の知見を借りながら考えさせてくれる。伝統的な大学には「論理学」の講座があり、しかしそれは、ほとんどの学生が避けるマイナーな一般教養科目だったことを思い出した。社会科学研究者としてこの本を読み、研究方法論の根幹をなす論理学を、大学教育の入口でしっかり修めておくことの重要性を再認識させられた。「感覚や情緒を排し、理性によってこそ客観的に妥当とされる論理的思考が成立するとしたテカルト以来の近代的理性主義に揺らぎが生じ、理性の独立性を前提とした論理的思考は実は幻であったということ」(あとがき)という、前作から15年を経ての著者の振り返りと、それにもかかわらず安易にポストモダニズムに走らない姿勢は、本書の後半で著す著者の論理的思考のトレーニングという実践的応用の考え方が、机上の理論化ばかりに関心のある一部研究者と一線を画しているためであろう。トレーニングの効用についても、巷の啓発本よりはよく仕上がっているが、定量的に検証した結果をもう少し共有してくれると、本書の後半部分でもより説得力が増すと思われる。
●「読んでるだけで 論理的な文章に近づける気がします」
すごい、とってもわかりやすいけれども
とっても文字数が多い(笑)
さすがに論理の本だけあって
論理破綻がないので本当にわかりやすい文章っていうのは
こういう文章なのだろうなっとすごく勉強になる本です。
そして、論理的思考が好きでそういった話し方を
身に着けたい人にはすごく楽しめる本だと思います
とても詳細に、論理とはなにか、論理の考え方が書かれた
丁寧な本です。
図解もあって、すごく勉強になりました
受け手の知識と経験に合わせて話すという例示の中で、学生や各種の職業と並んで「主婦」とあったのには疑問を感じた。ひとくくりにできる対象ではないという点で、論理的ではないと感じた。
既知の内容がほとんどであったが、初めての言葉もあった。なんとなく話がずれていると感じる相手がいる。何がそう感じさせるのかわからなかったが、クライテリア(思考対象を分ける時の“切り口=分類基準”)が適切ではないのだ。頓珍漢な答えに「え?そこ?」と突っ込みたくなるような場合も、これからは落ち着いて対処できそうだ。