水辺のブッダ

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刊行日 2019/05/15 | 掲載終了日 2019/05/17

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内容紹介

川辺で生きるホームレスの父・望太と、都会の闇に溺れゆく孤独な娘・絵里。 絶望と希望。死とエロス。プリズムのようにきらめく、父と娘の“生きる”物語。

川辺で生きるホームレスの父・望太と、都会の闇に溺れゆく孤独な娘・絵里。 絶望と希望。死とエロス。プリズムのようにきらめく、父と娘の“生きる”物語。


出版情報

発行形態 ハードカバー
ISBN 9784093865418
本体価格 ¥1,600 (JPY)

NetGalley会員レビュー

罪を犯し多摩川の河川敷でホームレスとして生きる望太と、新しい家族に馴染むことができず、都会の闇に溺れゆく孤独な女子高生、絵里。

序盤からつづく、同時進行の絶望のなかでも、ときおり描写される、歳時記を思わせられるほどに美しく光に満ちた景色が、読者に対してこれからの未来への希望を持たせてくれる。
そして必ずこの物語はそれに応えてくれる。

僕はこの小説をよんで、辛くも苦しくもなったけど、とても清々しい気持ちにもなり、何か解放されたという感覚も覚えました。
こんなに奥行きのある読後感を味わったのはいつ以来でしょうか。

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