広島力
達川 光男
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刊行日 2019/03/25 | 掲載終了日 2019/03/29
ハッシュタグ:#広島力 #NetGalleyJP
内容紹介
「全力疾走」と「凡事徹底」でセ・リーグ4連覇、そして日本一へ――。
ご存知「たっちゃん」がその強さの秘密を解き明かす、初の著書!!
なぜ「広島」が強いのか?
個性的な人材を育てられるのか?
プロ野球界のみならず、日本は今、人材をじっくり育てることができず、カネで機会を買う風潮がはびこっています。そんな中、広島東洋カープは、ドラフト下位、高卒選手をじっくり鍛え、個性が際立つプレイヤーに育て上げることに定評があります。
なぜできるのか?
他となにが違うのか?
ドラフト4位の三番手キャッチャーから、日本を代表とする選手となった達川光男氏に、プロ4球団での指導者経験も踏まえつつ、「なぜ広島は人を育てられるのか」「強さを維持できるのか」をあますところなく語っていただきます。
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には若干内容が異なる場合がありますが、ご了承ください。
おすすめコメント
単なる野球本を超えた、人材育成にあたる人、ビジネスの勝負に臨む人、すべての人必読の一冊です
単なる野球本を超えた、人材育成にあたる人、ビジネスの勝負に臨む人、すべての人必読の一冊です
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784065154991 |
本体価格 | ¥1,000 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
●「たっちゃん親しみやすかっただけじゃないんだね」
広島でキャッチャー
広島で監督
ソフトバンクでもヘッドコーチをした
達川選手、達川監督、達川コーチの本。
広商つながりで柳田とか出ていただけれども
広島愛にあふれた本でした(笑)
いや、なんとなく珍プレーで同じみで
コンタクトを落としたり
デットボールや自打球で
究極的に痛がったりと
愛らしいイメージの達川選手
(現役時代をほとんど知らない)
でもそのイメージも残しながら
まじめで、野球界 こと 広島を
すごく愛したいい本でした(笑)
私は特に野球ファン、広島ファンという訳ではない。王貞治さんのちょっぴりファンなので、ダイエーホークスをゆるーく応援している。熱烈な広島ファンの父と広島出身の友人がいるが。野球の試合もテレビがついていたら見る程度。沖縄に住んでいるので、いろんな球団がキャンプにくるけど。
この本を読んでみようと思ったのも、父や友人が熱く語る広島カープにはどんな魅力があるのだろうか。そして「人材を育てる広島」というキーワードに興味を持ったからだ。結論からいうと、達川さんのファンになった。そして今季は応援する。広島とダイエーを。「広島流人の育て方」を心に刻む。
本書は達川さんが広商やカープ、またその時々に出会った人々にどのように育てられたかが語られている。「今の時代、当時と同じことはできないけれど」と前置きしているが、時代は変わっても人として大切にしたいことは変わらないし、成長に必要なこともそう変わらないだろう。「あの時代はそうだったよね」と片付けるのは簡単だ。全てにおいて余裕のない今、人材の重要さを痛感している時代もそうないのではないだろうか。だからこそプレイヤーとして一流の舞台で活躍し、一流プレイヤーを育て送り出した経験から学ぶことは多い。
野球ファン、達川ファンならずとも読んで欲しい。特に若手に読んで欲しいな。夢は待っているだけじゃ実現しないし、チャンスをもらっても真っ当に努力しないと夢の中に居続けるのは難しい。夢の世界も苦しいこと、辛いことはあるけど、だからこそ成功した時の達成感、嬉しさもひとしおなんじゃないかな。達川さんの経験はきっと参考になる。達川さんの広島弁での語りだからこそ、心に響いてきた。
広島弁で書かれているので目の前で達川さん本人が
喋っているような錯覚に陥ります。
ソフトバンクホークスでヘッドコーチを受ける際の
星野監督の助言
その年のキャンプでキャッチャーが育たないことでの
衣笠氏の助言
どちらも読んでぐっと来ました。
北別府、大野、松沼兄弟など懐かしの選手から
柳田や甲斐といった現役選手の話まで
引き込まれてあっという間に読みました。
プロ野球ファンは必読の1冊です。