天竜川高校 竜競部!
郁子 匠
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刊行日 2017/11/18 | 掲載終了日 2022/10/16
ハッシュタグ:#竜競部 #NetGalleyJP
内容紹介
何かとヘタレな今村心は、高校入学を機にやりたいことを見つけたいと新入生歓迎会に臨む。
そこで見たのは「竜競部」のド迫力バイクスタント。
バイクに興味を持った心は恐る恐る部の門を叩き、大人びた雰囲気を持つ美人部長、瘧師京子に出会う。
京子のバイク熱に巻き込まれるように入部した心と幼なじみの英子は、 レースエリートの斉藤も加わった4人で7時間耐久レースに挑むことになるが……始まったのは150万円の部費集めだった!?
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が異なる場合があります。ご了承ください。
おすすめコメント
最高の読み応え!問答無用の面白さ!
眩しい青春の1ページを描ききったこの物語は、未来を背負った若者たちだけのものではない。
夢と希望を見失ったすべての大人たちにこそ必要だ。
全力でオススメしたい一冊!
ー内田 剛(三省堂書店営業企画室)
※帯より抜粋。
『バリバリ伝説』など往年のバイク漫画にハマった層には鳥肌もののレースシーンは圧巻。
序盤のレースへ至る道には、意外な社会の理不尽さもあり、青春小説として骨太な作品。
【著者】
郁子 匠(うべ・たくみ): 東京都日本橋生まれ。元アマチュアバイクレーサーで、その経験をもとに書いた『レーシング・ドリーマーズ』が、第6回ジャイブ小説大賞の入選作になる。入選作を改題した『レーシング少女』(ポプラ文庫ピュアフル)でデビュー。走って書けるレーシング作家として、バイクレースに参戦することも。近書に『レーシングデイズ』(『レーシング少女』増補改訂版 マイクロマガジン社文庫)がある。
販促プラン
HONDA協力による、主人公のバイクCBR250RRを実写にて完全再現!
ライダーズカフェ「KUSHITANI CAFE」(http://www.kushitani.co.jp/cafe/index.html)にて実物のバイクを用いた展示を実施!(2018年10月)
HONDA協力による、主人公のバイクCBR250RRを実写にて完全再現!
ライダーズカフェ「KUSHITANI CAFE」(http://www.kushitani.co.jp/cafe/index.html)にて実物のバイクを用いた展示を実施!(2018年10月)
出版情報
発行形態 | 文庫・新書 |
ISBN | 9784896376609 |
本体価格 | ¥694 (JPY) |
関連リンク
NetGalley会員レビュー
「もて耐」を調べると実際にあり驚きました。
著者の郁子氏は元レーサーだけあって
レースの所では細かく描かれていてバイクには乗ったことはありませんが
脳内でレースが展開できました。
お金を集めるシーンでも妙にリアルで、実際の経験だろうか?
と思うほどです。
心と父親、隼人と父親、京子と父親との関係も描かれていて(英子は設定が母子家庭)
単なる学園ものではなく、父と子の物語でもありました。
この物語を読んで、そういえば若かりし頃
当時付き合っていた彼氏がバイク乗りで鈴鹿の8時間耐久レースを
グループで見に行ったなぁ…とか。
映画「汚れた英雄」を見て原作も読んだなぁ。
なんてことも思い出しました。
ちょっと懐かしい気分にさせてくれた青春小説でした。
まず、部活でバイクでサーキットというのに驚き。そんな部活、あるんだ!
私は本を読んでついつい調べてしまう性質なので、今回もその3つのキーワードでググってみました。
あるんですね、二輪車競技部!熊本県立矢部高校という学校にあるみたいです。「排気量50ccのスクーターで、安全確認や一時停止などの法規走行や、与えられた課題をより高い次元でこなす技能走行を競う。」
とのことでこちらはスクーターですが、それでもバイクです。天竜川高校のようにやはり免許も持たず中型バイクなんて高校はやはり難しいでしょうね。
しかも150万円を生徒がスポンサーを見つけてくるということでこれも実際やったら苦情が来そうですが。
今のご時世、スポンサーになってくれるような企業はあるんでしょうか。
なんていろいろ考えながら読みました。
この著者さんは元レーサーだということがあとがきに書いてあり、なるほどそれでいこういったお話が書けるんだなあと思いました、私はバイクのことは全然よくわかりませんがそれでもわかりやすかったです。そして登場人物の一人、ギャクシィ部長こと「瘧師京子」という苗字に負けないくらい読めない苗字です、郁子 匠で「うべたくみ」さん。いろいろと勉強になりました。
夢の見えない高校生達が思ってもいなかったバイクで戦う竜競部に入った。幼馴染の彼女と一緒に入部した「心」は葛藤しながらバイクでの競技にのめり込んでいく。
こんなプロットは今までなかったが、魅力的な竜競部の部長のもと、日々成長していく「心」と「英子」に肩入れしていく。危険な部活動だと反対する生徒会長も本心では応援してくれていたのであった。エンディングは予想外だったが、レースに全力を尽くし悔いない結果でこれもまた高校生らしいと感じた。
お薦め
#竜競部 #NetGalleyJP
「竜競部」の4人のがんばる姿が眩しすぎるっ。(☆。☆)
高校生の部活にバイク?なるほど、専用のレースコースなら可。
私の住む市の隣の市はモータースポーツの街。興味深く読みました。
熊本にリアル部活をする高校生がいるのですね。通学に原付きが必要で...他人ごととは思えません。
高校生ならではのちょっとしたワケありの過去やいがみ合いも好ましかったです。
高校生の資金集めに口出しをする大人が出てくる。
文化系クラブのプログラムに広告を掲載してもらって、資金を集めるのと同じでだよ。
高校生のバイクレース青春小説
初レースがもてぎ耐久というのはチャレンジャーだなぁと思いました
実際同様スポンサー探しが内容のほとんどを占めていますが波乱万丈で飽きさせません
バイクレースを知っている人も知らない人も楽しめる小説です