ぽんぽこ書房 小説玉石編集部
川崎昌平
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刊行日 2019/04/19 | 掲載終了日 2019/04/05
ハッシュタグ:#ぽんぽこ書房小説玉石編集部小説宝石川崎昌平 #NetGalleyJP
内容紹介
売れない文芸誌は滅びてしまうのか!?
ワンマン社長が下した突然の休刊宣言。斜陽と呼ばれて久しい出版業界で、若手編集者のコン藤リンは、作家のため、作品のため、読者のためにあらがい走り続ける! 『重版未定』で話題の作者によるコミック連載に書下ろしを多数加えた待望の単行本化。
売れない文芸誌は滅びてしまうのか!?
ワンマン社長が下した突然の休刊宣言。斜陽と呼ばれて久しい出版業界で、若手編集者のコン藤リンは、作家のため、作品のため、読者のためにあらがい走り続ける! 『重版未定』で話題の作者によるコミック連載に書下ろしを多数加えた待望の単行本化。
おすすめコメント
光文社の文芸誌『小説宝石』にて連載。
ぽんぽこ書房で『小説玉石』の編集者として日夜奔走するコン藤リンたちの日常を、可愛らしいタッチでシビアに描きます。
大好評につき単行本化!
発売に先駆けて一部公開します!ぜひ読んでみてください。
光文社の文芸誌『小説宝石』にて連載。
ぽんぽこ書房で『小説玉石』の編集者として日夜奔走するコン藤リンたちの日常を、可愛らしいタッチでシビアに描きます。
大好評につき単行本化!
発売に先駆けて一部公開します!ぜひ読んでみてください。
販促プラン
『ぽんぽこ書房 小説玉石編集部』の発売を記念して、「ぽんぽこ書房イチオシ文芸書フェア」を開催いたします。
ぽんぽこ書房(ほんとうは光文社)から選りすぐりの文芸書5点を、小説玉石編集部のメンバーが紹介するという企画です。
光文社2月新刊案内に案内書を同送しております。こちらのページからダウンロードすることもできますので是非ご確認いただき、ご参加頂けると幸いです!
『ぽんぽこ書房 小説玉石編集部』の発売を記念して、「ぽんぽこ書房イチオシ文芸書フェア」を開催いたします。
ぽんぽこ書房(ほんとうは光文社)から選りすぐりの文芸書5点を、小説玉石編集部のメンバーが紹介するという企画です。
光文社2月新刊案内に案内書を同送しております。こちらのページからダウンロードすることもできますので是非ご確認いただき、ご参加頂けると幸いです!
出版情報
ISBN | 9784334912796 |
本体価格 | ¥0 (JPY) |
NetGalley会員レビュー
雑誌編集の裏側を描いている一冊。
編集者たちの熱意や葛藤など伝わってきて、ともに熱い気持ちで読んでしまう。
編集という一見、地味に思える職業だが、多くの人たちが魂を込めて懸命に
作っている姿は、とても美しい。
出版業界の用語説明もあり、勉強にもなる作品だ。
反応がビミョー(^^)。
笑っていいのか、笑っちゃまずいのか・・
もちろん同業ではないが関連ではあるので、知ってそうで知らなかったり、知りたくなかったのに
知ってしまいそう・・(^^)。
これってドリフのコントのように、タライが落ちる綱を握っているような感じですかね~。
続きが気になってしまいます。
ここ数年、書店や出版社をテーマにした本、多いですね。息の長い雑誌が休刊したり、有名書店が閉店したり。情報を得る手段が変わりつつある中で影響を受けているのが、本の世界ということなのでしょう。ぽんぽこ書房 小説玉石編集部もまさにそんなところに直面しています。
若手編集者が良い作品に感動している中、突然言い渡される「休刊」の御達し。意気込んで社長に抗議するも、社長の正論にコテンパンにやられてしまいます。そりゃそうですよね。出版社だって利益が出ないのに、想いだけでずっと本を出版することはできませんもんね。それって出版や書店業界だけでなく、どの業界も抱えている問題だったり。
さて。読者は小説玉石編集部の誰なんでしょうね? 誰の立場で課題と向き合っているのでしょうか? 登場人物と自分を照らし合わせてみると、自分の課題への対応の仕方が見えてきます。問題を解決するのは当事者意識なんだなと、ぽんぽこ書房 小説玉石編集部の若手編集者が教えてくれました。
ほのぼのゆるっとした絵ですが、スパーンと切れ味鋭い1冊です。
出版業界のシブ~いリアルがここに!
ぽんぽこ書房小説玉石編集部を舞台に、厳しい出版不況にあらがう編集者たちの姿が描かれます。
読みたい、読まれたい、読んでほしい!という願いだけではもはやどうにもならないほど出版不況は深刻です。
かつて業界の末端で携わった者として、なんとか盛り返してほしいと願わずにはいられないけれど、
それを実現することがいかに難しいことかも想像できてしまいます。
まずはこうした現状をが広く伝わり、知ってもらうことが一歩なのかなと思いました。
厳しい中でもぽんぽこ書房のようにあらがう人たちがいること、熱い想いをもって本を送りだしている人たちがいること。
動物たちをモチーフにしたかわいらしい編集者たちのイラストに、
各場面で専門用語の解説もあり、〝出版業界の今〟がわかる読みやすい1冊でした。
これからどう展開していくのか気になるところで終わり・・・?!社長の言い分もわかるけどコン藤の想いもわかる。実売率を15%から75%へどんな秘策が飛び出すのか。
ぽんぽこ書房は動物を擬人化して書いてあります。
その動物たちがカワイイ。
絵もとてもスッキリしています。
無駄がありません。
動物たちが擬人化されているのに
ペン川銀次だけが、ペンギンの着ぐるみを着ているように
描かれているのが気になるところです。
掃除をしているカッパのおじいさんはひょっとして…とか
今後の展開が楽しみです。
ある日、小説玉石編集室に衝撃の事実が社長から伝えられる。その社長の決断に対し、編集者のひとりである、コン藤リンが行動する!
業界用語の解説もあり、小説の編集室の雰囲気を知ることができます。
休刊の響きの寂しさというか虚しさというか、特に文芸誌は厚みの分やはり書店での存在感があるので、そこに何を置けばいいのかと悩むことが増えつつあります。
内情は知らないことばかりのようなので、
ぜひ続きを読みたいです。武器が何なのか、特に気になります。
続きが気になる。
「編集部ってどういう人(役割)がいて何してるとこ?」もなんとなくだけど分かって、その上で文芸誌休刊に対する思いは同じだけど立場によって考え方や行動が違うんだというのが見えてくる。序盤はコン藤さんが主人公だけど、他のキャラの考えや行動ももっと見せてほしい。社長も。
エンタメとしての読み物というよりは、なんて言えばいいのか、学生の頃学校で配られた著作権問題のリーフレット漫画に近い。
社長からの休刊宣言
休刊にしないための条件
『実売率を15%から75%へ』
はたしてクリアできるのか。
出版社のリアル裏事情。
続きが気になります。
●「世知辛い」
読みました!
世知辛い 15% 75%にする。しかも雑誌で……
いやしかしそこでこおう勇んでしまうのが
現代の無駄な大人なのかもしれない
冒頭のページしか読めなかったのですが
どうやって戦っていくのかはもしかしたら
今の雑誌系版元さんが一案として読むべき
話かもしれません。
川崎さんの本は、
漫画はすらすらと読めて
注釈を読むと、業界の用語がしっかりと
学べるいい本だと思います。
この本も変わらずっぽい
続きは購入してよみます!
可愛い動物に仮託して描かれる出版業界の厳しい現実。窮状を打開する奇策はあるのか。
これは続きが気になるところ。出版業界のみならず、日本全体が閉塞状況にある気がして、
とても他人事と思えないなあ。
採算性ばかりが優先され、本当に継承していくべき文化を平気でつぶしてしまう風潮は
なんとも哀しいものだが、それが日本人のやりたいことなのだろうか。とはいえ芸術には
パトロン(この作品では出版社と読者)が必要だしなあ。ということで、某出版社社長と
某作家のtwitter上でのやりとりと、その何十倍の人達が入り乱れて論争になった事件を
思い出しました。